医師になった禅僧

去る4／２５の朝日新聞に「医師になった禅僧」と言うタイトルで、一念奮起し臨済宗の一派の管長だった対本宋訓さん（５４才）の話が掲載されました。医師は人の体を診る。僧侶は「いのち」を見つめる。その両方が出来れば、病む人の苦悩を丸ごと受け止められるのではないか。ならばと禅僧の対本宋訓さんは医師になった。自らを「僧医」と呼ぶ。かっては臨済宗の一派の管長だった。広島にある本山は６００年の歴史を誇り、３８才での最高位就任は異例だった。「人は心だけでなく、肉体という側面があります。」と管長の重責をこなしつつ、医学部を受験しようと決め、朝は４時起床、睡眠を１、２時間に削り、勉強する日がたびたびあったそうで、２０００年の春、帝京大学医学部に合格し、平日は東京、土日は広島と言う生活をされたとか、こうした患者の事を心底思ってくれるお医者様が増えてくれれば、拝金主義の世の中も少しは変わるのではないでしょうか？近く緩和ケアチームのある総合病院にも勤めるとか、ガン末期の人に接し「人生を完成させるお手伝い」をしたい。と掲載されましたが、我々凡人には真似の出来ない生き方だと畏敬の念を持って、読ませていただきました。

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暗証番号不要に

去る7/1の日経新聞に埼玉りそな銀行全店のＡＴＭで暗証番号不要にと言うタイトルで生体認証機能付きＩＣキャッシュカードを使いＡＴＭで預金引き出しなどをするさいの暗証番号の入力を１日より不要にする。県内の支店や出張所など有人の１０８店舗のＡＴＭが対象。と報道されましたが素晴らしい事だと思いました。最近は何でもカードでその都度暗証番号を覚えなくてはならず、昔のように生年月日は駄目だとか自宅の電話番号も駄目だと言うし、私の様に後期高齢者の仲間入りをする年頃ともなると、不便この上もない世の中に変わってしまった感じがしてなりません。個人情報を悪用する人を厳しく処罰するのら良いのに、一般の人の暮らしにくい世の中になってしまった感じがします。いっそのこと保険証やクレジット全てのカード類もみんな写真付きにして、生体認識機能付きに変えて欲しいと思っていた矢先だったので、こうしたニュースは大歓迎です。今度は私も、りそなのカードを使い始めようかと思いました。

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花街一見さん大歓迎

去る6/13の日経夕刊に「花街一見さん大歓迎のタイトルで、最盛期だった昭和初期東京の花街は約１万人の芸者がいたと言うが、若い世代の客離れなどで衰退。現在都内には新橋、赤坂、芳町（人形町）、浅草、神楽坂、向島の「六花街」の料亭計約６０軒、芸者約３００人を残すのみとなっている。向島では現在は１７軒で芸者さんも約１２０人。昨年からの景気低迷が響き、今年の来客数が前年同期より３割減少した料亭も有るという。向島の料亭「水の登」の若旦那、池島秀輔さん（３５）らは昨年から、２千円で芸者の踊りを鑑賞したりお座敷遊びを体験したり出来る「華のお座敷」を始めた。これまで２回計約７００人が参加。今年は７月に３回目を開く。向島の料亭などでつくる「向嶋墨堤組合」では６月池島さんを幹事に抜てき。若い発想をとりいれ、新規の顧客を集めるのが狙いだ。と報道されましたが、日本文化の活性化につながればと頑張る若い人達に声援を送りたいし、花魁道中の様に、はとバスのコースの一つにはならないものかと思ったり、又２千円位で出来るのなら一度体験してみたいものだとも思いました。

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