石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

6月28日本日は教育委員会の傍聴をしました

2006年06月28日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。本日は早朝より会合が入っていたために、谷保駅での朝の市政報告は、石塚議員と松嶋議員にお任せしてしまいました。

 その会合が随分と時間がかかってしまい、午後2時から始まった教育委員会に少々遅れてしまい、2時10分頃に教育委員会室に入りました。部屋に入って見ると傍聴席はすでにほぼ満員状態で、手前の席にどうにか座ることが出来ました。

 本日の目玉は、前回からの継続事項になっている、教育委員会終了後に教育委員の方と傍聴に来ている市民が意見交換場所の設定を求めるといった趣旨の陳情ですが、一概に意見交換といって諸手を挙げて賛成することはできないと言う、慎重な意見が大半を占め、結果的には継続審査となりました。 

 教育委員の方に、自分の意見を表明する為に、国立市教育委員会は要望書や陳情を提出する制度があり、こちらを使って意見を伝えれば良いだけであって、懇談会と言うことで実施すると、仕事等で傍聴に来ることができない市民の方の意見に対する不利益が生じることとなってしまいます。さらに、限られた時間でその意見をどれだけ聞くかと言う部分ついても十分な検討が必要です。さらに慎重な意見があり、教育委員会後に市民の意見を聞く場所の設定には賛成できないところです。ご自分の意見があるときには、要望書や陳情という公平な制度を用いて意見表明を行って行くべきであると考えます。

 次に、今回初めて提出された陳情では、陳情第三号として「国立市教育委員会は、学校教育構想の策定にあたり、法律に基づいて教育が適正かつ公正に行われるように留意するとともに、学校経営の責任者である校長の意見を尊重することを求める陳情」がありました。

 質疑に入ると、公募で選ばれた教育委員が「法律に基づいて、ということはあらゆる法規に縛られるので反対する」という意見表明がされました。(最終的には他の委員の意見を聞いて賛成に回りました)反対の聞いていると、どうも学習指導要領といった現行法規に縛られたくないという一面が見え隠れしておりました。しかし、他の委員や教育長は、この陳情は至極当然であり、学校教育構想の策定に当たっては、校長先生の意見を尊重しなければならないという意見でまとめられておりました。

 なんといっても、現場をまとめているのは校長先生でありますので、教師や保護者の意見を勘案する中で、学校として校長先生の意見が尊重されなければ、何のための学校教育構想であるか理解できません。今後とも、学校教育を前進するためにも校長先生を先頭に教育改革を実施していただきたいものです。
 
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