今日は「休暇考」です。
昨日は水曜日の定休日で「石の華」もお休みでした。お盆休みがなかったので、昨日は1週間遅れの墓参りをしてきました。
先ほど、富山のお客さんから電話があり、昨日いらっしゃったらしいのですが、シャッターが閉まっていた、との話で、あらためて水曜日が定休日だと、お伝えしました。
「石の華」はテナントとしてポルテ金沢に入っておりますので、基本的に定休日はポルテ金沢が決めます。基本は毎週水曜日は定休日なのですが、7月と12月・1月と3月の後半とゴールデン・ウィークは水曜日も営業日になり、先週の水曜日のようなお盆に当たる日も営業日となります。水曜日は休みの時と営業している時が混在していますので注意が必要です。一応、このブログの「おしらせ」には水曜日が営業日になる場合はその事を書いておきますのでチェックしてみて下さい。
私は長くサラリーマンをしていた事もあるせいか、今更ながら小売業の休みの少なさを痛感しております。今、思うにサラリーマン時代は本当に休みが多かったと思います。毎週土・日と祝日及び有給休暇があり、OFFの時間が本当に長かったと思います。現在は連休を取れるのは大晦日と元旦だけですし、7月と12月・1月は休暇がありません。正直、働き過ぎだと思います。開店3年目になり、慣れてはきましたが、当初は疲れました。ただ、自分の好きなお店をやっている、という事もあり、それほど苦にはなっていない、のが正直なところかも知れません。
思うに、サラリーマン時代、特に若い頃は、常に多忙で、いつも時間に追われていたような気がします。私は広告会社の営業だったのですが、いつも原稿を持って走っていたというような記憶があります。また、管理職時代は常に数字に管理され、高ストレスの状態にあったと思います。サラリーマンの休暇の多さはそのストレス度合いを考えると分相応のものだったかも知れません。その分、今は休暇の少なさはそれほど苦にはなっていません。ブログが書けるくらいに時間の余裕がありますし、好きな石に囲まれているだけでも幸せです。
そういえば、ある石友との話の中で、「休みが少ない」という事を言ったら、「毎日が休みのようなものだ!」と言い返されました。その時は「確かに!」とも思ってしまいました。サラリーマン時代はミネラルショーに行くのも趣味としてのOFFの時間でしたが、今では仕事の一環となっております。趣味と仕事は表裏一体なもので、本当に好きな事は趣味も仕事も関係ありません。趣味と仕事の一体化という事は理想的な事かも知れません。
「石の華」の定休日は水曜日なのですが、ここ金沢ではなぜか?水曜日定休日という所が多いような気がします。水曜日に休めるのはうれしいのですが、せっかくの休暇の日に行けるところが少ないのが悩みの種です。どうしていろんな所が、皆同時に、水曜日が休みなのか?良くわかりません。
いずれにせよ、どこにも行けない、という事は、お金を使わなくてよいので、良い事かも知れません。
お金を使う、という事。この事も面白い現象だと思います。世の中、みんながお金を使って経済が成り立ちます。
その昔、手作りアクセサリーについて、お金を使って習うのが趣味で、お金を稼ぐと仕事になる、という話がありました。何となく意味深です。
来週からは当分、毎週水曜日が休暇になります。貴重な休暇を有効利用したいと思っております。