名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

206 「春長閑」

2014-03-31 08:25:53 | 日記
 この頃になると、思い出す歌が、

 「おぼろ月夜」 
 作詞・高野辰之
 作曲・岡野貞一

 菜の花畑に 入日薄れ

 見わたす山の端 霞ふかし

 春風そよ吹く 空を見れば

 夕月かかりて 匂い淡し



 

 



 どこまでも、どこまでも広がる、

 一面の菜の花畑に出向いてみたいと、

 誰しも思うのでしょうか。





 ついこの間まで、12月から1月には、スイセンがそれぞれの地で群生し、

 伊豆半島の爪木、淡路島の瀬黒岩に出向いたことがある。

 越前の群生にも、何れ訪れたい。
 
 都内の鉄道沿線の土手に群生している名残のスイセンを見る、



    



 公園の花壇では、ラッパ水仙が、



    




 不思議な木を、花を見つける、



    



 きぶし、花かんざしのよう、

 
 至る所に見かける、馬酔木も簪に



 



 さんしゅゆの大きな木に見とれてしまう、



    



 これは、・・・。



 



 何だろう、どこかで見たような、林檎の花、さて、

 ハナカイドウだ、そうな



 春の小川は さらさら流る

 岸のすみれや れんげの花に

 匂いめでたく 色うつくしく
 
 咲けよ咲けよと ささやく如く

  (高野辰之・岡野貞一)


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205 「戸山公園に白木蓮と椿」

2014-03-28 07:48:16 | 日記
 昨日の曇よりとした日から、

 白木蓮が浮かび上がる、



    



 白であって白でない、深みのある暖かな「色彩」が漂う、



 



 蕾から少し膨らんだところがこれからを暗示する。



    





 公園には椿の木が多く植えられているが、

 この椿を見ていると、ふと和菓子を思う、

 落ち着いた色合いが何とも、抹茶とともに、いただきたくなるような。



 

 



 
 何時も見慣れた椿の蕾が一つ、葉に埋もれていた。



    

 

 静かで、暖かな日が過ぎる。





 





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204 「2.木場公園の春霞」

2014-03-27 09:08:51 | 日記

 8:15、「機関紙」の最終校正を始める。

 4月号は、6月に神戸女学院で行われる「総会」の提示となる。


 本総会では、規定の議事とは別に、

 協議
 「任意団体であるキリスト教学校教育同盟の一般社団法人への移行設立」の決議

 特別プログラム
 「教育同盟の使命実現に、大規模校に何ができるか

   ―『コングリゲーショナル・チャーチ・アライアンス』の目線から― 」具体的な提示


 時は流れ、

 これまでの便法では如何ともし難いことも多く出てくる。

 誰もがそのことを感じていながら、何も変わらなかった。

 不易流行を語ることは易しいが、

 実際に実行に移して行くには、

 多大なエネルギーが必要となる。

 そのようなときに必要なことは、

 1)めざす目標を、見失わないこと、

 2)諦めず、祈り、願い続けること、

 3)当事者と直接、誠意を持って語り合うこと


 新しく教師となり、

 一年を過ごされた方々は、

 この一年を振り返って何を感じられたでしょうか。

 その感じたことから、次の2年が始まります。






 コナラの木の枯れ葉が落ちずに枝にある。


 


 良く見ると、その中に確かに、新しい葉芽が息吹いていた。


 常緑樹の枯れ葉が一枚、


    




 この木の根元を見ると、

 人は何の木を想像するのでしょうか。


 


 オリーブの木です、
 秋の収穫の時になって初めて、そのことを知るのかもしれません。




 この形を覚えておられるでしょうか。

 ユリの木の花です。

 この間の写真は、枯れた花殻でしたが、

 これは、柔らかなこれから咲こうとする生まれたての姿です。


 
 

 木々にさまざまな生態を見る。




    




 気づこうとしなければ、ただの木として通り過ぎていた。


 身近な生け垣にもさまざまな意匠がある。


 日向ミズキの生け垣、


    


 混植による4段の生け垣、


 


 レンギョウの生け垣、


 



 柊南天の生け垣、


 

 


 エリカとカイズカイブキの2段の生け垣、


    


 無数に生け垣は造られていく、

 その土地、

 その場所には、

 何が似合うかを見極めるところに妙味が生まれてくるとも、
 





 

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203 「木場公園に春が」

2014-03-26 17:04:58 | 日記
 キリスト教学校教育同盟 

 機関紙「キリスト教教育」4月号の最終校正に、

 木場公園に向かう、7:30.

 曇り、

 公園への入口は、秘密の通路に隠されている、



    



 桜の木は、まだ眠っている、



    



 明光と陰影、



 



 天空は雲に覆われていた。



 



 しかし、蕾は確かに開花を待っている。


 近づいてみると、



 



 しだれ桜もまた、出番を待っている、



    



 その向こうの方に見つけた大きな桜、



 


 エドヒガン、と言うそうな、薄墨色が、



 


 
 束の間、光を受けて、明るさを帯びる、



 



 その向こうに、明らかに存在感を示す桜の木が、



 

 



 公園に添った大横川の土手に植えられた河津桜だった、



 

 

 見事としか言いようがない、


  



 桜を背に、ユキヤナギが零れる、



    


 
 白色と緑のさわやかさが、



 

 

 さて、次は、

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202 「日向水木と」

2014-03-25 12:56:14 | 日記
 太陽を集めて照らす、春の朝



    



 日が少しずつ長くなり、長閑な春の日が、ここかしこに生まれてくる。 

 茶の湯もまた、窓を開け放してとも思う日がある。



 



 しかし、炉の季節は、もう少し続く、



    



 花生けの花には、春が、

 日向水木が椿とともに、



    



 確かに、事務所近くの公園には、池に覆い被さらんばかりの水木の花が、



 



 春に黄色がよく似合う、



 

 




 この木肌から何の木かと思うに、しだれ桜、



    



 竹の塀を背に、枝垂れかかった姿は、また格別、



 

 



 もみじ葉は秋の紅葉と思いきや、

 新芽の薄茶もまた宜しい、



 



 開く頃には、万緑となる。



 



 緑青の屋根に、桜がちらほらと、



 



 確かに、春よ、
 
 隣の早稲田大学では卒業式が、

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