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鉱物の部屋へのいざない

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新聞記事2

2013-08-03 12:25:37 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「新聞記事2」です。既に一度「新聞記事」というタイトルで書いておりました。

昨日のお客さんのひとりから「鉱物のすすめ」という新聞記事の話が出ました。それは北陸中日新聞で5月から月一で書いている連載記事の事です。その記事を私が書いている事を話すと、そのお客さんはその記事に共感を抱いており、今後の連載も楽しみにしているとおっしゃって下さいました。うれしいお言葉でした。

一昨日、小松のパンゲアさんが来店されました。パンゲアさんからも「鉱物のすすめ」の記事の話が出ました。その話をしている時に北陸中日新聞の販売店の方が7月の記事をラミネート加工したものを持って来て下さりました。タイミングの良いシンクロニシティです。

Photo
北陸中日新聞 石川総合面 連載記事 「鉱物のすすめ」

これがそのラミネート加工された記事です。この連載記事を書くことになったきっかけで新聞の定期購読を始めたのですが、販売店さんのサービスで記事のラミネート加工されたものを頂いております。ありがたい事だと思っております。

この連載記事は北陸中日新聞の編集委員だった故・今宮久志さんとのお話の中から生まれた企画です。今宮さんは先月胃がんのため亡くなられたのですが、その一週間ほど前に、私は今宮さんの入院されている病院にお見舞いに行きました。その病室で「鉱物のすすめ」の話になり、今宮さんから石川県産の「金」を出そう、という話が出ました。その時、私は小松市立博物館が金平金山の自然金の標本を所蔵しているという話を聞いた事がある、という話をしました。その時は私も見た事がない標本だったので、自分でもその標本を見てみたいという気持ちがありました。今宮さんは「そうだ!それだ!」とおっしゃった事を鮮明に記憶しております。

今月の連載記事ではその金平金山の自然金の標本を出す予定です。実はその標本は現在公開展示されていません。原物は見れてはいないのですが、石川県鉱物同好会の山本会長が数年前に撮影した写真が見つかりました。その写真を出す予定です。

折しも、小松市立博物館では講演会「金平鉱山と十村石黒家」(講師:見瀬 和雄金沢学院大学教授 8月10日 14:00~15:30)が行われる予定です。この講演会は7月27日に行われる予定でしたが、日程変更になりました。ちょうどその日は「金平金山の自然金」の新聞掲載の予定日と重なりました。またもやシンクロしました。その講演会には私も聴講に行きたいと思っております。

私は今宮さんがサムライ記者だったらしい事を新聞の記事で知りました。金平金山の自然金の記事を書きながら、何となく今宮さんの笑い顔を思い出してしまいました。


コメント
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