京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
阿蘇の山並に至る所傷跡、
道路が寸断され、
橋が損傷、
復旧工事が続く、
連なる風力発電の羽が落ちる、
無残、
青空を背に柱だけがポツンと建つ、
東海大学農学部前の阿蘇大橋、
陥落、
橋の名前だけが残る、
対岸、
対岸の山の頂上から地崩れ、
山腹に2機の無人の重機が動く、
そして危険の中、
学生アパート群は更地となり、
人気は無い、
残されたバス停、
側に傾いた電柱、
そして、
断層の後、
遠くに京都大学地震研究所の、
白い建物が、
地震の凄まじさを目の当たりにする、
第3回全国災害支援連絡会議、
九州ルーテル学院において開催される、
熊本城被害、
熊本城の魅力は、
天守閣でもなく、
復元なった本丸でもなく、
何重にも巡らされた石垣にあると、
思ってきた、
その石垣が崩れた、
戌亥櫓の石垣崩落、
ほとんど崩れ落ちた石垣、
馬具櫓、
石垣の崩落を免れた、
宇土櫓、
瓦が落ちた天守閣、
復旧工事が行われていたが、
市役所14階から、
無残、
その2、
阿蘇大橋、
熊本地震により被害を受けて、
修復が成ったが、
痛みは心の深くに残る、
第3回全国災害支援連絡会議が、
ここ九州ルーテル学院で開催される、
バス停、
正門を入り、
緩やかな坂を登ると、
中学校・高等学校校舎が見えて来る、
修復なった屋根の煙突、
地震により両方の煉瓦の煙突が落下、
今もその傷跡の凹みが地面に残る、
校舎正面、
中に入りふり返ると、
ステンドグラスが迎える、
時代を感じさせる階段、
階段に鐘が吊るされていた、
古くは、
この鐘で時間を知らせていたのだろうか、
さらに階段を上ると、
礼拝堂に至る、
聖壇、
修復なったパイプオルガン、
木のベンチが並ぶ、
窓ガラスの外に校舎が広がる、
校舎の最上階、
廊下と化粧屋根裏、
部屋への扉と小さなベンチ、
その2、
被災現場、
季節だよりというよりも、
酷暑の中に住み続ける日々、
街を歩くと湿度の高い熱風に、
不快指数が跳ね上がる、
心頭を滅却すれば、
火もまた涼しとは・・・、
涼しげな多肉植物の複雑な美意識、
一覧表、
不思議の世界に入っていく、
暑苦しい世界、
鋭い爪、
なんと、
打って変わって、
柔らかい感触、
はたまた、
ツンツン、
最後に二点、
様々でした、
世界は広い、
夕刻から明日の講演のために出向く、