京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
ロクロ、
中心を決めるのが難しい、
経験で身に付けるしかないそうな、
特に高台を削り出すのに、
セッタに乗せての中心合わせは、
さらに難しい、
平鉢と深鉢、
信楽並土成形、
深鉢、
平鉢、
1週間乾燥させて、
高台削りに入る、
何とか、
素焼きに回す、
釉薬、
土の種類に対して、
何を選ぶか、
見本、
先ずは、
両方とも鵜の斑釉を総がけ、
半身に、
白釉をかけ流す、
酸化焼成、
まだまだでした、
土砂降りの雨、
キャンパスには、
まだ誰も来ていない、
グラウンドも一面の雨、
ヒマラヤスギが雨煙の中に霞む、
突然、
雨は止み、
滴が落ちる、
青柿が生き生きと輝く、
滴一滴、
ザクロの実が大きくなっている、
ドングリもまた、
さらに大きくなり、
ピラカンサスの小さな実が、
遥か秋を待つ、
赤い小さな実、
柚のなり年、
キノコ、
名前は知らない、
ウベリアだったか、
菜園の胡瓜、
これは食べてはいけないのです、
ひまわり、
夏はそこまで、
横浜本牧、
三渓園(原三渓旧宅)、
大池、
旧燈明寺三重塔(重要文化財)を臨む、
御門、
京都東山西方寺薬師門、
1708年頃、
白雲邸、
板塀が続く石畳、
その先、
内苑、
旧天瑞寺寿塔覆堂(重要文化財)、
1591年、
気に入りの橋、
亭榭、
三重塔と、
月華殿(重要文化財)、
京都旧伏見城、
1603年、
階段、
そして石畳、
天授院(重要文化財)、
1651年、
鎌倉心平寺跡地蔵堂、
石橋を渡り、
春草蘆(重要文化財)、
腰掛待合、
茶室、
伝織田有楽齋作
東大寺伝礎石、
気に入りの茶室、
聴秋閣(重要文化財)、
1623年、
旧燈明寺本堂(重要文化財)、
1457年、
旧東慶寺仏殿(重要文化財)、
1457年、
明治大正時代、
原三渓、
製糸・生糸貿易商、
各地より本牧の邸宅に移築、
駿河から、
そして広島呉より、
来たる、
土井酒造、
開運純米吟醸、
相原酒造、
雨後の月八反錦、
御見事、
梅雨前線が長らく停滞、
新型コロナウイルス感染続く、
不安定は心が彷徨う、
見える世界と見えない世界、
見ようとすれば感じられる世界もある、
蓮池に大葉がわさわさと揺れる、
蓮の花が音と共に開く、
蓮池から道を横切り、
大池に走る亀二匹、
縁石にたどり着いた一匹、
カメラを構えた途端、
既に道半ばから縁石についていた、
亀とは早いものなのだと驚く、
亀らしい歩みの後ろの亀も、
遅れじと、
水連の池も混み合う、
茅葺の家屋が佇む、
陰影の世界を有する、
囲炉裏のある屋敷、
向かいには、
やはり茅葺の大屋根が、
木々の奥に潜む、
竹藪の奥には、
臥竜梅がのたうつ、
遠くに、
三重塔、
そして風鈴がシルエットとなり、
崩れた洋館の煉瓦の土台、
夏草が覆いかぶさる、
そこに、無数の揚羽蝶が舞う、
幻想の世界、
暫し、
時が止まる、
至福の時に出会う、