久しぶりのブログ、
年末から年始へと時間が、
音もなく流れていく、
地上では、
新型コロナ感染の拡大が進む、
収束の兆しさえ見えず、
その渦の中で、
わたしたちは日々過ごしている、
この先の時間を信じて、
「詮方(せんかた)尽くれども
希望(のぞみ)を失はず(文語聖書コリント後書4:8)」、
凍てつくような寒さの日、
しかし、
真っ青な空が広がる、
枯れ木の道に、
落ち葉が、
かさかさと舞う、
小さな里の神社、
石段を上る、
拝殿が見える、
神社の前に、
田圃が続く、
畦道を行くと、
枯れ尾花が銀色に光る、
日本の原風景、
突然ブルーシートの囲われた、
果樹園が現れる、
シルエットの向こうに、
その向こうの畑に、
忘れられたかのように、
里とは、
火の見櫓が所在投げに、
霜の降りた田、
氷の張った、
沼には、
忘れ去られた杭が、
一つ、
そして二つ、
舞岡公園とか、
誰も居ない、
山道がただ続く、
銀色の太陽と、
尾花、
その銀色の光に照らされ、
輝く、
ロウバイ、
世界が一変する、
頂に一本のスダジイ、
下木に赤い実が、
春は何処にありや、
すでに、
ここに、