京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
曇り空の朝8時、
烏丸通を挟んだ京都ガーデンパレスの向かいに、
蛤御門、
蛤御門の変の銃弾の跡が今に残る、
明治維新は昨日のように残る、
京都では前の戦いとは応仁の乱とか、
蛤御門を入り京都御所に近づくと、
何時もの椋の巨木に出会う、
京都御所の築地塀が左右に途切れることなく続く、
建礼門、
東の大文字山に向かって、
西の方角に、
京都御苑は黒松の覆われている、
蝉時雨どころか、
御所の蝉は千年の鳴き声となる、
黒松の下に、
キノコを見つける、
9時からの会議に戻る、
7月27日(木)-28日(金)、
京都ガーデンパレエスを会場に、
関西地区夏期学校が開催される、
夜8時に同志社を訪れる、
闇が迫る、
同志社礼拝堂、
森閑とした礼拝堂内、
ステンドグラスも闇に消えていた、
右手に新島襄先生肖像画、
聖壇、
隣りのハリス理化学館、
そして影栄館が闇に浮かぶ、
9時からの打合せに戻る、
東山荘の森を抜ける、
宿舎棟を後に、
季節紅葉の横を通りながら、
東山荘の北側、
東山湖を横に観ながら、
道に沿って数百メートル歩く、
藤棚の下を行く、
空は爽やか、
秩父宮記念公園、
小さな西門から入る、
紫陽花の道を行くも季節は過ぎていた、
突然枝垂れサクラの巨木に出会う、
裏手に芝生が広がり、
茅葺屋根の屋敷が覗く、
周りを檜の森に囲まれている、
隠れ家のようでもある、
玄関、
玄関のシルエット、
居間から緑の外を、
外の竹藪が風にざわめく、
木々の狭間の向こうに向日葵畑を眺め、
振り返ると、
突然シルエットのように富士が泡われる、
檜林の向こうの御花畑に行ってみる、
日本YMCA、
ホタルブクロが揺れる、
夕暮れに、
季節外れのホタルが飛びそうな、
かと思うと、
蜜を吸う蝶々が、
こちらの蝶々の羽根が、
アザミ、
ギボウシ、
緑に輝くシダ、
そして、
輝く彩り、
名残のクチナシの花が、
草創期、
本館への小径が残る、
夕陽の丘に鐘が、
雲が覆い、
富士山は隠れていた、
額縁からも消えていた、
なぜか、
疑似餌がステンドグラスに、
東山荘の正面入口前の道路に沿い、
数百メートルに、
秩父宮記念公園がある、
名残の花を求めて、
山並みが重なる夕暮、
ショウガの白花が寂し気に、