上野駅から博物館を通って、
小一時間、
会合の時間を合わせる、
近代美術館の前を通過、
ロダン、
「地獄の門」、
銅像にツバメならぬヒヨドリ、
「考える人」、
「カレーの市民」、
子ども図書館、
なんと重厚な建物、
屋上の避雷針、
建物の隙間から、
不思議な建物、
因州池田屋敷表門（黒門）、
両袖に、
そして門が開かれ、
白梅の老木、
見事、
何故か、
Ｄ５１、
黒田（清輝）記念館、
旧東京音學校奏樂堂、
閑散とした上野の森、
２９日～３月１５日休館、
クラスター拡散阻止、
横浜英和学院
ステンドグラスに和風の調べ、
深い雰囲気の礼拝堂、
そして、
気に入りのステンドグラス二点、
移築の折から、
失われていたステンドグラス、
礼拝堂地下倉庫より、
誇りの中から見つかる、
横浜英和の礎、
旧江戸城、
梅林坂にそぞろ、
梅は白梅に思う、
「加賀白梅」
中に、
淡い紅梅に趣き、
蕾にも春の兆しを、
梅の名に、
「見驚」とか、
ほのかな香りに見送られて、
坂を下る、
流れの止まった水、
森に入ると、
世界が変わる、
木々の息吹が大きく聞こえてくる、
天地が消える、
森を抜けると、
枯れた芝生が広がっていく、
落ち葉が厚さを増す、
陽ざしもまた増す
冬の陽が漏れる、
気に入りの回廊、
日本建築の美を表す斗栱、
衝立による結界、
空間をつなぐ透かし、
扉、
四界、
外周道路の向こうに、
世界が変わり、
新国立競技場の大屋根、
公孫樹のスケルトンに芽生え、
一般社団法人キリスト教学校教育同盟、
早稲田の森の丘に建つ、
その周りに、
煉瓦の教会に朱と漆黒の神社、
素通りして会議に臨む、
スコット記念館とも呼ぶ、
その丘続に、
快晴の空の下、
会議は続く、
