名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

横浜英和761 「東京、根津美術館」

2021-07-31 16:47:47 | 日記
過日、
茶道具の美に出会う、




作品は撮影禁止、
やむを得ず、
作品は無し、
しかし、
根津美術館は、
庭に出てその良さを感じる、


  




新緑の小径を辿る、


  


苔むした仏、




四角の切り石から、
湧き出る、




鳥居が並び、
祠に至る、




縦横に小径が走る、



  


腰掛待合、




さらに端正な延べ石を歩くと、


  


茶室に至る、


  




こちらの茶室は、
舟にしつらえて、




少し上ると、


  




筧、


  




  




社の向かいに、
小径が伸び、


  


楓から木漏れ日、






静かな佇まいの灯籠一基、


  


  


緑の空気が満ちている、




一輪のくちなし、


ここは、
南青山6丁目、
東京に緑滴るところもある、








  


  





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横浜英和760 「横浜、港と異人館」

2021-07-16 15:17:05 | 日記
海を通して外国と出会ったとき、
港横浜は出島であった、
外国のすべてはここから始まっていったとか、

新しい世界との出合いを求めて、
ある者は国を出た、

同志社の新島襄もまたその一人だった、

半世紀前には、
横浜からロシアのナホトカ、
ナホトカから列車でハバロフスク、
そしてアエロフロートに乗り、
モスクワに到着、
そしてレニングラードからフィンランドに入った、
そこはヨーロッパだった、


夏になるにつれて、
彩りの花は少なくなるが、
しかし、






気づけば、
そこかしこに、
控えめに咲いている、
  


ほんの狭い土地なのに、
角度を変えると、
世界が違って見えてくる、






  






黒ずんだ壁に、




そして、
港の公園に行きつく、




  


  


外人墓地、






歴史を経た根、


  


こんなところに、
横浜地方気象台、




  


山手の丘に至る、










梅雨がやっと開けるかのよう、






鉄橋を渡って港に戻る、




  


異国への道はまだ開かれている、
















  


















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横浜英和759 「パイプオルガン解体修理、その2」

2021-07-15 13:00:09 | 日記
間近に見るパイプオルガン、
そのパイプの数々、
木製のパイプにはリードが付いている、
これは一見の価値あり、




気に入りのステンドグラスの意匠、


  


このパイプ、









  




こちらの細さにも、


  




  


確かに息を吹き入れると、
高い音が、


かと思うと、
ミサイルのような、






パイプオルガンは内部にこそ、
命が宿っている、
もちろんのことだけれども、
普段は伺い知れない世界、




最も気に入りの意匠、


  

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横浜英和758 「梅雨空の舞岡、黒米」

2021-07-06 13:37:43 | 日記
曇天の舞岡、
横浜は谷と丘の丘陵地帯に位置する、
谷津とか谷戸とか呼ばれる場所に、
段々畑や棚田が営まれている、




ここでは黒米が栽培されている、


  


  


片や沼となり、
萱が茂っている、







都会から少し入ると、
童話の世界に入っていけるところが横浜、
不思議な街、
これは土地の起伏に起因するのだろうか、


懐かしいシオカラトンボが二匹、
オニヤンマとは格段の違い、




  


モンシロチョウとアゲハチョウの違いもまたしかり、


小さな毬栗を発見、




近くに色あせそうなヒマワリ、
夏はこれからだというのに、




繊細なおしべとめしべ、




木下闇に、






それぞれの所にそれぞれが、


すくっと伸びた竹が騒めく、


  


日本の農家一軒、








庭に猩々紅葉が彩りを添える、











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横浜英和757 「コガネムシ一匹、雨上がり」

2021-07-05 10:49:40 | 日記
雨が続く日々、
カブトムシにクワガタはどうしているのか、
気配が消える、


朝顔は大きく花開く、




枯れ木はますます朽ちていく、
サルノコシカケはますます大きくなり、
数を増やしていく、


  


やがて伐採となるのだが、


ブリテンホールの奥、
楠の森に、
幹の根元に、
楠の新芽、


  


そして、
クヌギ林に見つける、




緑に光る、
コガネムシ一匹、


  


夏の太陽はいずこに、




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