いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

気をもむ人事異動まで、もうちょっと@大田区役所

2009-03-06 | Weblog
 役所でも会社でも、4月は人事異動のシ-ズンである。大田区でも3月も半ばに差し掛かるころになると「異動先」などが話題になる。前政権の時代も「忠誠心」が相当異動や昇任の評価の対象になっていたが「閑職」に飛ばされた管理職には「本人以外が納得できる、それなりの理由」があった。(詳細は、当時閑職に飛び、現在栄華を極めている方々にお尋ね願いたい。)

 現松原政権では、旧政権以上に、ほとんど北朝鮮の金正日なみに、政権に対する「忠誠心」は、昇任や「異動」に大きな影響を及ぼしている。したがって、上を目指すものは「ウソ」でも忠誠心を誓い、反面、公僕として仕事にのみ「価値」を求める純粋な職員のモチベ-ションは下がる一方である。

 親に虐待された子供、イジメにあった子供が成人して親になると、そのイジメが連鎖し、いや、増幅して、子供を虐待をする、というデ-タ-を何かの勉強会で聞いたことがある。今の、大田区の執行部にいる多くの方々が、過去「閑職」にいたことを考えると、今の状態は「連鎖」といえるかもしれない。

 忠誠心なし!と評価され、閑職に飛ばされても、公務員であり、参事(部長級)や、副参事(課長級)という職位は変わらないから、給与で奥さんに怒られる、という事態は発生しない点が、民間との違いである。

 開き直ってしまえば「閑職」で、定年までの時間を、それなりにすごすことも可能である。それもまた、人生の選択ではないだろうか、とも最近思う。ただ、ここであまり開き直ってしまうと、60歳の公務員の定年から、年金支給開始の65歳までの5年間が厳しくなるから困る。

 大田区職員は、法令の定めはない(先の本会議での答弁)が、60歳定年で、よほど勤務状態が悪くないかぎり、5年間「なんらかの職」を見つけてもらえるのだ。人によっては、定年1日前に退職させて、翌日、任期付職員で「経験あり」として採用して、管理職なんて「厚遇」まである。

 また、本会議の答弁では「独立した法人なので区は関与しない」と言っている、指定管理者たる社会福祉法人や、外郭団体の体育協会、文化振興協会などへの「天下り」は、大田区執行部の「思いのまま」であるから、「忠誠心」は、定年後の生活まで影響するのだから凄い。

 私が「ヒドイ接遇意識だ」と糾弾した、区民ホ-ルアプリコの区OBたる女性館長は、65歳までの通常5年の任期をさらに1年延長する「ご褒美」にあずかるらしい。なぜ??????

 前回の議会や決算委員会では、区長の知らない間に「区長の意向」と言って、取り巻きたちが、旧政権の要職だった方々に「踏み絵」を迫った構図が明らかになった。

 今回の人事異動でも、議会質問ではっきりと「踏み絵」を証言してくれた、代表監査委員、旧政権で経営管理部長の要職にあった、有能な監査事務局長などが、すでに「閑職行き」または「再任拒否」との観測が流れているのは、残念であるし、恐ろしいことだ。

 人事の基本原則は「有能な人間は、自分よりさらに有能な人材を登用するが、無能な人間は、自分より有能な人間は怖くて絶対に登用しない。」といういことである。長い間、経営者だった私は、はたして、どちらだったろうか。多分、後者だったのかもしれない。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2009-03-09 23:57:20
狗不死どの
親愛なる首領様と患部の皆様に対する侮辱はまずいですぞ。
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