埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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東日本大震災5

2011-04-27 10:04:14 | Weblog

 

4/15号発行の週刊ポストに、「週に10分勤務で年収1650万・・巨額予算に巣喰う原発官僚」という表題の下、原子力安全確保の為に内閣府に設けられた、原発の監視役で、事故がおきれば専門家としての知見を国民に示す立場にある班目氏が初めて会見したのは23日の夜、「知識を持ち合わせていないので、東電を原子力安全・保安院にしかりと指導して頂きたい」と答えて周囲を唖然とさせたとあり、同委員会は委員長以下5人はいずれも常勤の特別職公務員。ただし、常勤と言っても定例会議は週1回だけ。議事録を確認する限り、会合は最短で10分、長いもので1時間半だったそうで、1650万の年収だそうです、結局通産省の特Aクラスの天下り先の一つであったとの事です。原子力予算は年間8370億円(11年度概算要求額)そこに原子力安全基盤機構、日本原子力文化振興財団等、数多くの天下り法人もぶら下がっている。現役OBを問わず原発官僚の責任も厳しく追及されるべきだ。と出ていますが、あれだけ民主党が行革、行革といって来ても、名ばかりで、こうした事が本当だとすれば全くの無駄使いにあきれるばかりです、国民に復興税等の負担を強いる前にこうした事のないようにもう一度注意を払って貰いたいと思います。

 

㈱市川不動産


東日本大震災4

2011-04-19 10:29:09 | Weblog

   

1.震災の後、個人個人で知人を頼ったりして、バラバラに避難するよりも、被災市の住民が一団となって避難するので無ければ、被災地の復興になかなか繋がらないというTVの座談会を見ましたが、本当にその通りだとおもいました。双葉町の様に町全体が町役場ごと埼玉アリーナへ避難したのは良い方法で、何処には体の悪いお年寄りがいるとか、隣近所での助け合いも出来るし、もとの町の現状もすぐにみんなに知らせる事も出来るのもいいことだし同じ知り合いの子供同士で転校も出来、先生方も一緒だと同じ先生から勉強も習えると言う色々な利点が有ると思います。でも受け入れ側がどこかの体育館だとか学校とかで1ヶ月位の事では、やっとなじんだ頃また移転するのでは、疲れるし気の毒に思います。県の県営住宅の空き室を当分貸すとか、そこでお風呂等もはいれる普通の生活が出来る処へ集団移転すれば、町役場の機能も集会室を利用して出来るし、より早い復興の道が開けそうな気がします。やっと4/10の日経では国の官舎を集団避難に活用という記事が出て、国家公務員宿舎のほか都市再生機構の住宅や雇用促進住宅等、東京都等などの大都市圏中心に26000戸無償提供が出来ると報道されました。集団避難にはホテルや旅館など民間の宿泊施設を自冶体が借り上げるケースも出ていますが、国の所有する宿舎は数百戸の空き室を確保できるケースがあり活用し安いのだそうです。

2.東京都の調布団地や、高島平等の団地にそうした町ぐるみの被災者が引っ越ししてくれば老人ばかりの団地に子供も増え、元気な町の姿を取り戻せるし、被災地の復興後は古里に帰り、その後は姉妹都市契約等をして、将来も仲良く往き来できる様にすればよいと思います。

3.4/7、一月遅れの今回の余震では、各地の原発の電源装置が壊れて、復旧に大変でしたし4/18の日経では原発安定に6~9ヶ月かかると東電の収束への工程表が発表されましたが、これを機会にリスク管理の徹底と将来を見据えた避難対策をもっと真剣に検討すべきだ思います。

4.被災地の薬品不足解消の為、首都圏の病院等では今まで3ヶ月分の調剤が出来ていた

 のが、当分の間は1ヶ月しか出来なくなり、薬が切れそうになると、病院までもらいに

 行かなくてはいけなくなり、他の患者の診察の合間で処方箋を書いてもらうので、本当に非効率になりました、医者の許可無く投薬できないのは分かっても、病院側の都合なので二度目の処方は一回目のコピー等でも済ませるような簡便法を考えて欲しいものです。患者が待つのは当たり前のような医療行政が何時までも続くのはもう沢山です。

 

(株)市川不動産


帝国ホテルの不思議

2011-04-12 16:06:02 | Weblog

 

去る3/29帝国ホテルに行く機会があり、その売店で日経新聞で広告されている第87回直木賞作家の松村友視氏の書かれた「帝国ホテルの不思議」という本を購入しました、私も第1新館の建ったS29年11月~S37年2月まで約8年間ベルボーイとしてお世話になった想い出もあり、つい買おうとして手が出ていたのでした。読んでみると後書きにも書かれているように帝国ホテルの現場における仕事人を覗き穴として、帝国ホテルの不思議を炙り出そうとしたという作者の目論見通り、かって学生時代にそこで働いていた事も、大変なつかしく想い出し楽しく読ませて貰いました。そしてデュテイマネージャーとかプロトコール等聞き慣れない新しいポジションが出来たのにも驚きました。客室の小池様が今は昔の社員さんを知っている生き字引の様な方だそうですが私がいた頃はその先輩の竹谷様の時代でした。お客様の荷物をお部屋に運ぶ時スーツケースを落として中のお酒の瓶がわれ、洋服に付いたシミ抜きのためにランドリーに駆け込んだ思出や、3年位前にOB会に参加した帰りにフロントの裏を見学させて頂いた時、裏の広い部屋に100人位の社員がいて、大きなTV画面が2~3台ありフロントの前の状況が手に取るように分かるのにも驚きましたし予約係が何十人もいて3年先位までの予約も入っているとのことでビックリした想い出もあります。流石直木賞作家だけあって臨場感のある文章に脱帽しました。今年6月に集まりがあり参加する予定なので、その前にこの本が読めて良かったと思いました。

 

㈱市川不動産

 


高齢者専用賃貸住宅

2011-04-06 15:25:52 | Weblog

 

去る3/26午後1時半から工学院大学3Fの階段教室で、特別シンポジュウム「高齢者専用賃貸住宅」が開催され当初180名もの参加希望があった様ですが、余震の関係で、70%位の出席だったそうです。講師は第1部が白鳳大学の矢田尚子先生で「高齢者向け住まいにおける法規制」で第2部が定借ではお馴染みの弁護士、吉田修平先生の「終身借家・高齢者専用賃貸住宅について」と第3部では住宅新報社論説主幹の本多信博先生による「最近の高齢者住宅の市場動向」で5時近くまで行われましたが、最近の賃貸市場は物あまりで閉塞感がありますが、今後の打開策の一助として、それぞれ特徴のある参考になる講演だった思いました。老齢化の波は思ったよりも早く、今回の津波のような速さで押し寄せてくる今日、我々不動産業界も何か新しい対処法を見つけなければ、取り残される思いがいたしました。

 

㈱市川不動産