石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

9月7日 一般質問を行いました

2009年09月07日 | Weblog
 こんにちは、午前10時より一般質問を行った石井伸之です。今回の一般質問では、矢川駅・谷保駅エレベーター設置、甲州街道の歩道拡幅、国立駅周辺まちづくり、3人乗り自転車のレンタル制度実施について質問しました。

 矢川駅エレベーター設置に伴う駅舎新築工事は以前9月中の工事着工であると、お伝えさせていただきましたが、結果的に11月中旬に着工し平成23年の完成だそうです。

 平成11年に市議会議員選挙初挑戦の際に矢川駅前で、エレベーター設置を訴えていた際に温かい言葉をかけていただいた方々に対して、ようやく恩返しができますので、後は完成に向けて様々な支援をして行きます。

 逆に谷保駅の方は、改札内のラチ内部分の総工費が5億~7億と試算されただけであって、跨線橋を含む改札外の部分は耐震診断ですらされていない状況ですので、関口市長に対して次回JR東日本の方と会う際に、しっかりと伝えていただくように要望致しました。

 甲州街道歩道拡幅については、東京都よりゆとりある上下1車線にして歩道を拡幅する計画が出されているものの、現在1日の交通量が3万台でありそれが2万台にならないと、難しいとの回答が東京都より示されているそうです。

 他の周辺道路網整備がされないと交通量が減ることは正直なところ難しく、最低でも10年以上先のことになるように思います。そこで、ピンポイントで歩道の狭い部分を改善するように訴えかけ、今回は私がテレビでインタビューを受けた噂の東京マガジンでも放映された、谷保天満宮前交差点の北西側角の部分について取り上げました。(写真をご覧下さい)

 この部分は、ガードパイプとコンクリート擁壁の間は49センチしかなく、これでは車いすは当然のこと、ベビーカーでも機種によっては通り抜けできず、一度車道に出なければ通行できません。そこ以外にも、市役所入口交差点、矢川駅入口交差点の角についても隅切りを行っていただきたい旨の要望をしました。

 是非とも改善を求める意味でも、東京都へ働きかけを要望したところ、努力をしていただけるとの答弁がありましたので、その辺りはできるところから少しずつ変えて欲しいものです。

 国立駅周辺まちづくりについては、どうも市長との答弁が噛み合わず、煙に巻かれてしまったかの印象を受けました。その中でも、国立市土地開発公社所有の国立駅南口駐車場、駐輪場の部分と日本食堂(NRA)の所有する土地、JRの所有する現在は工事ヤードとなっている旧駅舎のあった土地2000㎡を一体的に活用する中で、2000㎡は公共空地として広場用に残し、それ以外の土地を高架下と共に一体活用をすべきと進言したところ、以前の議会では権利関係が錯綜するのでJRとの共同化事業は難しいとの答弁がありました。

 しかし、JRとバラバラのまちづくりはお互いに不幸なことでしかないので、是非とも一体化での事業化を求めたところ、市長からは土地の権利関係さえまとまれば可能であるとの答弁がありました。正直なところ、部長が以前答弁していたことと市長の今の答弁が噛み合わず、どちらを信じれば良いのか不明な状況は質問をする立場としても的が絞れず、核心部分を詰めることができません。

 さらに、高架化工事終了が迫る中で、あまり悠長なことを言っていると、JRとしてもしびれを切らし、独自のまちづくりを行う危険性があると思います。仮の話かもしれませんが、もしもJRが駅前2000㎡の土地に高架駅のワイドビューよりも低い2階程度の建物を建設して名店街を作られてしまえば、それだけ既存の個人商店にとっては大きな打撃になることは間違いないと思います。

 そういった危険性を回避する為にも、JRと共同事業を進めて行き、極力既存商店とは競合せず、逆に集客のできるものを建設すべきであると強く感じております。

 3人乗り自転車のレンタル制度実現については、100%補助が得られるもののどこまでの台数が得られるか不明な状況です。既に三鷹市では10月1日実施に向けて手続きが進められておりますので、国立市も子育て支援に向けて努力していただきたいと思います。

 それにしてもお昼頃に発生した火事は、3棟もの家屋に火が回る大きな被害が出てしまいました。原因は不明ですが、被災された方の一刻も早い回復をお祈りいたします。
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