京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
青山学院横浜英和小学校、
6年生、
「自然學校」の思い出の景色、
コロナ感染阻止を思い、
不特定多数との出合いを避け、
自然の中に生活する、
宿泊施設、
すでに雪除けの柵が施されている、
雪空の曇天、
ここに至るまでに、
山の中を通り抜け、
さらに通り抜けて、
ダムを車窓に見ながら、
紅葉の中を進んだ、
施設の周りは深い森、
見上げると、
敷地の中に、
資料館として合掌造りが建つ、
もともと此処に在った、
都会と違って冷える、
苔が美しい、
切り株にも、
気に入り、
キノコがひっそりと、
ツタに巻き込まれた幹、
鮮烈な水が湧きいずる、
裏山には白いベールが覆う、
日常性と切り離された世界、
日が暮れていく、
横浜英和学院、
創立期には横浜英和学院は、
山手にあった、
横浜英和の創立期の建物は、
写真でしか残っていない、
再度鎌倉に、
建長寺に夕刻寄る、
総門、
山門(重要文化財)、
柱組みの妙、
仏殿 重要文化財、
法堂 重要文化財、
外陣の柱間、
気に入りの空間、
仏教建築の妙は組み物、
塔の模型にその真髄が現れる、
仏殿と法堂、
法堂、
陰影が美を醸す、
石畳の先に、
唐門(勅使門) 重要文化財、
さらにその奥に、
歴史の刻まれた根、
木根の生命力を感じる、
真柏の老木、
このエネルギー、
梵鐘、
この解説気に入り、
石畳が何所に通じているのか、
いつも気になる、
そして暮れなずむ頃、
ここに日本の夕暮れが広がる、
北鎌倉、
門前を通り、
葉祥明美術館、
さらに沿線を行く、
閉店の欧林堂、
その後、
切通を通り、
鎌倉八幡宮に出る、
名残りの菊を見ながら、
通り過ぎる、
鎌倉彫の店により、
振り返ると、
はて、
見つけた蟷螂、
寒空にどこに行く、
JR原宿駅が新しくなった、
旧駅舎の塔は修復されて残るそう、
往年の原宿を醸す、
線路を挟んで、
明治神宮の敷地が広がる、
百年の造られた森、
木造建築の社、
組物の日本建築の妙、
斗栱の美、
回廊、
連子、
名残りの菊花、
管物の菊花、
あまりにも不思議、
森を抜けて結界を離れる、