名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

791 「西戒壇院・大宰府政庁そして榎社」

2016-04-30 12:54:11 | 日記

 白ツツジの花の向こうに、



 



 西戒壇、



 



 鑑真和上の設けた東大寺戒壇院に対して、

 西の戒壇院、



 



 



      



      



      



 



      



 



 辺りは長閑な野原が広がっている、



 



 



 ネギボウズにモンシロチョウ、



 



 その向こうに都府楼跡が広がる、



 



 



      



      



      
 


 



 山藤が咲く、



 



 



 「あをによし寧楽の京師は咲く花の薫ふがごとく今さかりなり」



      



 



 垣根を抜けて朱雀門の南700mの地、

 菅原道真薨去、


      



 榎社、



      



      



 



 



 菅原道真が大宰府に左遷、

 大宰府政庁に入ることなく、

 都府樓纔看瓦色 觀音寺只聽鐘聲、

 (都府楼は纔かに瓦色を看 観音寺は只鐘声を聞く)



 観世音寺梵鐘、



      



 ゴォーン、


 

 

 

 



 

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790 「観世音寺の昔日」

2016-04-29 06:10:12 | 日記

 大宰府を後に、

 参道を通り、




 



 



 春の野原を行く、



 



 訪れてみたかった観世音寺、



 



 南門は、

 苔むした礎石のみが、



 



 



 苔むした楠の洞、



 



 



 五重塔の礎石が転がっていた、



 


 
 正面に再建の本堂、



 



 



 



 そして、

 かの梵鐘、



      



      



      



      



 僧堂の礎石が連なる、



 



      



 これまた苔むした墓石が、



 



 



 塀のない境内を通り抜けると、

 野原が続く、

 イモカタバミが咲き乱れる、



 



 



 この先に西戒壇院、





       



 

 
 

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789 「初夏の大宰府されど曇天」

2016-04-28 06:14:30 | 日記

 夕刻、

 「太宰府天満宮」に出向く、



      



 鳥居の向こう、



 



 太鼓橋を渡ると、



 



      



 



 



 



 大宰府では、

 梅を思い浮かべるのでしょうが、

 至る所に、

 楠の巨木に出会う、



 



      



      



      



 木々の若葉が、

 辺りの空気を緑に染めている、

 緑陰、

 気が漂う、



      



 



 



 



 回廊の屋根を突き抜けて、



 



 不思議な行事に出会う、

 「くすかき」、



      



 



      



 しかし、

 それでも、

 やはり天満宮には梅、

 「東風吹かば匂ひ起こせよ梅の花、

 主なしとて春な忘れそ」、



       


 「春を忘るな」とも、



      



 



 



 葉梅、



 



 ところで、

 この時期には、

 楓葉の緑が御見事、



 



 



 



 奥の森には紅葉楓、



 



 時雨そうな空模様、



 



 観世音寺に向かう夕暮、



 



 


 




 

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788 「サボテンの世界、一コマ」

2016-04-27 05:54:55 | 日記

 会議の合間の温室、

 会議室の電灯が苔の触手に見えてくる、



      



 



 11時から12時までの休憩、



      



 サボテンの新芽、


 



 



 この整然とした形に驚く、



 



 さらにこれには誰もが納得、



 



 植物とは思えない、

 優しい棘、



 



 こちらは棘そのもの、



 



 流行りの盆栽サボテン、

 三種、



 



 



 



 そしてロウバイのような、



 



 透き通る色、



 



 最後は、

 見事な線が剣のように、



      



 その足元に広がる乾燥地帯、



 



 会議室の飛んで帰る、 
 




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787 「食虫植物のめざめ」

2016-04-26 06:03:36 | 日記

 北海道大学植物園温室、

 不思議な湿度100パーセントの隣室、

 狭い部屋に食虫植物が所狭しと、

 御馴染なれど間近に見ると、



 



 葉の奥に一つ目が付いていれば恐怖が過る、



 



 囚われの身となりしは、

 どなたか、



 



 直径10センチ、

 さらに巨大に成長すればと思うと、



 



 



 何とも言えない、



 



 落ちれば蓋が閉まる、



      



 長さ30センチ、



      



 この触手が一面に広がっていると、



 



 極小の触手が前後左右に微かに揺れる、



 



 その傍に透き通った直径1センチの花が、

 土から顔を出している、



 



 苔の胞子が揺れる、



 



 世界は限りなく広く深い、



 出口に、

 強大化したシダの新芽、



      



 そして振り返ると、

 言葉を失う、



      



 さらに隣のサボテンの華



 



 



 

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