今日は、総務財政委員会2日目。昨日上程された議案11件につき、各会派が賛否を表明し「討論」をする。討論と書くと、喧々諤々、相手を罵倒しながら、自論をとおす、という光景を想像されるかも知れないが、粛々と「原稿」を読んで終わる。ちなみに、今回も私以外は全員「討論原稿」をお持ちだったようだ。
補正予算については、予想通り共産党のみが反対で、他会派は賛成。これで50億円也!わが会派は、いささかの疑義を残しながら賛成をした。
さて、注目の区長の多選自粛条例である。大会派から順に討論をする。自民、公明は当然のごとく「賛成」。そして共産は予定通り「反対」。さあ、民主だ。新人の木村区議が延々とこの条例の「理不尽」を説く。その通り!と、思わずヤジをいれた。(通常、委員会ではヤジらない)これでいけば、反対か!!!いけ~~
「以上、賛成討論と致します」はあ~~なんじゃい???訳がわからないぞ。結果、賛成自民2、公明2、民主2、反対共産2、私1で可決された。嗚呼、民主主義!
その後、所管事務報告がされたが、その中のエポックを二つ。
新政権の未来構想を策定する基本構想審議会委員の名簿が発表された。学識経験者、区民公募、区議からなるメンバーである。そこで質問。
私:費用弁償として、会議1回につき会長(元副知事)25000円、学識経験者20000円、区民、区議15000円が支払われる。区議はいらないと言っているが、学識経験者と区民になぜ5000円の差があるのか。
計画担当課長:だいたいほかの会でもそうなっている。
私:基準はなんだ。だいたい学識経験者程、発言をしない礼儀正しい人が多い。2時間発言しないで、2万円はおかしい。
部長:学識経験者には、会議以外でもご意見をうかがうからだ。(ウソつけ!)
自民党:区民公募の選考基準は何か。
計画担当課長:最初は800字の作文で選考し、20名を超える応募者から10名に絞り面接した。人となり、協調性、区への価値観をうかがった。結果、我が強い方、人の意見を聞かない人などは入っていない。
私(ヤジ):○○(委員の区議の名前)!!君の後援会のYさんは「人となり」が問題らしいぞ~
(Yさんとは、応募して選考にもれた区民の方である。)
よく言うよ。大田区の未来を真剣に考えて応募してくださった区民に甚だ無礼な発言である。ここにも、お役人の「お上」意識が見える。ちなみに、彼は、課長の中でも最上位に位置するポジションである。謝れ!
次は、契約案件である。大森に建設中の工場アパートの外溝工事1億円余りを随意契約で、本工事を請け負ったJVと契約をした、というものだ。理由は、本工事、土壌改良工事、外溝工事と3つの工事が同時に行われるため、価格的には若干高いが同じJVのほうが効率的だからと。
私:そんなことは初めから判っていただろう。本工事と外溝工事を一括発注したほうが、入札となり安くできたのではないか。
経理管財課長:本工事と外溝工事は分離発注するのが「常」である。そして、本工事を受託した業者が、外溝工事を受注するのも「常」である。
私:はあ~(絶句!!)
続いて、情報システム部の電算機冷却装置を8000万円弱で、電算機メーカー子会社に随意契約で契約したとの報告。理由は、電算機メーカーと常に連携ととっているから安心、と。
私:いまどき、どこのメーカーでも、技術的に問題がないほど成熟しているだろう。課長さんの家で、クーラーを買い換える時、奥さんに「ちょっと高いが、パソコンと同じメーカーにする」と言ったら怒られるだろう。自分のサイフから、お金を払う感覚を持って欲しい。
嗚呼!お役人!日本の財政は、こんな小さな積み重ねで、健全化できるはずだ。
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補正予算については、予想通り共産党のみが反対で、他会派は賛成。これで50億円也!わが会派は、いささかの疑義を残しながら賛成をした。
さて、注目の区長の多選自粛条例である。大会派から順に討論をする。自民、公明は当然のごとく「賛成」。そして共産は予定通り「反対」。さあ、民主だ。新人の木村区議が延々とこの条例の「理不尽」を説く。その通り!と、思わずヤジをいれた。(通常、委員会ではヤジらない)これでいけば、反対か!!!いけ~~
「以上、賛成討論と致します」はあ~~なんじゃい???訳がわからないぞ。結果、賛成自民2、公明2、民主2、反対共産2、私1で可決された。嗚呼、民主主義!
その後、所管事務報告がされたが、その中のエポックを二つ。
新政権の未来構想を策定する基本構想審議会委員の名簿が発表された。学識経験者、区民公募、区議からなるメンバーである。そこで質問。
私:費用弁償として、会議1回につき会長(元副知事)25000円、学識経験者20000円、区民、区議15000円が支払われる。区議はいらないと言っているが、学識経験者と区民になぜ5000円の差があるのか。
計画担当課長:だいたいほかの会でもそうなっている。
私:基準はなんだ。だいたい学識経験者程、発言をしない礼儀正しい人が多い。2時間発言しないで、2万円はおかしい。
部長:学識経験者には、会議以外でもご意見をうかがうからだ。(ウソつけ!)
自民党:区民公募の選考基準は何か。
計画担当課長:最初は800字の作文で選考し、20名を超える応募者から10名に絞り面接した。人となり、協調性、区への価値観をうかがった。結果、我が強い方、人の意見を聞かない人などは入っていない。
私(ヤジ):○○(委員の区議の名前)!!君の後援会のYさんは「人となり」が問題らしいぞ~
(Yさんとは、応募して選考にもれた区民の方である。)
よく言うよ。大田区の未来を真剣に考えて応募してくださった区民に甚だ無礼な発言である。ここにも、お役人の「お上」意識が見える。ちなみに、彼は、課長の中でも最上位に位置するポジションである。謝れ!
次は、契約案件である。大森に建設中の工場アパートの外溝工事1億円余りを随意契約で、本工事を請け負ったJVと契約をした、というものだ。理由は、本工事、土壌改良工事、外溝工事と3つの工事が同時に行われるため、価格的には若干高いが同じJVのほうが効率的だからと。
私:そんなことは初めから判っていただろう。本工事と外溝工事を一括発注したほうが、入札となり安くできたのではないか。
経理管財課長:本工事と外溝工事は分離発注するのが「常」である。そして、本工事を受託した業者が、外溝工事を受注するのも「常」である。
私:はあ~(絶句!!)
続いて、情報システム部の電算機冷却装置を8000万円弱で、電算機メーカー子会社に随意契約で契約したとの報告。理由は、電算機メーカーと常に連携ととっているから安心、と。
私:いまどき、どこのメーカーでも、技術的に問題がないほど成熟しているだろう。課長さんの家で、クーラーを買い換える時、奥さんに「ちょっと高いが、パソコンと同じメーカーにする」と言ったら怒られるだろう。自分のサイフから、お金を払う感覚を持って欲しい。
嗚呼!お役人!日本の財政は、こんな小さな積み重ねで、健全化できるはずだ。
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