名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

592 「琵琶湖の畔、リトリートセンター」

2015-08-31 08:05:42 | 日記

 同志社びわこリトリートセンターにおいて、

 第2回中堅教員リトリートが開催された、

 北小松、

 琵琶湖の水も、

 ここでは、

 限りなく透明、

 湖畔を渡り来る風もまた、

 涼し、



 



 比良の山を背後に、

 建物は広がる、



 



 玄関を入ると、

 同志社の校章が、

 重ねられたガラスであらわされていた、



      



 不思議なガラスの造形、



      



 琵琶湖の見える2階ロビー、



 



 



 振り返ると、



 



 ガラスのチャペル、



 



 



 



 不思議な天井、

 吸い込まれそうな錯覚、



 



 メタセコイヤの林が続く、



      



      



 風が優しく流れる、



      



 昨年と同じ部屋、
 
 同じところに、

 カマキリが迎えてくれる、

 昨年は、

 ヤモリ、

 やはり下を向いていた、



      



 不思議な出会いの部屋、



 



 中庭のソテツ、

 勢いよく伸びた新芽、



      



 鑓水の流れる敷地に、

 建物がつながる、



 



 背後の山への入り口、

 ペテロの岩とある、

 

      



 苔むした土台石が崩れてある、



 



 はて、



      



 小路が上に続く、



      





 開会礼拝の時間となり戻る、 



 



 

 
 

591 「神社建築の意匠」

2015-08-30 08:52:59 | 日記

 日本建築の妙、

 「仕切り」、

 塗り込められた壁よりも、

 向こうを隠さずに、

 向こうとの結界を示す、

 たとえば、

 露地の止め石なども、





 さて、

 衝立もその一つ、



 


 向こうの見える連子窓、



 


 連子塀、



 


 


 そして柵、



 


 扉に透かし、



      


      


 金具のアクセント、



      


 



 

 屋根もまた、

 不思議な造形、

 緑青の吹いた屋根の連なり、

 この連なりがリズムを生み、

 語り掛けてくる、



 


 


 身近な街のデザインに魅せられる一時、

590 「大阪女学院、陰影の枠」

2015-08-29 20:44:29 | 日記

 長い歴史を刻んだ、

 キリスト教学校、

 大阪女学院、

 その陰影、



      


      


 正面の学院の森を抜けると、



 


 ヘールチャペル、



 


 その礼拝堂内部、







      


 礎、



 


 その陰影、


 


      



 女学院の長い歴史を思う、



 


      


      



 乳白色と透明のステンドグラスに、

 歴史の深さを感じる、



      


 色彩の世界ではなく、

 陰影の世界にこそ、

 女学院中学校・高等学校の歴史が、

 埋め込まれている、





 

589 「下関、梅光学院そして海」

2015-08-28 07:36:09 | 日記

 下関、

 丘の上に梅光学院、



 



 色さまざま、

 個性あふれる一枚一枚の甍、



 



 不思議な階段が続く、

 扉の向こうには何があるのだろうか、



      



 古色の漂う礼拝堂前、



 



 中に一歩入ると、

 一枚板の長椅子が並ぶ、



 



 



 右手に目を移すと、

 ステンドグラスの世界が一面に広がる、



 



 



 



 

     

 華麗にして荘厳、






 本館として使用されていた旧館正面、



 静かさの中に招き入れられる、



 



      
      



 階段上から1階を見る、



 



 



 正面玄関、

 振り返ると、

 下関の町が眼下に広がる、



 



 関門橋を望む、



 



 校舎の狭間から海に通じる、



      



 海、

 雨交じりの海浜、



 



 



 



 



 



      



 



 曇り空の海、

 遠く、

 深い世界に誘う、



 瀟洒なホテルが建つ、

 人は居ない、



 



 角島への端の向こう、

 小さな灯台が覗く、



 



 日本海にして、

 波静か、



 


 



 

588 「栄西と建仁寺そして町屋」

2015-08-27 07:45:44 | 日記

 茶の湯、

 その茶、

 宋より移入した栄西、

 「喫茶養生記」を著し、

 鎌倉に寿福寺、

 京都に建仁寺を創建、



 



 



 回廊の陰からの庭、



 



 庫裏正面の意匠、

 白壁と柱の妙、



 



 栄西廟、



 



 至る所に茶の木、



 



 



 そして門前に祇園が続く、



      



 








 京都市より復元町家として認定された、

 一棟貸町家、

 「正庵」



 



 



 



 



  



 



 



 



 



 



 障子の陰影、



 



 



 台所、



      



 二階より中庭、



      



 夜の町家、



      



 お泊りやす