石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月6日本日は国立駅周辺まちづくりについて意見交換をしました

2012年02月06日 | Weblog
 こんにちは、国立駅周辺まちづくりを絶対に成功させたいと考えている石井伸之です

 それにしても、昨日消防団第一分団の点検で、チェーンソーのエンジンを掛ける際に、スターターロープを引く際に無理をしたらしく、左腕が微妙に筋肉痛気味となっており、急に激しい動きをすると悲鳴を上げる体になってしまいました。

 今年の4月で40歳を迎えることから、20代のような無理が出来ないことを肝に銘じたいところです

 本日は午前中に、東日本大震災被災者の方々を励ますチャリティーコンサートを4月に実施する方より、とある要望をいただき、企画部の担当課長へ伝えさせていただきました。

 その後は、市役所で様々な議員や職員と意見交換をしていると、時間がすぐに経過していきます。

 その中で、とある方と国立駅周辺まちづくりにおける駐輪場設置について意見交換をしました

 みなさんもご存じのように豊島区などで「鉄道利用者の自転車駐輪場は鉄道事業運営者が設置するべき」という論調で自治体と鉄道事業者間で議論になっておりますが、どちらかが不利益だからどちらかへ押し付けるというような議論ではなく、国立駅周辺まちづくりをJRさんと国立市が一体的に考えた中で、お互いの利益を勘案して共同で設置するという考え方が将来の協調体制を構築する意味で、大切ではないでしょうか?

 私は民間企業の中堅ゼネコンに就職した後に現場監督として幾つもの現場を経験し、その後は派遣という形で鉄建建設の現場監督を務めた中で、最も重要なことは、より良い工事を安全に仕上げ、どうやって収益を確保していくかどうかにあると思います。それにはあらゆる関係団体の協力支援体制を構築して、お互いが同じ目線で同じ方向を向くことが最重要案件であったと記憶しております。

 JRさんとしても民間企業ですから、バックには大勢の株主が存在し配当を出さなければならないという責任があると共に、日本のトップ企業として地域に貢献していきたいという考え方を持っております。

 そういった意味では、国立駅周辺まちづくりを行うに当たって収益というものを確保しなければなりません

 逆に言うと、JRさんがそれなりに収益が確保できて、国立市の財政負担を極力少なくし、市民の方々に喜ばれる施設が設置され、周辺商店街が共存できるような国立駅周辺まちづくり計画案が策定できるのならば、実現性のある計画として前に進んでいくのではないでしょうか

 何でもそうですが、難しく絡み合う問題を小さな視点で物事を考えている限りまとまらないことは明白です

 極力今の現状を単純化して大きな枠組みの中で物事を考えることによって、肝心要の部分が見えて来ます

 本日も、その方と意見交換を行う中で、自分の考え方が整理され、より良い方向に議論が進展していくように感じました

 そして、将来のまちづくりを考えて、市民の皆様の喜ぶ施設が設置され、まちづくりを完成させたいという欲求は、夢がありワクワクして来ます。

 まちづくり会議に私が最も求めたいところは、この市民の皆様の夢を語っていただき、建設的な意見の中で一本に集約するのではなく、大まかな範囲の中で柔軟性を持たせた集約をしていただきたく思います。

 話を元に戻しますが、国立市が高架下も含めて国立駅周辺まちづくりの具体案をまとめることは能力的に不可能とは言いませんが、JR関連の民間企業に一日の長があるのは周知の事実です

 そこで、JR関連の民間企業に国立駅周辺まちづくりで収益を上げていただくには、国立市土地開発公社が保有し平成26年には28億4000万円で国立市が買い戻ししなければならない4900㎡の土地を安く貸し出すことから始まると思います

 もちろん安く貸し出しても30年や40年というスパンで28億4000万円を返済できる計画を立てたいところです

 4900㎡とJR関連企業の持つ土地、高架下と一連の土地として計画を立てて全体的な計画を作る中で、まちづくり会議において集約した意見を加えていただくべきです

 私はどうもJRさんが収益を上げるということを前面に押し出さない奥ゆかしさのようなものを感じられてしまい、JRさんとしての本音が見えないように思います。

 国立駅周辺まちづくりは間違いなく一つの開発行為ですから、それを行うことによって収益を上げなければならないのは間違いの無い事実です。

 是非とも、財政面でお互いに苦しいところは分かりますが、国立市としてどうすれば支出を少なくして国立駅周辺まちづくりが実施できるかどうか?ということについて、検討していただければ嬉しく思います。

 私としても3月議会で国立駅周辺まちづくりについて丁寧に一般質問を行い、難しい交渉の矢面に立っている佐藤市長の支援をしたいと考えております

 とある方との何気ない意見交換だったかもしれませんが、深い知識を持っている方との議論は大変楽しい時間でした。私自身もまだまだ勉強不足だったという部分がありましたので、更なる知識を得られるように努力して行きたいと思います。


コメント (2)
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