昨日は貴重な定休日で、天気も良かったので兼六園に行って来ました。なぜ貴重な定休日かと言うと、今日から来年の1月29日(火)まで、大晦日と元旦を除いて連続無休になります。これからは水曜日も営業します。
私は兼六園の紅葉を見るのは初めてです。実は先日TVのニュースで兼六園の紅葉が日本一になったという報道があったのです。これまでそのような話は聞いた事がなかったので、興味津々で行って参りました。
ことじ灯篭と紅葉
唐崎松と紅葉
上の写真はスマホのカメラで撮った兼六園の紅葉です。午後の時間帯で、ことじ灯篭は逆光になってしまいました。人の姿を入れないアングルとタイミングで一瞬で撮りました。下は晩秋の青空と唐崎松と紅葉です。雪吊りの円錐形が美しいと思います。
イチョウの落ち葉
地面に散り積もったイチョウの落ち葉が印象的でした。イチョウは生きている植物化石とも言われ、古生代後期・ペルム紀の2億8000万年前頃に出現しましたが、今では世界に1種しか現存しないそうです。
イチョウの葉の化石は日本ではぺルム紀後期の岐阜県金生山から産出しています。大量のイチョウの落ち葉を見ていると、化石になるのは極まれな特殊な条件がそろったケースなのだろうと思いました。
ハートの模様がある鯉
瓢池で珍しい鯉を見ました。これもTVニュースで話題になっていた鯉です。赤いハートマークが印象的です。鉱物マンガを描かれている「つゆねこ」さんの初期の頃のキャラクターを思い出してしまいました。
昨日は、兼六園をぐるっとまわり、真弓坂から出ました。真弓坂にはいつもどおり巨大なメノウの岩石がありました。写真は撮らなかったのですが、いつもより白く輝いて見えました。ちょうど日が当たっていたからです。
冬になる前の兼六園も良いものだと思いました。