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鉱物の部屋へのいざない

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新聞記事

2013-06-14 12:38:05 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「新聞記事」です。

現在、私は北陸中日新聞を定期購読しています。サラリーマンを辞めてからは紙の新聞を止めていて、もっぱらスマホの新聞を読んでいたのですが、今年の2月にスマホも止めましたので新聞記事を読む習慣が途絶えていました。その期間は主にTVやWebからニュース情報を得ていましたので、さほど不自由を感じていませんでした。新聞購読を止めていた期間に困った事といえば、石を包む時や荷物を荷造りする際に役に立った新聞紙が無かった事でしょうか。

そんな私でしたが、先月からはまた新聞購読を始めました。それには訳があります。

実は、先月から北陸中日新聞の朝刊・石川総合面に「鉱物のすすめ」という連載記事を書き始めています。原則、毎月第二土曜日に掲載されます。初回の5月は尾小屋鉱山産の紫水晶・群晶、6月は金平の紫水晶・巨晶を登場させました。今後も石川県産を代表するような鉱物を登場させていきたいと思っています。

で、「新聞記事」です。

今朝の新聞の一面・トップ記事は驚きました。見出しは「金沢大チーム 採取の岩石 マントル内地震の遺物」「国際学会で発表 発生のなぞ 解明期待」です。詳細は記事を読んで欲しいのですが、マントル捕獲岩のかんらん岩の中からマントル内地震によって押しつぶされて固まったとみられる鉱物を発見した、という内容です。この新聞記事はWebでも見れます。

アメリカのモホール計画や日本の地球深部探査船「ちきゅう」による掘削計画等がありますが、人類は未だマントルに到達しておりません。ある意味、地下は宇宙よりも遠い存在です。そのようなマントルの研究は地震のメカニズムの解明にもつながる重要な研究だと思います。

今朝の新聞記事には静岡大の道林教授の言葉も載っておりました。道林教授ご自身も蛇紋岩の研究で地震のメカニズムの解明につながる研究をされておりますが、そのお名前を見て朝日カルチャーセンターでの講座のお話を懐かしく思い出しました。

新聞記事は新しい情報と過去の記憶とを同時に運んきます。人は世の中とは無関係ではいられません。世の中の出来事を知る事は生きて行く為の必要十分条件なのかも知れません。

新聞記事、これからはお悔やみ欄も含めて、毎日、目を通そうと思っています。

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