名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

横浜英和567 「キャンパスの季節の変化、リス遭遇」

2020-04-25 13:44:17 | 日記

それぞれの時間が過ぎていく、

それぞれ一つ一つに、

固有の時間が与えられている、

その固有の時間が過ぎてゆく、

陽炎のはかない時間、

一星雲の無限とも思える時間、

あなたにも、

あなたの時間が与えられている、

何もしなくても、

あなたの時間が過ぎていく、

 

時間は流れるのではなく、

時間は消えていく、

 

生垣の向こうに、

楓の新緑が輝く、

 

 

 

 

何時見ても美しいカエデの若葉、

 

 

   

 

 

 

 

その横に、

余りにも小さな蕾が幾つか、

気づかないで通り過ごしていきそう、

 

 

 

 

桜の黒い老木の幹に、

小さなツタの葉が絡まる、

 

 

   

 

 

ガクアジサイがもう咲きだす、

 

 

 

 

何時もの小学校玄関先の楓、

真紅と緑、

 

 

 

 

白い校舎をバックに、

花みずきの蕾が膨らむ、

 

 

 

 

向こうの垣根には、

ツツジが爛漫と、

 

 

   

 

 

藤棚の向こうに灯籠、

ハインズ庭園、

 

 

   

 

 

こちらは、

どんぐり山の山藤、

 

 

 

 

   

 

 

ここに出会う、

黒リス二匹、

 

 

   

 

 

   

 

 

   

 

 

やっと巡り合う楽しさ、

 

 

職員室の窓の下に、

苺、

 

 

 

 

   

 

 

 

 

ストロベリーの香りにはまだ早い、

異常事態宣言下、

あなたの小さな日常を創ってください、

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


横浜英和566 「青山学院横浜英和小学校、春の先」

2020-04-20 12:17:57 | 日記

青山学院横浜英和小学校、

そして創立140周年、

新しい年度が始まって、

いつの間にか、

日にちが過ぎていく、

自分自身が時間を刻まないと、

時間は消えていく、

 

 

藤棚の藤が咲きだし、

微かな香りが空気に漂う、

 

 

 

 

小さな藤の花が小さく揺れる、

 

 

   

 

 

 

 

日増しに陽が温かくなり、

日差しを感じる、

 

 

   

 

 

ますます勢いを増す薄青色の下草、

 

 

 

 

 

 

 

細い通路のチューリップが消えていく、

 

 

   

 

 

花壇のチューリップは咲き誇る、

 

 

   

 

 

突然、

黒雲が横切る、

 

 

   

 

 

木々は陰影の中に溶け込む、

やがて何事もなかったように、

 

 

   

 

 

 

 

 

日差しが射してくる、

 

 

   

 

 

キャンパスの渡り廊下にも、

人影が消えて久しい、

 

 

   

 

 

やえざくらに夕陽が射す、

 

 

 

 

一日が過ぎていく、

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 


横浜英和565 「横浜英和、キャンパスの響き」

2020-04-19 13:00:14 | 日記

人々は、

それぞれのところで、

新型コロナウイルスと戦い、

それぞれができる、

周りの人たちへの気遣いをしている、

 

小さな子どもも、

子どもなりに、

出口の見えない不安を感じている、

しかし健気に我慢している、

 

『途方に暮れても、

望みを失わない、』

 

 

小学校正門、

新しい表札、

「青山学院横浜英和小学校」、

 

 

 

 

石段を登った右手の、

楓の緑と深紅の葉が映っている、

あなたの顔を映すのは何時なのか、

 

 

 

 

樟の迷路にも、

探検してもらいたい、

 

 

 

 

陽が輝くキャンパス、

 

 

 

 

藤の新芽と校舎、

 

 

 

 

礼拝堂を遠くに見る、

 

 

   

 

 

 

 

栗の木の新芽、

秋にはたくさんのイガグリが成る、

 

 

   

 

 

大島桜が葉桜に、

 

 

 

 

一輪の、

 

 

 

 

その向こうに、

ツツジの坂が広がる、

 

 

 

 

校舎の間の花壇に春爛漫、

 

 

 

 

 

 

 

 

城満天星ツツジの清楚さ、

 

 

 

 

中学高等学校体育館、

 

 

   

 

 

ツタの絡まる桜木、

 

 

   

 

 

花みずきの新芽が芽生える、

 

 

   

 

 

楓の新芽はさらに、

 

 

 

 

本日、

真白き富士の峰、

 

 

 

 

為方尽きれども、

望みを失わず、


横浜英和564 「キャンパスの今」

2020-04-18 10:35:08 | 日記

新型コロナウイルス感染拡大、

対する防衛の努力が限りなく続く、

 

春はあけぼの、

 

 

 

 

誰もいない校舎が続く、

 

 

 

 

小学校体育館が静まり返っている、

 

 

 

 

新芽の公孫樹と常緑の杉、

春の空をバックにすましている、

 

 

 

 

絞りの椿が一輪、

校舎の裏手の土手に咲く、

 

 

 

 

校舎と校舎の間の傾斜地に、

久留米ツツジが人知れず咲き誇る、

 

 

   

 

 

学院正門の門衛所横の土手に、

フリージヤの群生、

今を盛りと、

 

 

 

 

 

その上を覆うように、

牡丹さくらがぼってりと、

 

 

 

 

 

 

白い校舎を背に、

ツツジ、

 

 

 

 

春の突風が吹き抜ける、

 

 

 

 

名残の花びらが揺れる、

 

 

   

 

 

下には、

名の知らぬ、

好みの色彩が広がっている、

 

 

 

 

 

 

花壇のチューリップ、

春一面、

 

 

   

 

 

   

 

 

   

 

 

そして、

夕焼けにキャンパスは閉じられる、

 

 

 

 

外出自粛、

自分を見つめる一時、

そして、

祈りの時、

 

 

 

 

 

 

 


横浜英和563 「キャンパスの春深し」

2020-04-14 12:17:30 | 日記

青山学院横浜英和小学校、

2月28日に一斉休校となり、

その後、

そのまま春休みとなる、

4月6日の始業式を待たずして、

さらに非常事態宣言が発令されて、

始業式そして入学式も行われないままに、

5月6日までも休校は続く、

その先もなお不明のまま、

 

新型コロナウイルス感染の拡大を如何に防ぐか、

それぞれのところで可能な限りの努力がなされている、

医療従事者の方々の限界を遥かに超える活動に、

わたくしたちの心も奮起させられる、

医療現場で働いておられることを聞くことが、

そのような方々が居られるのだという信頼感、

そのことが、

わたくしたちの安心ともなる、

 

流通に携わる方々の働きも、

私たちには見えないようだが、

物資が届くという事実、

日常品がスーパーや商店に届けれれていること、

そのことで、

私たちの生活は安心となり、

心が安らぐ、

 

人は一人では生きていないことを、

日常の生活の中で、

人は改めて深く知った、

 

先の見えないウイルスとの戦いが続いていく、

 

自然は泰然と自然の中にある、

ほんの近くに自然はある、

その中に歩く、

 

梅の小さな青い実がいくつも、

 

 

 

 

楓の新芽の穏やかにして優しさ、

 

 

 

 

 

 

白い満天星つつじが咲きだす、

 

 

   

 

 

花壇の真紅のチューリップ、

見慣れた色彩とは違っている、

 

 

   

 

 

猩々楓と新緑のヤマモミジ、

 

 

 

 

礼拝堂のステンドグラスの陰影、

安らぎの光が見えてくる、

 

 

   

 

 

   

 

 

窓ガラスの十文字、

 

 

   

 

 

気に入りの朝のひと時、

 

 

   

 

 

誰も居ない本館に光があたる、

 

 

 

 

 

 

 

冷気の中に光線が走りくる、

 

 

   

 

 

やがて、

 

 

 

 

   

 

 

学校に隣接する寺院の甍と、

天を突く公孫樹、

 

 

 

 

インゲンやエンドウの野菜の花、

 

 

   

 

 

 

 

絞りの椿の蕾、

 

 

   

 

 

オオデマリが現れる、

 

 

 

 

青い楓を下から仰ぐ、

 

 

   

 

 

隣に葡萄の花の小さな蕾、

 

 

 

 

見過ごしていた多くの自然の、

一つひとつに目をやると、

心が通じる、

大きな自然と、

 

 

新しく入った新入生用の遊具が、

子どもたちを待つ、

 

 

 

 

 

 

日は上り、

日は沈む、

そしてまた日は上る、