京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
名古屋、
綿布商伊東信一氏旧山荘、
明治期、
東から西に雁行形の、
建坪160坪二階建て、
茶室迎西庵に手の長月茶会、
待合、
御軸、
「閑座松風を聴く」
座敷、
露地風仕立て、
仰西庵、
御軸、
「関」、
花籠、
名古屋市セントラル栄、
テレビ塔、
新たに「未来タワー」と、
バスターミナル、
水槽の屋根「オアシス」、
鉄骨の建造物に対して、
何処の街にもある新旧の交差、
交差する狭間に、
どのように、
それぞれの意場所を創り出していか、
見えるものと見えないものとの融合、
自立と祈り、
自立とは、
自分の居場所は自分が作り出していく以外にない、
祈りとは、
目の前の現実の先を見つめられるかにある、
見えないものへの祈りが、
見えるものを変えていく、
知らない間に長月が移り行く、
猛暑がやっと去り、
夏日はなお続くも、
前線が南下したことから、
北方の冷風が南下した、
彼岸を過ぎて、
確かに、
朝晩はほっと息つく、
秋来ぬと、
蓮破れ、
柘榴が実り、
栃の実がたわわ、
奏楽堂にも秋の風が、
森の中にも薄暗闇、
芒、
残り少ない花に誘われ、
色付きだす葉、
秋、
名古屋久屋大通公園、
庭園フラリエ、
水とガラスと緑の空間を構成、
ゆらりと秋蝶が舞い、
秋の蜜を訪ねる、
大都会の真っただ中、
木々に囲まれて、
緑の空間が現出する、
列柱が区切る空間、
彩りが零れる、
奥まった空間に、
四阿、
木々の間に池、
水連が涼風を誘う、
静かなモネの世界、
回廊、
グリーンハウス、
ガラスと緑の世界、
温室とは違う、
観葉植物に囲まれた、
テーブルとイス、
空に通じるガラスの天井、
タニワタリ、
レストランに続く、
空間と天井、
こちらにはBQコーナー、
気に入りのフラリエ、
名古屋市植物園、
日本庭園、
待ちかねた爽やかな秋の訪れ、
藪ミョウガ、
瑠璃色の実、
茅葺屋根の合掌造り、
白い障子窓がアクセント、
軒先の妙、
広間と居間、
主、
陰影の日本家屋、
庭の苔むす木の下、
陽だまりにオミナエシ、
秋の色、
林を抜ける一陣の風にも秋が、
長屋門、
芝の向こうに離れ茶室、
池の周りに蜻蛉が飛び交う、
昔ながらの水車、
骨組みだけの小屋、
雑木林の向こうに、
四阿、