名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

389 「小樽の海と町並み」

2014-11-30 07:33:02 | 日記



 束の間の時間、

 列車に乗り、海岸を走る、



 


 久しぶりの海に出会い、心が広がっていく、



 


 トンネルの明り取りから輝く海が、



 


 暫くして、小樽に着く、

 山を背にした、格調のある駅舎、



    


 街の至る所に残る、

 時代を感じさせる建物、



    


 蔵の扉が外界を遮断する、



    


 灯り塔、


    


 瓦屋根に、洋風の趣が続く、



 


 重厚な石造りの、

 古き時代の小樽が残っている、 



 


 今は廃線となった、

 北海道最古の鉄路、「手宮線」跡、



    


 柳の下を流れのはやい水路が、
  


    


 溜まりに水鳥が、



 


 この界隈には、また違った趣の建物群が、



 


 蔵の窓を覆う囲いのような、



    


 小樽運河、

 昨年の同じ時期には雪が積もっていたのだが、



 


 街燈が水面に揺れていた、



    


 滑らかな運河に、



    

 
 海岸に出てみると、 



 


 祝津の港、



 


 背後には山が迫る、



 



 ニシン街道だそうな、



    


 旧番屋が残されていた、



 


 干物を狙う、黒猫が、



 


 ランプの意匠の、

 小樽駅に戻り、



    


 小樽を後にする、



 




388 「北の太陽とナナカマド」

2014-11-29 11:16:24 | 日記



 教職員後継者養成ガイダンスに出向く、

 北星学園大学、





 既に日は落ちていた、



 



 千歳空港から、JR札幌駅、



 



 翌朝、陽が昇り、



 



 昇るにつれて、雲に隠れていく、



 



 また、美しい不思議な太陽に出会う、



 



 時間と共に、林が薄らとしてくる、



 



 北海道にはナナカマドがよく似合う、



    



 真っ青な空に変わる、



    



 道庁を通り抜ける、



 



 昨年の同じ時期には、雪に覆われていたが、



    



 池は薄らとシャーベット状になっていた、

 水鳥が忙しなく動く、



 



 空気は冷え冷えとしている、

 少し時間がある、



 



 



 



 









387 「名残の紅葉を借景に町家で」

2014-11-28 16:04:22 | 日記



 高校時代の友人、築85年の町家を購入、

 京都市の指導を受けて、復元、

 京都市指定の町家となる予定で、改修中、

 「一戸貸」として来春グランドオープンを目指す、



 迷惑を顧みず意匠・運営参画、



 中庭から見える名残の紅葉、



    



 座敷 雪見障子から中庭を眺めると、



 



 



 磨き上げられた廊下を、



 



    



 本座敷とは趣を違えた奥座敷、



 



 



 戻り廊下、



    


    



 そうだ、京都に泊まろう、

 ようこそお越しやす、



 季節は巡り、

 日本文化との出会いをこの町家から、




 別儀なれど、

 何時ものように、

 

 

 伏見も近し、

  




 





386 「青山学院の初冬」

2014-11-26 08:06:22 | 日記


 青山学院の正門を入ると、銀杏並木が続く、



    



 その遥か先に、

 大きなヒマラヤシーダーが、

 クリスマスツリーの装いをしながら、

 その時を待つ、



 



 古色な本館が、曇り空に佇む、



    



 そして、間島記念館が青山学院を象徴するかのように、



    



 さらに進んで、

 高等部の校舎が聳える、



 



 



 



 PC講堂という礼拝堂に入ると、



 



 驚くばかりの広さ、

 生徒の礼拝の姿が思い浮かぶ、



    



 ステンドガラスが、外界と結界を造る、



    







 移植かなわず、ベンチとして残った銀杏、

 木目と木肌が美しい、



 


 



 校舎の横に、

 忘れられたように、

 泥にまみれた切り株が、

 そこに、一本の若木を見つける、

 しかも、黄葉しているとは、



    



 見上げると、

 紅葉、



    



 西門の近くに、

 赤と黄色のセンリョウが群生しているのに、

 少し和の世界を思う、



 



 



 季節は移り変わっていく、



 

 



  

 

 

 

 




 













385 「小林一三記念館・人我亭での茶事」

2014-11-25 09:11:57 | 日記


 11月22日、

 茶事のお招きを受けて、

 二人で羽田を後にする、

 雪の富士山に間近に出会い、心も軽やかに、



    



 紺碧の空に白き富士、



    



 美しい、日本の原型、

 南アルプスを望み、

 やがて、大阪は梅田の上を飛び、伊丹に至る、



    



 阪急電車で池田に、

 さらにタクシーで、

 小林逸翁の旧屋敷・雅俗山荘、



    



 アプローチから、



 



 玄関に、



    



 脇の中門を潜って、



    



 茶室、

 人我亭の待合に入る、 



 


  
 



    



 庭には、紅葉・黄葉が輝葉となっていた、



 



 



 



 蹲踞を使い、



    



 席入りすると、



    



 軸を拝見し、

 見事な初炭に魅せられ、



 







 本日は雅俗山荘のレストランで頂き、

 後座となる、



    



 白玉椿と橋場美が、

 実に清楚な趣を醸し、



    



 炭は良きように熾り、



 



 濃茶となる、



    



 これまた見事なお点前を拝見し、

 一座建立となる、


 続き薄茶に進み、



 煙草盆に干菓子が勧められ、



    
 

 団栗に紅葉、



 



 会話が弾み、和やかなうちに御いとまをする、

 皆さまに感謝、

 再会を願って、




 帰路、逸翁美術館に寄る、