京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
仙台駅から仙石線に乗り替え、
松島海岸に降りる、
駅から右手に暫く海岸を進む、
切通を通り、
砂岩をくり抜いて、
岩窟仏を見ながら、
その先に、
雄島、
朱色の橋から、
奥の細道にも、
石板が至る所に、
風雨にさらされた堂、
島から眺めれば、
そこに松島、
トンネルを抜けて、
現実に戻る、
29日、
やっとというか休みとなる、
各所の大掃除が待つ、
どの家庭もまたそうなのだろう、
コロナ禍が2年過ぎて、
なお収まらず、
異常と考えないで、
常態として乗り越えていく、
希望が生まれてくる、
新しい年をめざして、
突然ながら、
別儀なれど、
日本海側から便り、
どちらも、
稀なること、
四谷から半蔵門に向かって歩くと、
旧江戸城の濠が広がる、
こちらは桜田門濠、
驚くばかりの広がり、
うっそうと茂る森、
名残りの公孫樹、
長閑な冬枯れの土手、
向かいに、
正しく旧司令部、
殊の外な紅葉が
遅れて残す紅の葉、
年も押し迫る、
冬至、
月出、
赤い月、
クヌギ林に月影、
天空に、
富士が現れる、
落葉道、
礼拝堂にも光が、
侘助一輪と蕾、
港横浜の様変わり、
港からウオーターフロント、
高層マンションが林立し、
都内に直結、
しかし、
どこかに海の景色を醸す、
高波、
何時もの景色を真下から撮ると、
横に広がり、
背後、
帆を張ると、
観覧車が良く似合う、
開港から変わらぬ運河、
そして、
紅葉の蔦、
ベイブリッジと養殖筏、
港はどこかに広がっている、
児童生徒たち、
冬休みに入る、