気になる最近の日本の政治？ goo.gl/Rqw7kW
— 株式会社 市川不動産 (@ichikawa_re) 2018年3月24日 - 10:07
ここ2カ月間は、天候の不順もさることながら、変な世の中になりつつあるという感じがしてなりません。2018.01.22～06.20まで第196通常国会が召集されたにも関わらず、森友,加計学院問題が噴出し、その過程で3/12麻生財務大臣は財務省森友学園文書書き換え（14文書）問題を認め、行政としてはあってはならないことで、お詫び申し上げると謝罪しました。このことにより辞職したはずの、佐川信寿前国税長官が理財局長を務めていた時代の出来事のため、佐川氏の国会喚問が3/27に決まりました。安倍総理も謝罪したようですが一国の公文書が書き変えられたなんて考えられないことが起こったわけです。
冬季オリンピックは2/9～2/25（17日間）で、2/26閉会式で日本はメタル冬季最多の13個を獲得しましたが、南北統一選手団が結成され、参加が決まり、その間は北朝鮮の核実験も中止された様にも思えましたが、米朝会談の話が持ち上がり5月中までには実現するとか気を持たらされている始末です。
その間中国では全人代会議が召集され習近平国家主席が、憲法を改正し自分の任期を延ばして、3/17には再選されました。ソ連も同様に自分の任期延長を図って、政治的な動きがあり、プーチン氏が再選されました。
国会では憲法改正法案とやらが自民党より国会に上程される予定で憲法第9条の戦争放棄の条項はそのままに残して、自衛隊を併記する案が出ているそうだし、なんでこんなにわけのわからない政治になって来たのか？理解に苦しむばかりです。
㈱市川不動産
去る2018.03.01発行の月間不動産流通の10ページに「DIY賃貸 編集部レポート」と言掲載されているのを見て、不動産賃貸業界もここまで来たかと？驚きました。
というのも、自分のことで恐縮ですが、私は今年84才になりますが、この業界に移籍したのがS39.02.11東京オリンピックの年ですから今年で54年目にもなります。エ！半世紀も過ぎたの？と自問自答してビックリしたのです。
そういえば、東京オリンピックの前から、不動産が急に値上がりし、売買も、賃貸も売り手市場で、売り物さえあれば、飛ぶように売れ、空き室さえあれば、争って借り手が現れ、どんな部屋でも決まったものです。そして不動産神話が生まれ、不動産さえ手に入れておけば将来必ず値上がりし間違いなく幸せな人生が送れる、と皆が東京に来て、東京に人口が集中する一極集中が問題いとなったのです。でも今はバブル崩壊後、不動産神話も崩れ、少子高齢化で、空き室があっても日当たりはどうか、設備がどうか？と質問があり、設備の良いアパートでなければ、消費者は見向きもしない時代なのです。
DIYというのは=Do it yourselfの略語で、空室を入居者の自己負担で改造して、自由に住んで下さいというやり方で、家主は老齢化して年金暮らしになるのに、アパートや貸家の建て替えまでの余裕がないので、借主負担で風呂などを取りかえて住んでくれるならこんなうれしいことはないと家主にも最初は受け入れられた様です。
入居者にすれば、自費で改良すると言っても昔は、いちいち家主の許可をとらねばならなかったのにこの契約をすれば、原状回復義務がまぬがれることも多く、貸家等には、ぴったりの物件も中にはあったようですが、いざ実行してみると、貸し手は契約のプロではなく借り手も施工のプロではないので、だらだら工事をして騒音問題が発生したり、安く上げようと専門業者を頼ますに改造し各種法令の順守が破られることが多発し、トラブルの嵐となり、せっかく始めた業者でも、DIYはやめたという業者も出てきたようです。
建設省のガイドブックでもDIY型の契約書式例では、特約条項で、申請書・承諾書・別表（工事内容の明示）合意書（所有権、明け渡し時の収去等、原状回復、費用清算等）が書かれており複雑なものになったようです。私など仲介業者としては、最初は貸家から始めて、専門性の高い、躯体・外装改修工事・電気工事や水回りの工事は専門業者を入れて工事するという縛りを入れて各種法令順守違反にならないような契約してはどうかと考えております。
そうでないとDIYに興味を示す入居者にはチョトした模様替えですむ人と、造作も含め徹底的な改造希望者の2派に別れるのだそうです。自由な契約と勘違いされ、他人の物でも自分のものの様に勝手に改造され、法令違反の建物にされたのでは、元も子もないからです。
修身教育の復活が叫ばれている昨今、義務を忘れて権利ばかりを主張する人たちが増えているので、後から、想定外でしたという事のないような方式が望まれているのです。
去る3月初旬から4日ばかり、肺炎となり、心不全のため、戸田中央病院に入院して、ブログにしばらく穴をあけてしまい申し訳ありませんでしたが、今日からまた続けられるようになりましたので、どうかよろしくお願い致します。
㈱市川不動産