埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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議員の流出止まらぬ民主党

2012-07-30 11:25:11 | Weblog

去る7/12の新聞各紙では、民主党内で消費税増税に反対する小沢一郎元代表一派は衆参両院議員併せて49人が離党し「国民生活が第1」という新党を結成した報道がなされましたが、7/18の朝日では7/17に参議院の谷岡、行田、舟山の三氏が離党届を出し国民新党を離党した亀井亜紀子参議院議員と組んで新会派「みどりの風」を結成する方針と報道されました。これにより第二会派の自民党との議席差は2となり、離党者が増えて第一会派から転落すれば、自民党が議長を取るとことになり、国会運営が一層厳しくなる。とも報道されました。けれど、まだまだ党内には離党予備軍が存在すると報道されており、この先の政権はお先真っ暗らという感じ、でも野田総理は三党合意の出来ている法案だけでも今国会で通そうと、三党合意を楯に取り今国会に法案の提出するつもりのようだし、その間に内閣不信任案が提出されても、三党でもう少しの間は不信任を否決して、野田総理に続行してもらいたい様な雲行きになってきましたが、消費税法案の参議院採決ではまだまだ民主党内にも反対派が多く離党する人も出てくるような雰囲気があり、これで政権政党と言えるのだろうかと思います。選挙の議員定数の改正法案を通して早く解散に踏み切ってもらいたいものです。7/27の夜からイギリスではオリンピックが開催され、国民の目がイギリスに注がれている間は、野田内閣もしばしの間の夏休みが出来るのかもしれませんね!

 (株)市川不動産

 

 


野田内閣の昨今

2012-07-22 15:35:46 | Weblog

去る6/18には三党合意で消費税増税を決め、国民最低年金や社会保障は一時棚上げして首相はG20の会議に出かけましたが、ころころと変わる日本の首相は、せっかく行っても外国ではあまり相手にされなかった様です。芸能人の親族が受けていた生活保護もそのままで、去る6/18の日経夕刊では、そもそも生活保護は「日本国憲法の第25条に、全ての国民は、健康で最低限の生活を営む権利を有する」という条文があります。生活保護はこの憲法の理念を現実にするための制度です。」簡単に言えば国が定めた基準に基づいて最低生活費を計算し、その額を支給してくれます。少しでも収入があれば、最低生活費からその分を差し引いた額が支給されています。と説明されていますが、国民年金はまじめに働いてきた老人に対して支給されるものですが、その方が憲法で保障する最低生活と言われている生活保護世帯より低いのが腑に落ちません。我が国の年金とか給付制度は、第1に共済年金、第2に厚生年金第3に生活保護、第4に国民年金という思いがぬぐえません。年金制度の一元化などお題目に過ぎません、何でも都合の悪いところは隠しまわって、自分たちが使える手元のお金を増やすことだけ、最優先にする政府や財務官僚のやり方には、腹が立ちます。最高裁判所で違憲行為であると言われている議員定数の是正にしても、なかなか手つかずの状態で、今選挙となったらどうするのですか?とおもいます。自分達の決めた法律すら守れない政府をいつまで放っておくのか、それで国会議員の本分が立つのかと聞きたい気がします。中国漁船の衝突問題にしても国民にそのまま報道すれば、今頃尖閣諸島問題で悩むことはないはずです。体裁だけを気にして中身がからっぽの政治はもうたくさんだという感じがします。6/26には民主党内では消費税反対の小沢一郎派と党執行部が決裂する様なニュースが流れましたが、党内の法案に対する賛成派や反対派のどちらもここで党を割るのは少数政党に転落するので反対もあり輿石幹事長が中に入って思いとどまるよう会合を続けましたが、結局7/12の朝日でも報じられていうように、消費税に反対する小沢一郎民主党元代表は衆議院議員37人と参議院議員12人の計49人を結集して「国民の生活が第1」という党名で反増税と脱原発を旗印に掲げたと報道されました。自分の党内がガタガタになっているのにまだ野田総理は三党合意をもとに消費税増税をなんとしても推し進めるのだと言っていますが、母屋が内輪もめしているのに、隣の家の力を借りて自分の想いをとげようとしている様なものだと言う批判は的を得ている気もします。そんな折小沢夫人の離婚騒ぎがニュースとなり、東電総会では事実上の国有化が決定したとは言っても株主提案は全て否決されたと言う、こんな政治が長々続けば、外国に向かっても日本の政治が地に落ちた事を広告しているようで気分の滅入る毎日ではありませんか?

(株)市川不動産

 


坂高ランチの会

2012-07-16 09:27:01 | Weblog

去る7/10坂高ランチの会が銀座の中津氏の事務所でありました。この会は昭和29年度に四国の香川県立坂出高校を卒業した者の集まりで、何年か前の同窓会の帰りに幾人かの仲間が我々は東京近郊に住んでいるのに、1年に1回くらいの集まりでなく2~3ヶ月に一度の集まりにして、ランチでも食べて自由解散というのはどうか?と誰かが提案してそれに賛成した者の集まりで、いつ頃からか誰言うとなく坂高ランチの会と言うようになり。7~8人くらいのメンバーとなりました。最初は各人の自己紹介から始まり、今までの人生をどう生きてきたのかをその日集まった人達を前に披露して、それから食事をして別れるのが常でしたが、今回で参加者全員一巡して各自の自己紹介が終わったので、自然と日常のおしゃべりに移ったのはいいのですが、年取ったせいか、病人介護の話から、病気や病院の噂話になったり、葬式や遺言の話になったりして今までですと、病院で何時間も待たされるのは大変だから、救急車で行くのが一番待ち時間も無くて良い等と言っていたのですが、どうしたら楽に死ねるのだろうか?とか、遺言はどうして書くのか等、だんだん死に方上手につながって来た感じで、皆で爆笑しました。高校卒業してから50余年現役組は8人の中で3~4人で、私も含めて、この先の人生をどうバラ色に染めようかと悩む日々の感じで、いつまでも精神年齢だけは若くありたいと思いました。

 (株)市川不動産

 

 


幸せな成倖者になろう

2012-07-09 10:37:16 | Weblog

去る6/4吉野不動産鑑定士事務所の実務研究会が開催された折、出席者のお一人である(株)ドリームワンの鈴木正市様から、父の書いた本ですがと言って「幸せな成倖者になろう」と言う本を頂きましたが、それは彼のお父上、鈴木衛市氏の半生記で、中学一年生の時にお父上を亡くして中学卒業と同時に祖父が創設したスーパーマーケットの丸正食品に入社し、20歳で新宿2丁目の店長を任され、25歳で丸正チェーンの本部を作り80店舗の責任者になり、30代でバブル期には130店舗1380億円の丸正商事・常務取締役のほか不動産、飲食業など数社を設立分社経営し羽振りが良かったそうですが、バブル崩壊で各種事業が破綻し44歳で60億近くの債務を背負って倒産。常務を辞任し歌舞伎町で酒浸りの3年を過ごし、糖尿病で入院身体の回復と共に自ら破産整理を行い、銀行との信頼関係を回復、53歳で破産の身でありながら出資を募って競売により自社ビルを買い戻しスーパー丸栄として再出発した苦労人の話です。そしてご自身の体験を元に、現在は破綻に関する相談にのったり、整理を無償で手伝ったり、ご自身が学んだ数々の先人の教訓を紹介された本でした。例えば

*過去の成功談がマイナスになる。*借り方の人生ではなく、貸し方の人生をいきよ*人生は身近かく見れは不公平、長い目でみれば公平。*逆境が人を育て順境が人を駄目にする*上見て励んで下見て暮らせ*幸せから一を引くと辛いになる、辛いに一を足すと幸せになる・一の違い*目先の欲は小欲なり、無欲のものは大欲なり*一日一時間でも良いから本を読め*信者と書いて儲かると読む*やって見せ言って聞かせてさせて見て褒めてやらねば人は動かず(山本五十六)*人間距離をもて*馬には乗って見よ、人には添うて見よ*人に受けた恩は石に刻め、人にしてあげたことは水に流せ*裏切った人でも困った時はお互い様で助ける*今やっていることを楽しんでしまう習性をもて*忙しいとは心を失うと書く*自分の欠点を50個、自分の長所を50個かけるか?*茹でガエルになるな(最近ではよく聴く話の一つですが)*能力の差は小さいが努力の差は大き*悪い情報はすぐしらせよ、良い情報は後でよい*弁護士は裁判所へ、公認会計士は税務署へ向いている*偶然が重なることは必然で、人生は必然で出来ている等々で

私自身にも反省点が多く、大変参考になりました、有り難うございました。

 (株)市川不動産


第37回滝信懇話会「サムスンの決定はなぜ世界一はやいか」

2012-07-02 09:14:47 | Weblog

去る5/15日暮里駅南口のホテルラングウッド2階の飛翔・鳳凰の間で、午後5時半より 第37回滝信懇話会が開催されました、講師は吉川良三という東京大学大学院経済研究科ものづくり経営研究センター特任研究員であり、94年から2003年迄サムスン電子の常務取締役を務められたと言う経歴の持ち主でした。当日の演題は「日本の物作り、再生のシナリオ」と題して約1時間半の講演でしたが、なかなかインパクトの強いお話でした。かって日本は、TVラジオ、洗濯機、冷蔵庫、VTR、レコーダー、ノートパソコン、携帯電話、エアコン、電子レンジ等の弱電商品関係では世界トップの座を占めて、他には負けないと言う自信から経営はこのまま維持すれば良いし、技術も世界一であるし、不必要な新しい機能がついていてもこの商品は多機能でまねの出来ない素晴らしーい商品であるという3つの驕りが有り、デジタル化が進んだ今日では同じ物が何処でもすぐ作れることも忘れていた間に、サムスンは消費者の求めていない不必要な機能を全て取りのぞいて、価格を下げた商品を開発し、中国や台湾、インド等に輸出し世界一の座を奪い取ってしまったのです。熱いお湯の中にカエルを入れた場合、驚いて飛び跳ねて逃げていくのに対し、常温の水の中にカエルを入れて、少しずつ熱していった場合、カエルは逃げません。徐々に水が熱くなっているのを知覚出来ないままでいて、熱湯になった時には逃げる力をなくしているため、そのまま茹で上げられてしまうと言われています。欧米では常識とまでなっているこの言葉が今の日本はぴたりとこの例にあてはまるのですと言われ、グロウバル化し、デジタル化したこの社会にうまく対応する様に、失敗を恐れない勇気を持って、決断を早く、消費国のニーズを徹底的に把握し、多機能商品ではなく、適合商品を格安価格で完成し、販売する戦略を立てて実行すれば、商品供給力では未だ衰えていない我が国の底力が発揮出来る事だし、今までの日本の物作りは、過去の成功体験や固定観念、従来のやり方、惰性、利己主義、偏狭な心、傲慢と言った卵の殻に包み込まれていました。卵の殻を自ら割れば、命を持った鳥になるが、他人が割れば目玉焼きにしかならいので、卵の殻は自分で割らなければならないと吉川先生は警鐘されました。私はこの講演に迫力があったので、この本を買って読めば書いてあると言われた、角川書店の「サムスンの決定はなぜ世界一速いのか」という本を買ってきて読みあの日の復習をしました。

 (株)市川不動産