名古屋季節だより

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そして尾張名古屋からの季節だより

1323 「暮れなずむ時、 沈黙の青鷺と五位鷺」

2017-12-24 06:57:55 | 日記

 2017年12月24日、

 クリスマス・イブそしてクリスマス礼拝、






 暮れなずむ時、

 ここかしこに沈黙の青鷺と五位鷺に出会う、



 



     



 水面に写す枯れ木、



 



 
 


 湧水と落葉、



     



 五位鷺、



 



 



 



     



     



     


 
     



 



 青鷺、



     



 夜の帳が下りる、






 さらに続けて、

 附けたり、


 キリスト教保育連盟
 
 機関誌「キリスト教保育」

 2017年「12月号風」

 「教師としての戸惑い」

 子どもを教え育てることは、

 自分自身が学び育っていくことを知ることです。

 初めて自分のクラスを持った先生にとって、

 その初めの一か月は、

 ただ子どもの動きに驚き、

 振り回されながらも子どもとの一体感に教師となった喜びを実感します。

 その内一人ひとりの子どもが見えてくると、

 自身の意に沿う子どももいれば、

 自分の思いとは真逆の行動をとり続ける子供も見えてきます。

 子どもがどうして泣き出したのか、

 なぜ反抗するのか分からなくなってしまうこともしばしば起こって来ます。

 教師としての戸惑いが自身の心の中に起こってくるのです。

 教師としての戸惑い。

 夢を抱いて教師となりクラスを持ち子どもたちと一緒に生活し始めたはずなのに、

 子どもの気持ちが離れていくように感じることがあります。

 やってもやっても空回りしていく自分が見えてきます。

 隣のクラスのことが気になりだし、

 自分一人落ち込んでいき、

 疎外感すら感じてしまうことがあります。

 ここに来て初めて日々の子どもとの生活が自分の存在そのものを問うてくることに気付くのです。

 自分はこの仕事を希望して入ったにもかかわらず、

 本当は自分はこの仕事に向いていないのではないか、

 という自らを真摯に振り返る気持ちこそが本当の教師としての出発点なのです。

 表面的な子どもとの出会いではなく、

 全身をもっての子どもとの生活が始まり出した証なのです。

 悩むことは辛いけれど、

 その苦しみがあなたを教師へと導いていることを信じてもう少し頑張ってください。




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