埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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11/21の衆議院解散

2014-11-22 16:01:49 | Weblog

11/21、衆議院は解散されました。これに先立ち11/14日経では消費税の10%延期、軽減税率も検討、首相来週中にも決断というタイトルが散見されましたが、11/18の夜、G20から帰国した阿部総理は、首相官邸で記者会見し、今回の脱デフレ政策が思いの外、景気失速となって現れたため、21日に衆議院を解散し、消費税10%への増税を17年4月まで延期して、安倍政権の経済政策に対する国民の信を問うと表明しました。

 野党からは大儀のない解散だ、何故今700億もの費用を掛けて、今選挙しなければならないのか?自分の政策の失敗を隠すためではないのか?と早くも反論が出ています。アベノミクスと言ったってここ2年間、大手企業向けの経済対策ばかりで中小企業には何の恩恵もなく経団連も叉献金をしようかと言わせて見せたり、社員の給与を値上げしてくださいと頼んだり、そんなことで人気が出るとでも思ったら大間違いだと思います。先の選挙で大勝したのも、民主党も不作為内閣でしかたがなかったから、自民の方がまだましかと思って入れただけだと人もいると言うことを忘れてしまったのかと言いたくなるのです。これからどんな選挙戦になるのか見ものです。

 消費税だけ先送りして、浮いた選挙費用の700億でもっと他の事をすればよいのにと我々貧乏人はすぐ考えてしまします。事実11/20の日経には700億あれば他にこんな事が出来ますと言う一覧表が出ていました。叉究極のエコカーとしてトヨタは燃料電池車みらいを12/15に世界に先駆けて発売すると発表、価格は723万7千円、政府の購入補助金200万円)と合わせると消費者負担は約521万になり、トヨタの高級車「クラウン」と同程度と11/19の日経で発表されました。1台で200万も補助するなんて何処にそんなお金が余っているのと聴きたいものです。

 今回の解散は、総理が海外出張中に留守部隊と野党の間で噂がわき上がり、最初は総理も私の口からはまだ解散なんて一言も言っていないと外遊中の記者会見では言っていたのに帰国間際になると、帰国したら消費税の延期と、衆院解散があるという風に変わり、本当にそうなってしまったのだから驚きです。行く前からごく内々に決めていた節がある。と見られても仕方がないのではないだろうと思われます。そうなれば総理と約束をした外国の要人も次回は総理で無くなるかも知れない人との約束を一生懸命したことになり日本の外交にも不信感が湧くのではないでしょうか?

 11/21の日経で政府は来秋の消費税の10%への再引き上げを前提に準備していた年金が少ない人に配る給付金や、無年金の人を減らす仕組みについて、予算の見通しがつかなくなり、来年度の導入を見送る検討に入った。と報道されました。師走の選挙戦は12/2の告示と共にスタートしますが、社会保障改革どころか、弱者切り捨てから始まった感がして、寂しい気になりました。今まで自民党一本で来た私ですが、今まで通りでよいものか、今回の選挙こそ真剣に対処しょうと気が引き締まる思いです。

 (株)市川不動産

 


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