いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

議会迷言(名言)集

2009-03-11 | Weblog
 予算議会が本日からスタ-トした。議会での発言は、実にその方々の出自や人間性を現していて興味深い。ここ数日の迷言をいくつかご披露する。

「そんな卑怯者の意見はきかない」by教育長

こども文教委員会での私の以下の質問に対しての答弁で「卑怯者」と、現場の教員を表現した。

私:教育改革プランや、夢プランでも、現場に示して意見を聞く作業をしていなかったではないか。現場の教員や複数の学校長から「予算もついて計画も出来てしまって、現場でいくら意見を言っても教育委員会は聞いてくれない」と文句を聞く。どんなにすばらしいプランを作っても、現場の教員が協力してくれなければ意味がない。以前、学校の夏休みプ-ル期間延長のときも、トップダウンだった。


教育長:校長会の役員の方々には、プランをお示しして、何度も会合を持っている。蔭でこそこそ言っているような卑怯者の意見は聞かない。

 意見を言っても聞かない、だから仕方なく蔭で文句を言う、この負のスパイラルを消す努力が、現場と教育委員会の間で求められるのに、長のこの発言は問題である。

「うちのほうは空が大きいので‥」by調布地区大地主さんのご子息議員

羽田空港対策特別委員会で、今まで航空機が上空を飛ばなかった、区内高級住宅地調布地区の住民から「最低限の生活環境が犯された」との陳情が提出された。お役人の資料によれば、私のすんでいる地区などより数段「静かな数値」だった。すると、この地区に住んでいるある議員さんが、以下のように意見をした。(ちなみに、彼はお金持ち臭さを感じさせない、朴訥とした好男子である)

騒音というものは慣れかもしれないが、うちのほうは空が大きいので、騒音がより大きく聞こえる。

 そこで、私はヤジで「そうだよな、山ちゃんちから空は見えないよな!」と、同僚で同じ地区のマンションに住む議員をだしに使った。言ってみたい言葉だ!空が大きい!!!!!!

「お手許に資料がないので答弁できません」by経営管理部長

予算委員会で、共産党の執拗な質問攻勢で疲れたのか、言葉に詰まる場面がたびたびあった。そして、学校の改築予算の国、都などの負担金額を聞かれ、自分自身に敬語を発して議場の苦笑をかってしまった。

「区長さんに逆らううんじゃありませんよ」by荒木秀樹議員のお母様

議場で隣席の荒木議員とは、様々な会話をする。彼がお母様の言葉を教えてくれた。

母:秀樹!区長さんは偉くてよい方なのだから、逆らってはいけませんよ。

荒木議員:はい!でも、犬伏はいつも逆らっているんだ。

母:えっ!あの子はとてもいい子だと思っていたのに、そんなに悪い子なんだ!

 すみません!お母さん。悪い子なんです。

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忘れてはならない!東京大空襲の恨み

2009-03-10 | Weblog
 今日は、64年前に米軍により重大な国際法違反の「東京大空襲」が行われた日である。戦勝国が負けた国を事後法でリンチ的に裁いた「罪刑法定主義」という、法学初学者でも知っている法理論無視の「東京裁判」や、死者数が住民数を超えると政治宣伝に使われている実態不明の如何わしい「南京大虐殺」に比べ、この「東京大虐殺」は、明らかに「非戦闘員」の大量虐殺を意図したものである。

 さらには、長崎大虐殺、広島大虐殺など、米軍の犯した国際法違反事例は「確信犯」ですらある。ところが、南京大虐殺や東京裁判における「A級戦犯(国内においては国会決議で名誉を回復されている)」などには、散々糾弾の声をあげる「反日左翼」のみなさんや「エセ平和運動家」「エセ知識人」の方々は、なぜか、これらのわが国々民が「虐殺」されたり「冤罪」に問われたことには、だんまりを決め込む。

 じつは、彼らこそ、GHQが昭和20年12月10日に報道各社に示した「ウオ-ギルトインホメ-ション(日本罪人心理作戦)」の「成果物」であることを、わかっていない。酔っ払いに「お前酔っ払いだろ」と聞いても「いや、酔ってないさ」と言うのと同じことである。

 GHQの「日本は悪い、日本は悪い」という心理作戦と、公職追放により旧帝国大学の学長以下主要な教授陣が「左翼系」になった影響も、その後の知識人、教職員の左傾化「反日化」に拍車をかけてしまった。

 世界中の国で、これほどまでに「自虐的」な国、国民が多い国は日本だけだろう。領土を他国に侵略されていても無関心。大虐殺で同胞が10万人も殺された今日の日も無関心。

 そろそろ、わが国も大和民族が誇る精神性を機軸にした、誇りある国家観を教育し、示す時が来ているのではないだろうか。でないと、正に民族、国家の崩壊をむかえてしまう。その意味では、国家観が希薄な二大政党では、未来が危ぶまれる。でて来い!救世士!

 参考までにWikipediaから「東京大空襲」の記事を一部転載する。


1945年3月9日夜、アメリカ軍編隊が首都圏上空に飛来。22時30分(日本時間)、ラジオにて放送中の軍歌を中断して警戒警報が発令された。同編隊は房総半島沖に退去して行ったため、警戒警報は解除される。ここで軍民双方に大きな油断が生じた。その隙を突いて、9日から10日に日付が変わった直後(午前0時7分)に爆撃が開始された。B-29爆撃機325機(うち爆弾投下機279機)による爆撃は、午前0時7分に深川地区へ初弾が投下され、その後、城東地区にも爆撃が開始された。午前0時20分には浅草地区や芝地区(現・港区)でも爆撃が開始されている。これにより、住民を猛火の中に閉じ込めて退路を断ち、逃げ惑う市民には超低空のB-29から大量の榴弾や機銃掃射が浴びせられた。火災の煙は高度15000mの成層圏にまで達し、秒速25m以上、台風並みの暴風が吹き荒れた。


被害
警視庁の調査での被害数は以下の通り。

死亡:8万3793人
負傷者:4万918人
被災者:100万8005人
被災家屋:26万8358戸

死者数は遺体が早期に引き取られた者は含まれておらず、他に行方不明者も数万人規模で存在することから、実際にはより多い。民間団体や新聞社の調査では死亡・行方不明者は10万人以上と言われる。東京市街地の東半部、実に東京35区の3分の1以上の面積(約41km²)が焼失した。

ちなみに、アメリカ側の損害は撃墜・墜落が12機と、撃破が42機であった。

尚、アメリカ軍は関東大震災(1923年)を徹底的に検証、木造住宅が密集する東京の下町が火災被害に遭いやすいことをつきとめ、そこを攻撃目標としている。よって、関東大震災と東京大空襲の被害地域が重なっていることは決して偶然ではなく、必然なのである。


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あちゃ!!非常電源の点検で停電!システムダウン@大田区

2009-03-09 | Weblog
 世の中は本当になにが起こるかわからないから実は面白い。権力を我が物にしていたと思っていたら、親分が替わって「閑職」なんというのはザラにある話だろう。(大田区では、それがすさまじいが‥)

 今日の午後起きた事件は、これまたビックリである。システムのセ-フテイ-ネットの点検中に本体がダウンして、セ-フテ-ネットも使えない、という事態である。

 問題発生は、大田区北行政センタ-での「非常用電源点検」作業中におこった。なぜか、この点検作業中に、東京電力からこの建物に電気を受け取る大元の配電盤がダウンし、建物全体が停電してしまったのだ。

 北センタ-だけであれば被害も少なかったのだが、この建物には、大田区の多種多様な情報システムを統括する「情報システム課」入居しているから始末が悪い。

 停電の影響で、庁内LANのサ-バ-もダウンして、住基ネットなどとの接続が出来ず、閉庁まで混乱が続いた。そもそも、情報システム課の電源は、5階に別途用意されており、昨年、約9000万円もかけて更新されたはずなのだが、大元が落ちる、などという想定外の事態には対応出来なかったようである。

 この情報システム課の電源更新工事では、「談合破り」が業界内で指摘されていた。現場担当の区職員と綿密な打ち合わせと仕様調整をした区内有力業者が落札へ積極的に動いていた。が、なぜか通常の入札では設定される「最低落札価格(これ以下だと失格となる)」は設定されなかった。

 とすると、通常は予定価格の●●%引きかつ最低価格以上で札を入れる、という戦術が使えなくなる。結果、区内唯一の上場企業の設備屋さんが、当初予定価格の30%以上安く落札した。が、業界では「いくら上場企業でもあの価格では無理。どこかで手抜きをせざるを得ないのでは‥」と囁かれていた。まさか、この工事が影響しているのではないだろうな‥下限のないダンピング合戦は、決してよい買い物とはならないことは、様々な事例が物語っている。

 しかし、非常電源の点検中に本体が停電して、システムダウンとは、消防署が火事になったら、消防車がすべて防災訓練に出かけていて消せなかった、なんていう話である。点検でダウンでは、本当の災害時には、はたして大丈夫なんだろうか、大田区のシステム管理は。

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隠蔽体質の大田区教育委員会に褐!!開示せよ!

2009-03-08 | Weblog
 先日、学校名が非開示となった「5段階評価の学校別割合一覧」の校名開示につき、下記のとおり、異議を申し立てることとした。情報公開審査会の良識に期待したい。乞う!ご期待!


                         平成21年3月9日
               審査請求書
大田区教育委員会 あて

                      異議申立人 犬伏秀一

 公文書非開示(部分開示)決定に対し、下記のとおり異議申立てをする。

                記
1異議申立人住所、氏名、年齢
大田区南六郷3丁目1番1-407号
犬伏 秀一  52歳

2異議申立てに係る処分
平成21年2月18日付け20教指発第12687号による公文書非開示(部分開示)決定処分

3異議申立てに係る処分があったことを知った日
平成21年2月20日

4異議申立ての趣旨
上記2「異議申立てに係る処分」記載の決定を取り消すとの決定を求める。

5異議申立ての理由

①公教育の成果は公開されなければならない

国は平成16年8月10日付け「義務教育の改革案 文部科学大臣 河村建夫」のなかで以下のように述べている。

すべての学校が教育活動や学校運営の成果について評価を行い、結果を保護者・住民に公表する。教員評価を徹底し、優秀な教員を顕彰し処遇に反映させる。問題教員を教壇に立たせない仕組みを強化する。

     大田区教育委員会は非開示の理由として①差別や偏見が生じる恐れがある②根拠のない批判を受け、次年度の評価・評定作業に不当な圧力が加わる恐れがある、と述べているが、上記文部科学大臣発の文書からすれば、著しく筋違いといわざるを得ない。学校間の序列化や過度な競争が行われないよう配慮することは当然であるが、公教育の質の均一性、均等を担保するためにも、公教育の結果は説明責任があると考える。

②機会均等、水準確保がなされていないため公開されなければならない

現場の教師たちは「行政の介入反対」「平等」を訴え、自らの指導力の欠落を反省することなく、学校や教育成果の公開を拒み続けてきた。その結果、教師間の指導力の差は著しく、そのことが放置され、結果として高校進学に重要な基準となる5段階評価に最大10倍もの差が開いてしまうことになった。文部科学省は上述の文書において、下記のように述べている。

憲法第26条の定める国民の教育を受ける権利を保障するため、国は責任を果たすことが必要である。義務教育は、全国どこでも、必要な教育内容・水準が保障され、無償で行われなければならない。このような義務教育の根幹(機会均等・水準確保・無償制)は、国の責任でしっかりと担保する必要がある。

相対評価であった当時は、7%が5段階評価の「5」を取れていたものが、現在の絶対評価では、数学において、区内最低の学校では1.6%、最大の学校では21.9%と大きな開きがある。これだけの開きがある学校をして、はたして機会均等、水準確保と呼べるだろうか。このような実態につき、学校任せにしている大田区教育委員会の体質改革のためにも、公開が必要である。

③東京都教育庁や進学塾で公開している情報を大田区だけが開示しない合理的理由がないから公開すべきである

この資料は、東京都教育庁都立学校入学選抜係において、都内各中学校の評定割合を集計したものであり、都のホ-ムペ-ジ上では今回部分開示されたものと同様、学校名を番号にして公開されている。さらに、同庁総務部総務課文書係にア確認したところ、公文書開示請求があれば学校名を開示する、とのことで、すでに大田区分について1月に開示請求があったと述べている。私自身「区政調査」を理由に、都議会議員経由で、ほんの5分程度で学校名を付した資料を入手できた。

区内大手進学塾は、学校名入の資料を所持しており、保護者説明会では「いじめ」より「成績を取りやすい」区立中学校選びが重要と、各学区周辺の評定割合を保護者に教えている。

このように、東京都や民間が開示している資料を非開示とする大田区教育委員会の対応は「当方は非開示としているが、都や塾が開示したので、我々は悪くない」という、地域や保護者に対する「いい訳」や「保身」としか思えない愚行である。

今、大田区教育委員会がすべきは、評定内容をすべての保護者に開示し、その大幅な差異の原因を、地域、保護者、学校、と一体となって議論、改善することである。情報を開示もせず、改革プランは学校現場の意見を聞かないで策定するような体質を即刻改めるべきが、真の公教育の改革に繋がるのである。

すでに、当該文書の非開示部分は上述したように入手しているので、訴えの利益がない、と思われるかもしれないが、大田区教育委員会自らが開示する決断をことが、大田区の公教育を改善する大きな一歩であると考え、良識ある審査会諸氏のご判断を仰ぐ次第である。

6処分長の教示の有無及びその内容

「この処分については、この処分があったことを知った日の翌日から起算して60日以内に、大田区教育委員会に対して審査請求をすることができます。」との教示があった。 


以上


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祝 反日左翼軍団駆逐@都立大森高校

2009-03-07 | Weblog
 いつの間にか春の「恒例行事」になってしまったものに、都立大森高校卒業式での、反日左翼集団との対峙という「行事」がある。これは、卒業式が行われる高校の校門前に「式典に不釣合いな汚らしい格好」で、君が代、日の丸はんた~い!!のチラシを配る連中を阻止する活動である。

 ある活動的区民のYさんから数年前に教えて頂いてから、毎年「出動」している。例年は、過激派OB(年配者)らも参加者にいるため、所轄の公安刑事が2名張っているが、今年は、過激派の姿はなく、従って刑事の姿もなかった。

 相手集団は、顔なじみになった南部法律事務所の「品がよく礼儀正しい」弁護士さんと、相変わらず「不釣合いな井出達」の高齢者の男性1名、おばさん2名という、例年になくショボいメンバ-だった。左翼集団も「不況」の影響で、反日どころか自分たちの生活防衛で必死なのかもしれない。結構なことである。

 毎年、弁護士さんに「式典に不釣合いな汚い格好をするな」「校門をふさぐな」「チラシの受け取りを強要するな」と要求しているが、今年は「相変わらずの格好」以外は、守っていただいたようだ。「格好」は、そもそも式典には威儀を正す、という発想が、共産主義者や左翼には存在しないのかもしれないから無理だろう。

 さて、高齢者男性と弁護士は、一緒に戦ってくれたYさんが担当し、ほとんどチラシを配れない状況である。私は、高齢者のオバサン二人を担当した。動員でもされたのだろうか、ヘタくそなチラシ配りには、受け取る人も少なく、ほとんど減らない。

 そこで、私が大声で保護者や卒業生に訴えた。

国旗、国歌に敬意をあらわすことは、世界の常識です!

卒業式に非常識なチラシを配る、日本が大嫌いな共産党や左翼のチラシは受け取るのをやめましょう!

お祝いをぶち壊す、このような非常識な行為は迷惑です!

受け取ったチラシは、校門内のゴミ箱にお捨てください!(毎年、校門すぐに、学校側が用意したゴミ箱がある)

 などとやった。素人っぽい、オバチャン二人は散々「非常識!」「反日!」「共産党!」とやられたので、いたたまれなくなったのか、私が声をあげはじめて10分程で、リ-ダ-らしき高齢男性に「そろそろ帰ります」と告げた。男性もメンバ-が自分だけになったので、引き上げ、弁護士も「依頼人」がいなくなったので退散。

 そして、大森高校校門前は「静寂」が戻り、卒業式に急ぐ保護者、生徒たちが、華やいだ雰囲気を盛り上げる、2本の国旗「日の丸」の前をうれしそうにくぐっていく。

 祝 ご卒業!

 反日左翼の皆さん!卒業式という祝賀の場を思想闘争に使うのはお止めなさい!また来年もやるのなら、ス-ツを着ろとはいわないが、もう少し「小奇麗な格好」でいらっしゃいな!

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気をもむ人事異動まで、もうちょっと@大田区役所

2009-03-06 | Weblog
 役所でも会社でも、4月は人事異動のシ-ズンである。大田区でも3月も半ばに差し掛かるころになると「異動先」などが話題になる。前政権の時代も「忠誠心」が相当異動や昇任の評価の対象になっていたが「閑職」に飛ばされた管理職には「本人以外が納得できる、それなりの理由」があった。(詳細は、当時閑職に飛び、現在栄華を極めている方々にお尋ね願いたい。)

 現松原政権では、旧政権以上に、ほとんど北朝鮮の金正日なみに、政権に対する「忠誠心」は、昇任や「異動」に大きな影響を及ぼしている。したがって、上を目指すものは「ウソ」でも忠誠心を誓い、反面、公僕として仕事にのみ「価値」を求める純粋な職員のモチベ-ションは下がる一方である。

 親に虐待された子供、イジメにあった子供が成人して親になると、そのイジメが連鎖し、いや、増幅して、子供を虐待をする、というデ-タ-を何かの勉強会で聞いたことがある。今の、大田区の執行部にいる多くの方々が、過去「閑職」にいたことを考えると、今の状態は「連鎖」といえるかもしれない。

 忠誠心なし!と評価され、閑職に飛ばされても、公務員であり、参事(部長級)や、副参事(課長級)という職位は変わらないから、給与で奥さんに怒られる、という事態は発生しない点が、民間との違いである。

 開き直ってしまえば「閑職」で、定年までの時間を、それなりにすごすことも可能である。それもまた、人生の選択ではないだろうか、とも最近思う。ただ、ここであまり開き直ってしまうと、60歳の公務員の定年から、年金支給開始の65歳までの5年間が厳しくなるから困る。

 大田区職員は、法令の定めはない(先の本会議での答弁)が、60歳定年で、よほど勤務状態が悪くないかぎり、5年間「なんらかの職」を見つけてもらえるのだ。人によっては、定年1日前に退職させて、翌日、任期付職員で「経験あり」として採用して、管理職なんて「厚遇」まである。

 また、本会議の答弁では「独立した法人なので区は関与しない」と言っている、指定管理者たる社会福祉法人や、外郭団体の体育協会、文化振興協会などへの「天下り」は、大田区執行部の「思いのまま」であるから、「忠誠心」は、定年後の生活まで影響するのだから凄い。

 私が「ヒドイ接遇意識だ」と糾弾した、区民ホ-ルアプリコの区OBたる女性館長は、65歳までの通常5年の任期をさらに1年延長する「ご褒美」にあずかるらしい。なぜ??????

 前回の議会や決算委員会では、区長の知らない間に「区長の意向」と言って、取り巻きたちが、旧政権の要職だった方々に「踏み絵」を迫った構図が明らかになった。

 今回の人事異動でも、議会質問ではっきりと「踏み絵」を証言してくれた、代表監査委員、旧政権で経営管理部長の要職にあった、有能な監査事務局長などが、すでに「閑職行き」または「再任拒否」との観測が流れているのは、残念であるし、恐ろしいことだ。

 人事の基本原則は「有能な人間は、自分よりさらに有能な人材を登用するが、無能な人間は、自分より有能な人間は怖くて絶対に登用しない。」といういことである。長い間、経営者だった私は、はたして、どちらだったろうか。多分、後者だったのかもしれない。

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おめでとう 平成21年度自衛官、学生、生徒、入隊予定者

2009-03-05 | Weblog
 今日は、来月から自衛官又は、防衛大学校学生、自衛隊生徒(わが後輩)になる大田区民が、区長を表敬訪問をした。これは、私が区議になる少し前、当時の自衛隊東京地方連絡部からの依頼で、23区中、品川、目黒につぎ3遍目に実現した行事である。(現在は、ほぼすべての特別区で実施)

 区役所5階の特別会議室に集合した若者と保護者は緊張した面持ちで松原区長の到着を待っていた。私は、区議つぉいてではなく、自衛隊大田区協力会、父兄会各理事として毎年陪席の栄にあずかっている。

 区長が到着され、一人一人入隊部隊、入校学校を紹介された。号令をかけたのは、海上自衛隊幹部候補生学校(旧海軍士官学校)入校予定のナイスガイである。会議室に響き渡る大きな号令は、区役所では聞けない若者らしく、頼もしいものだった。

 自衛隊の階級制度の悲しさか、彼が4月1日に付与される階級は、自衛隊大田出張所の所長以外の、どの自衛官より「上位」の階級となる。また、最年少の15歳のO君が4年後に卒業して付ける階級章は、今日参列している大多数の人々が、まだ付けていないであろう階級である。

 さて、区長からの訓示である。自衛官という仕事の重要性、崇高性などに触れられた後、後席にいる保護者に対し「ご心配でしょうが、私も父兄の一人として見守っていきたい」と挨拶された。

 勿論、松原区長のご子息、お令嬢は自衛官ではないし、今回入隊の予定もない。ところが、大田区から自衛隊に入る子供たちの「父兄の一人として」との、挨拶はすばらしい!大田区の区長として、大田区出身の子供たちの「親同然」との感覚をお持ちの挨拶には、参列した保護者の皆さんもさぞかし感動したことだろう。

 私は、時として「反松原派」とレッテルを貼られることが多い。それは、区長選挙で、対立候補を応戦した数少ない区議だったからだろう。しかし、二元代表制で、多くの有権者が、選挙のすえ、私が応援した候補者ではなく、松原氏を選んだことは、民主主義の結果として、評価し受け入れることが必要である、と思っている。これは、清水教育長選任に反対したことと同様である。でないと、国会で議決された「国旗、国歌」につき、気に入らないからと「認めない」とする、バカ教員と、反日左翼の連中と同様の意識構造になってしまう。

 民意が、二元代表制の首長として、松原区長を選び、一方、区議会議員として、辛うじて私も選ばれた。であるとすれば、首長として区長に「民意が選んだ人」として敬意をはらいつつ「是々非々」で物申すのが私のミッションである。従って、よいことは褒め、だめなことはボロ糞に攻める、胡麻をする気もないし、かといって何でも反目するつもりもない。これは今までも、これからも変わらない。

 その意味からも、二元代表制の地方政治には、与党という仕組みは不要どころか、邪魔ですらあるのだ。

 願わくば、一部の「取り巻き」を称する方々に迎合することなく、民意の象徴として行動をしていただきたいものである。

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うお~!!!江戸川区議のお姐様!かわいそう

2009-03-04 | Weblog
 議会というところは、実は「改革」という言葉が最も似つかわしくない場所であるかもしれない。前回の統一地方選挙で「議会改革に真剣に取り組んでまいりました」と、ご自身のチラシに大きく書いてあった現職区議さんには、私と共に議会改革を本気で提唱する他の議員と爆笑してしまった。「え!!誰のこと」と。書いたご本人が、実は「まったく改革派ではない」ことを一番ご存知なのは、自他共に認める方だったのは笑えた。

 全国の志ある地方議員の方々、先進的首長(知事、市町村長)などと、様々な勉強会、交流会でお話をする機会があるが(多分、大田区議会では最多であると自慢している)全国には小さいながら、真剣に議会改革や、行政改革、住民参加に取り組んでいる自治体や議会も少なくない。

 大田区議会は、というと、それらに比べると「ド田舎級」と申し上げて間違いないだろう。議員は当選したら、議員として平等である、はずである。
ところが、多くの自治体(大田区も)は、交渉会派(だいたい3名以上所属)という団体(?)にしか、様々な権利を与えていないのだ。

 二元代表制にとって、与党というのは、国政と違って意味がないし、二元代表制の趣旨を危うくし「大政翼賛会」になってしまう、と再三申し上げているのだが、その慣例になれた多くの「与党議員」には理解されない。

 「与党」があって、楽チンなのはお役人である。「与党」の幹事長だけ「手懐けて」しまえば、残りの議員は幹事長がまとめてくれる。なんとも便利なシステムである。大田区議会は、いまでこそ自民会派が3つにわかれてしまったが、自民18名、公明党12名の二会派だけで、50名定員の過半数を占める。

 従って、お役人は、自民と公明の幹事長さえ説得してしまえば、こっちのものである。残る民主党も、大田区においては「政権与党」なので、国政と違って「絶対安定多数」となる。残り大勢、共産党や私なんぞは、何を叫ぼうが「雑音」程度にしか思っていないのだろう。

 与党の中には、勝手気ままに発言する「一人会派」を心よく思っていない方々もおり、ついには、毎回出来た一般質問を「毎回議会だよりに名前が掲載されるのは、不平等」という、屁理屈で、年2回に制限されてしまった。議員が議会で発言することは、少しでも制限を加えるべきではない、ことが民主主義の基本である。

 民主主義を達成するためには、些かの時間やしきたりは面倒でも仕方がないことなのだが、お役人に都合のよい議会運営になれた人々は、なかなか認めようとしないし、区議会議員に対しては「地域エゴ」や「団体エゴ」の実現だけを望む多くの有権者も、一人の議員の発言より、大会派の「発言力」に期待する。

 と、いささか10年目の虚しさを感じつつ、ネットサ-フィンをしていたら、23区の「ス-パ-ウルトラ超ド田舎議会」があることを知って、驚いた。

 それは江戸川区議会である。上田令子江戸川区議のブログによれば、なんと、江戸川区の予算、決算を審査する、予算、決算、各特別委員会に、一人会派を入れない、という最大級の「イジメ」をやってらっしゃる。

 こいつはヒドイ、というか、裁判ものである。こんなこと大田区でやられたら、地方自治法違反で最高裁まで「地位保全」の訴えをして、マスコミを総動員して戦っちまうな。

 頑張れ、上田区議!負けるな!!それにしても時代遅れの江戸川区議会も考え直せよ!!!!!!議長は誰だ!!!!!!

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こども文教委員会 面白トピック3連発!

2009-03-03 | Weblog
 本日は、昨日に続き、こども文教委員会が開催された。区議会議員として10年になるが、議会やお役所というところは、中にいる人々にとっては極めて「真剣」なことが、さめた目、つまり「世間の常識」から見ると笑えることが多々ある。今日の委員会でのそんな例を3つ。

1.ヤバイと思ったら、あわてて前言を翻すのは、お役所の常識?
 
 共産党の委員の「大田区独自の学力テストは、どこの会社に委託しているのか」との質問に対し、指導室長(教員出身)は「教科書を使用しているので、東京書籍に委託している。教科書に準拠しているのでこの会社にした。」と答弁。これには私が以下のようにかみついた。

東京書籍は、最も自虐的な歴史教科書の出版社として有名である。その会社の教科書を使っているから、その会社に学力試験を委託する、というのはまったく公平性を欠く。教科書会社は、学校長出身者を顧問にむかえ、採択に影響力のある教科部会長の教員に小まめに接触するなど、熾烈な営業活動をしている。

東京書籍に試験業務を委託すれば、東京書籍は「大田区でチャンピオン(本命)宣言」を受けたようなものだ。教育委員会こそ公平、公正を旨とすべきが、なんだ、この有様は。梨畑で帽子を脱ぐんじゃない!

 すると、指導室長は、あっさりと「採択した教科書会社だから決めたのではない。試験問題の記述といい、レイアウトなどが優れていたからだ。」と、数分前の言葉を翻した。さすが、教員から行政職に栄転するだけのことはある。じゃあ、さっきの答弁はウソだったのか、となるのが民間の常識だが、役所では、これでいいのだ!

2.犬伏が文句をいうので、予定にないが報告することにした!

 お役人の議会軽視、マスコミ優先は何度も書いているが、またやってくれた。それは、大田区の小中学校で「学習指導講師」を採用し、基礎学力の向上を図る、という事業についてである。2月20日の新聞各紙に掲載され、大きな反響があった。塾の講師ではなく、区が採用する講師という点、確認テストを再三行う点など、よい施策であると思う。が、なぜ、マスコミに発表して議会の所管委員会に報告がないのか?昨日、教育委員会管理職と雑談していて文句を言った。

 そして、本日である。委員会での所管事務報告は「何を誰が、何の資料を使って、何番目に‥」とレジメのようなものが各議員に事前に配布される。昨日配布された「レジメ」には、この学習指導講師についての報告はなかった。レジメどおり報告がすすみ、事前配布のとおり「社会教育課長」が次の報告をしようと立つと、庶務課長がそれを制した。
 
 と、すかさず、指導室長が挙手をし「私からは、学習指導講師についてご報告を‥」と始めた。事情がわからない社会教育課長はきょとんとしたままである。ははあ~、なるほど、読めた!そういうことか。

 報告が終わると、私が以下のようにかみついた。

お役所の議会軽視、マスコミ優先は、今にはじまったことではない。ところで、指導室長、先ほど社会教育課長が報告をしようとしたら、あなたが突然「事前の資料」にない報告を始めた。これは、昨日、庶務課長に対し、私が「なぜ報告をしないのか」と苦情を申し出たので、予定外だが、あわてて報告をした、ということでよろしいのか。

 指導室長は、困惑して庶務課長のほうを見る。庶務課長が、止む無くうなずく。そこで指導室長は、やっと「そのとおりです」と正直に答弁された。私の苦情を率直に受け入れ、あわてて報告されたことはとりあえずは評価しよう。

 しかしだ、これほど大田区の教育について重要な問題を、所管のこども文教委員会が先月9日にあったにもかかわらず、報告しない。2月12日には、各界の関係者で構成される「大田区教育懇談会」が開催されているが、ここでも報告していない。

 結局、議会や教育懇談会なんぞは、どうでもいい。我々(お役人)が決めるんだ!と勘違いしていないか。あなたたち(役人)は執行機関で、区の意思決定機関は議会なんだ。勘違いしてはいけない!とやった。

 これには、清水繁教育長が噛み付いて反論をしてきた。が、本来、教育委員会事務局次長という部長級が出席しているのだから、次長が答弁すべきが議会の慣例であるが、教育長自らの再三の「参戦」となった。

 どうも、彼の教育長選任について、私が「ある理由」から同意しなかった8名の議員の一人であることが影響しての、「怒り」の参戦のようである。私は、と言えば、民主主義に基づいて、議会が多数を持って彼の教育長選任に同意したのであれば、それは「よし」としよう「お互い仕事だ」というスタンスであるのだが‥それは理解してもらえないようだ。お役人としての私憤が大きいのだろうな。残念!

3.定額給付金は反対だが、入学祝金、出産祝金を提案by日本共産党

 日本共産党は国政において定額給付金に反対をしている。ところが、大田区議会(多分他の自治体にも党中央の指示で同様の提案をしているだろう)において、小中学校の入学祝金(小学生2万、中学生3万)、出産祝金条例(出産5万円)を提出してきた。

 私は、定額給付金については必ずしも賛意を示していないが、今回の共産党の「給付金反対!祝金提案」のロジックは到底理解できない。そこで、以下のように質問した。

定額給付金は、例えば小学生になるお子さんと保護者一人だと32000円もらえる。共産党が提案している祝金だと、小学生は2万円で、定額給付金のほうが「より厚い」ことになるが。

提案された条例内容は、今年4月1日以降小学校中学校に入学する児童生徒を対象としており、条例交付は議決の日とし、申請は3月31日までとなっている。この条文どおりとすれば、3月25日の本会議で万が一可決されたとすれば、区民は26日、27日そして土日をはさんで30,31日の計4日間で申請しないといけない。4日間で1万人もの申請と、その方々に周知するという、あまりにも乱暴な「赤旗」に「わが党が主張した」と掲載するためだけの提案であろう。

残念ながら、大田区議会では自民系18名、公明党12名合計30名であり、このいずれかの賛成を得ない限り、議案は可決されない。その意味で、万一、本気でこの条例を可決しようと思うのなら、これら与党会派に説明と同意を得、さらには、実施する事務方と調整をする必要があるが、それは行ったのか?

 事務方からは「事前の相談はない」との答弁があり、共産党自ら、与党会派には説明はしたが、それ以上の調整はない、との答弁があった。なるほど、やはり選挙向け、赤旗向け、または党中央の指示による提案であることがわかった。こんなもん賛成できるわけないだろうに!

 まあ、こんな感じの都会の「田舎議会」は進んで行く。嗚呼!!!


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