名古屋季節だより

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そして尾張名古屋からの季節だより

1315 「嵯峨野、落葉の祇王寺」

2017-12-16 06:25:10 | 日記

 平家物語 巻第一 祇王、

 平清盛と祇王 祇女、



 萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草

 いづれか秋に あはではつべき (祇王)



 春の苔の庭に別世界を見る、


 夏の緑のもみじ葉が光を通し、

 辺りは緑の空間になる、


 秋には錦繍の世界が広がり、

 落ち葉となる、



 



 



     



     



 



     



     



 木立の陰までもが、

 額縁に納まる、



     



 



 



 小さな庵がひっそりと時を過ごす、



     



 



 吉野窓、

 虹の窓とも呼ぶそうな、



     



 山裾の宝篋印塔が、

 祇王 祇女 母刀自の墓、

 右の小さな五輪の塔は清盛の供養塔、

 鎌倉時代造、



     



 見上げれば、



 



 嵯峨野路には物語が埋もれている、


 

  

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