埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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年末のご挨拶

2014-12-28 10:43:27 | Weblog

皆様、本年も大変お世話になり有り難うごあざいました。

誠に勝手ながら、弊社は12/29~1/5迄お正月休みとさせて頂きます。

新年の営業は1/6午前9時より例年通り営業させて頂きますので

よろしくお願い申しあげます。

 

皆様、どうかお元気で良いお年をお迎え下さい。

 

(株)市川不動産

 

 

 

 

 


ノーベル物理学賞の3人と平和賞の2人

2014-12-22 16:37:50 | Weblog

去る12/11の朝日ではノーベル物理学賞を受賞した、赤崎勇85才(名城大教授)と天野浩54才(名古屋大学教授)、中村修二60才(米カルフオルニヤ大サンタバーバラ校教授)の3人がストックホルムのコンサートホールで授賞式(日本時間11日未明)に出席しメダルが授与され、その後ストックホルム市庁舎で開かれた晩餐会に参加し中村様が3人を代表して「全べての人が省エネのためにLEDを使えるようになることを願う」と挨拶したと報道されました。

 一方ノーベル平和賞を受賞したパキスタン人で女子教育の権利を訴え、イスラム過激派に銃撃されたマララ・ユスフザィのさんとインドの人権活動家カイラシュ・サトヤルティさん(60)の2人は10日ノルウエーオスロであった授賞式の後旧市内のホテルで開かれたノーベル賞委員会主催の晩餐会に出席したと報道されました。

 2つとも最近の世界ニュースの中では我々に勇気を与えてくれる素晴らしいものだと思いましたが、同日の日経にはマララさんの受賞演説の中身が掲載され、平和賞受賞は「変革を求める声なき子供達のためのものだ」と強調、私は学校に行けない6600万人の少女達の代弁者だと述べ「国連で話した通り、一人の教師、一本のペン、一冊の本が世界を変えます。私たち子供には分かりませんが、戦争を起こす力がある強い国が、何故平和をもたらす力が弱いのか、戦争を造るのは易しいのに、何故学校を建てるのはそんなに難しいのか」と語りかける姿は、私もTVでの演説を聴きましたが、とても17才とは思えない素晴らしいものでした。そして賞金は学校建設に当てる考えだと話されました。

 いつもノーベル授賞者は我々に感動を与えてくれますが、今年もこの5人は我々に新しい感動を与えてくれたことに感謝したいと思います。

 (株)市川不動産

 

 

 

 


盛り上がりを欠いた今回の選挙

2014-12-17 15:09:42 | Weblog

寒いけれども、静かな日曜日、去る14日は衆議院議員選挙投票日。大儀無き選挙と言われ、盛り上がりの無い選挙だという感じでした。投票率が52.66%と戦後最低となる有権者の関心の低さを反映した選挙との報道はTV朝日でした。東北地方は大雪で投票どころでないと言う有権者もいて、気の毒でした。

 最近は便利で8時を過ぎると次々に出口調査の結果で当選確実が発表され、最終的に自民291公明35の自公で326議席を取り、先に政治と金の問題で国会では追及され、辞任した、松島・小渕の女性2閣僚の禊ぎも終わった感じです。一方、民主党党首海江田万里氏は落選し責任を取って辞任、渡辺喜美氏、石原慎太郎氏、藤井孝男氏、山田宏氏らは共に落選しました。出口調査も今回は1人訂正する始末でした。

 私は元来自民党なので、本来なら喜ぶべき所でしょうが、こんなに大差が付き一党他弱の状態になり、戦後最低の投票率と聞くと、消費税を先延ばししただけで良いのか心配になりました。一方で一票の格差問題で、2つの弁護士グループが全選挙区で「選挙区間で投票の価値が異なるのは憲法違反だ」と衆院選では初めて全国14の高裁と支部に選挙無効を求めて一斉に提訴した。といいう皮肉なニュースが報道されました。

 いづれにしても国民の多くが反対している、原発の再稼働は再開の方向になると思いますが、住宅に補助金まで出して、全部買い上げると言っていた太陽光発電買い取り制度も、あまりの申し込みが多いから、今度は電力会社の買い上げ価格をさげるとか、最初から自家消費した余りを売る事にすれば良いのに太陽光発電の全部を売って、消費する電力は改めて買わなければならないのは、消費者を馬鹿にしている様な制度のような気がしてなりません。

 大儀無き解散、631億の無駄使いと言われ無いように慎重に再スタートして貰いたいと思うのみです。

 (株)市川不動産

 


衆院選挙について

2014-12-10 17:12:54 | Weblog

去る12/2に安倍首相は衆議院を解散しました。巷には今解散する大儀もないのに何故631億円も使って解散するのか?と言う声も多々ありますが、先日の新聞各紙の当選予測では、自民党がダントツ優勢で300議席を伺う勢いと報じられました。でも我々仲間内では、この2年間の安倍政権は大企業優先で、我々中小企業には景気回復の感じは全くないと言うのが、殆どの人の声です。

 新聞や週刊誌では、増税に本気の財務省による用意周到な政界対策、マスコミ対策に外堀を埋められ、安倍総理にとって、10%への増税先送りには解散しかなかったのだろうと言う記事を散見します。全く官僚天国と化した日本に本当に輝く未来が有るのか?と言いたい気がします。

 NHKでは毎日各候補の政見放送が流されていますが、選挙公約で一番はっきりしているのが、維新の会で、国会議員や天下り、公務員の給与の2割カット、や国会議員定数の削減、議員の身を切る改革を断行するのが先ず先だ、何よりも無駄を省いて、どうしても足りないから増税にご協力をと言うのが筋だと言いい、橋本氏が大阪府や市において改革の実績を上げた様にしてくれるのならこんな良いことは無いと思いますが、それにしては党員数がまだまだ少ない気がします。なぜ党首自ら立候補しないのかも不思議です。

 選挙となると、各党は山積する問題や出来もしない解決策を提示し、さもその通り実行するようなそぶりは見せくれても、当選してしまえばなかなか公約通りに実行した試しがないのには、ガッカリです。一票の格差是正もせずに選挙となり、国民年金は生活保護よりもひどいまま、何のセイフテイネットもないままに年金改革と言えば自分たち公務員の共済年金はそのままで、厚生年金の2階建て部分の討論ばかりではこの先いくら増税しても足り無いし、どうなるのかと言いたいのです。

 今回の選挙では、自民党独走では無く、与野党の議員数が拮抗して、下手をすると共倒れになると言う緊張感のある政治になって欲しいと望む者の一人です。

 (株)市川不動産

 

 

 


官僚の責任を読んで

2014-12-07 16:11:51 | Weblog

去る11月の初め頃、官僚の責任と言う本を目にして、古賀茂明氏の著書であったので先日読んだ国家の暴走が面白かったので、購入してきました。

最初は「国のためにがんばる」とか「国民のために何かを成したい」という高い志をたてて難関の国家試験である1種国家公務員試験に合格し「キャリヤ官僚」となっても各省庁に配属され国家のためより、省益を優先する慣習に慣らされ、天下り先を探す日々に明け暮れる様子が書かれており何とかして国家公務員制度改革をしなければと言う著者の主張に共感を覚える点が多々ありました。

幹部の多くは通常の勤務時間が終わると、だいたい外に出かけてゆく。外部との打ち合わせと称し、酒を飲みに出かけ庁舎に帰ってくるのは夜9時か10時頃。それから彼らは仕事をする。ところが実際に霞ヶ関の官僚達が夜を徹して取り組んでいるのは、一所懸命、大臣のための想定問題集を作ることだったのである。これが深夜の霞ヶ関が「不夜城」と呼ばれる本当の理由なのである。

国家公務員の場合、キャリヤ官僚なら幹部で1500万以上の年収があり、ノンキャリアでも50歳代では1000万近くもらっている。民間の失業者の場合、失業保険はノンキャリアの国家公務員の報酬にも遠く及ばないし短期雇用の場合は失業保険すら出ない。父親が職を失ったばっかりに年間200万円程度の補助があるだけで進学をあきらめなければならならない子供も沢山いる。

国家公務員改革は社会保障改革と一緒に待ったなしの大問題で有り、これが遅れれば国が滅ぶ、と言ったような書き方で全体が纏められています。読んでいて胸がすっとすることも多々あり、共感をおぼえました。丁度12/2に衆院選挙の公示がなされ各党も党首討論会を開いたり、街頭演説も真っ最中なので、安倍政権を再評価するにも良い材料かも知れません。皆様もご一読されてはいかがでしょうか?

(株)市川不動産