京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
春の初めの頃、
利休梅の咲く頃、
夙川の岸に葉桜を眺めながら、
稽古に進む、
床、
花活け、
銘「湖底」
登り窯での焼成、
香合、
主菓子、
今回の趣向として、
小間での灯火のもと、
心ゆるりと、
キャンパスのいたるところ、
校舎を囲むように植栽された白満天星躑躅、
これほど多く植えられた学校は類を見ない、
一つの意味を感じる、
その意図とは何かと好奇心が湧く、
満天星躑躅は樹形を作りやすく、
生垣にも用いられるが、
単一の樹木としても、
株立ちのようとはいえ驚くばかりの大きさにもなる、
小さな緑葉も美しく、
その緑の中に小さな鈴のように咲く花もまた可憐、
葉を落とした枝ぶりも実に冬空に凛とする、
四季に見ごたえのある木であり、
好み、
本館前庭、
庭師による手入れが細やかにされている、
ハインズ庭園とエントランスの境界、
渡り廊下から小学校校舎を遠望、
中学校校舎教室に面して、
回廊に沿って、
ブリテンホール前庭、
道路側の倉庫近辺、
校門脇、
ヒマラヤスギとツツジと満天星躑躅、
そして小さな鐘が鳴り響く、
マーガレットのようでもあるが、
少し小ぶりの、
白と黄色の花が群生している、
花の中に見つけた青虫、
尺取虫が忙しげに、
名残の藤、
熊蜂も花を求めて、
遠くに去って行った、
淡い紫に薄い朱が差す、
好みの青紫に薄朱、
野の花が咲き乱れるキャンパス、
きちんとした花壇でないところが気に入り、
早咲きのガクアジサイ一花、
校舎の前にポピーが揺れる、
色あせたようなオレンジが悲しそう、
その傍に昨年の鉢植えが、
見捨てられていた、
一輪咲き出した花が可憐、
どの花も愛らしい、
横浜英和学院礼拝堂、
横浜山手の丘から蒔田の丘に移築されている、
その際、
規模の関係から2枚のステンドグラスが、
取り置かれていた、
その2枚が礼拝堂の地下室から運び出され、
ステンドグラスに再び光が差した、
淡い光が特徴のステンドグラス、
意匠は和様の紋章、
横浜英和学院を象徴するかのような、
横浜最古のステンドグラス、
マカスリン大会議室、
今年の3月そして4月、
気候の変化の激しさに翻弄される中、
4月2日からの横浜英和小学校勤務、
いささか気持ちばかりで体がダウン、
土曜日伏せる、
日曜の午後には学校説明会、
横浜英和学院、
この上なく心豊かなミッションスクール、
スクールモットー、
「心を清め 人に仕えよ」、
リスの遊ぶキャンパス、
丘の上の木々に囲まれ、
緑の気に満ちる、
季節の花が咲き乱れる、
パステルカラーのステンドグラスが良く似合う、
ヒマラヤスギに陽が射す、
隣りの楓の木の緑葉が風に揺れる、
小学校玄関のステンドグラス、
淡い光を通す、
麦と葡萄、
羊の群れ、
外には、
兎の花が咲く、
初夏を思わせる暖かさ、
シャクナゲが3輪咲き誇る、
取り合わせ、
ソテツの新芽、
楓の新芽、