京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
晴れた暮、
天竜川を渡る、
そして、
浜名湖を渡る、
何事も無く過ぎていく、
凍てつく朝、
冬の揚羽が動かない、
冷たい雨、
その夕刻、
月が赤く上る、
暮、
アドベントの日々、
西洋館が良く似合う、
緑の窓枠がアクセント、
メタセコイヤの並木に、
外交官の家、
学校でもあった西洋館、
旧英国領事館、
西洋館の窓、
ステンドグラス、
窓に季節、
淡い電灯の光の下、
それぞれの部屋に歴史が紡がれる、
2022年12月25日、
日曜日、
早朝の曇天、
やがて、
真白き富士の嶺、
紅葉が覆う、
陽は落ちる、
港横浜、
ペリー来航、
画家ハイネの描くぺりー上陸の絵に、
描かれているタブノキ(玉楠の木)、
その二代目が現在もある、
1854年、
日米和親条約締結もまた、
この地で行われたと言う、
港ヨコハマ、
ベイブリッジを望む、
港の見える丘、
今も変わらぬ運河、
丘に地方気象台、
その横に、
取り残された西洋館の風車、
生垣の向こうに聖公会の聖堂、
別儀ながら、
ホテルニューグランド、
正面階段、