埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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反対色をほんの少し

2015-11-29 11:04:17 | Weblog

去る11/04の日経で私の履歴書に洋画家の絹谷幸二画伯の記事が連載されているのを読み、私は正直ハットしました。そこには次の記事が掲載されていました。1993年秋、ニュヨークの小学校でアートの「出前授業」をしたことがある。―中略―ニュヨークの高島屋で個展を開くことになった私にも声が掛かり、世界貿易センタービル近くにある下町の小学校3校を訪問する事になった。

 教室を覗いて感心させられたのは、描くテーマについついて先生と子供が徹底的に討論をしていたことだ。美術の授業とは、人間とはないにか、いかに生きるべきかを考える時間なのである。

 ―中略―私の授業では、絵の具はそのまま使ってはダメダよ、と子供につたえる。チューブから出したままの「赤」では、全員が同じ色になる。「緑やほかの色をほんの少し、混ぜてご覧。料理の時に甘いお汁に塩、辛いカレーに蜂蜜を入れるように、かくし味をいれてみよう」。すると100人100色の「赤」ができる。―中略―ヨーロパに行くと、ネクタイでも車でも落ち着いた色に驚かされるが、それは補色に近い色をほんの少し、スパイスとして混ぜているから。反対色や意見を取り入れながら個性をはぐくみ、調和を尊重する。それは人間の文明の力であり、知恵である。

 簡略にご紹介しましたが、先生のこの文章に出会った時でした、80才をこえた、私は今、趣味の一つとしてユーキャンの水彩画の通信教育を一年くらい前より受講し、普通教程はいちお修了し、提出期限のない特別添削コースを受講の最中ですが、補色が同じ色に深みを与え落ち着いた個性の有る色を作るという話を伺ったのは今回が初めてでした。

30年くらい前デザイン学校に1年間通った時も、色相環や補色等については一応習ったはずだのに補色をスパイスの様に使えば味のある色になるとのお話は今回の新聞の様には受け止めることもなく、只何気なく色と色をまぜあわせて来た自分が恥ずかしく思いました。早速次回提出の作品から試してみようと嬉しくなりました。絹谷先生本当に良いことを教えて頂き有り難うございました。

 (株)市川不動産


一日単位の自動車保険増える

2015-11-22 09:05:32 | Weblog

10/10の日経によれば、一日単位の自動車保険増える、のタイトルで親から自動車を借りたまま運転したり、遠出した先で友人から運転を任されたりすることがある。借りた車で事故を起こすリスクに備え、最短で1日から契約できる自動車保険が増えている。と報道されました。

 ―中略―M&ADグループの三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険がそれぞれ「1DAY保険」、「ワンデーサポーター」という名で同様の商品を発売した。東京海上日動火災保険が2012年に発売した「ちょいのり保険」は申し込み数が前年の同月比で増加が続いており、15年9月末に累計で195万件程度に達した。

 これらの商品は契約手続きを素早くできるのが特徴だ。スマートホーンからも申し込み、運転する当日に、開始時間を指定して契約することも可能。-中略―保険料は一般に年齢や車種を問わず1日あたり500円程度からだ。車の損害に備える車両保険等をつけると1000円程度上乗せになる。

 1日型で一度に加入出来るのは7日まで。同居親族の所有車は対象外だが、自家用貨物車やレンタカーなども補償する。

 なれない車に乗るときなどは非常に便利だし、安心の出来る保険だと思いました。無保険で車を運転し事故を起こす事ほど怖いものはありません。保険会社は手軽に安心安全を買えるこの種の保険の普及をもっと徹底すべきだと思いました。

 ㈱市川不動産

 

 

 

 


低所得の年金受給者に給付金

2015-11-16 10:34:04 | Weblog

去る11/14の日経に上記の表題で、財務省と厚生労働省は2015年度補正予算で低所得世帯の年金受給者に給付金を配る方針で調整に入った。景気回復に伴う賃上げの恩恵を受けられない年金受給者にてこ入れが必要と判断した。と報道されました。

 今回の給付対象者は住民税の支払いを免除されている世帯のうち、基礎年金や障害者年金等の受給者とする方向。対象は1000万人規模となる見通しで給付額は1人5000円を軸に検討している。そうですが、一方ではバラマキとの批判もあるようです。

 子共の貧困問題では塩崎恭久厚労相は10日の衆院予算委員会でひとり親家庭に配る児童扶養手当の増額検討を表明。多子世帯の保育料の減免も検討するなどてあつい支援を打ち出す。と報道されました。

 何故このさいもっと根本的な対策を打たずに、場当たり的な支援策ですまそうとするのでしょうか?私はよく思うのですが、生活保護より悪い、国民年金をせめて生活保護水準にまで引き上げて、日本国民で有るならば最低の生活をする積もりなら生きて行ける様に、保障してやれば、一番効果があると思います。この際年金改革の2階3階建ての部分等の手直しは、後回しでよいと思うのです。

 国民全体が元気の出るような政治をしないで、かけ声ばかり、国民1億総生産の時代だと言ってみたって、実感が伴わなければ、誰もそうした政治をいつまでも信用しなくなるのではないでしょうか?

 毎日、新聞を見ていれば、ここのところ、国産初のジェット旅客機MRJの初飛行が成功した事以外では、無駄使いの記事や、大手建築会社の杭工事データー偽装の謝罪の記事、叉パリ中心市街地でのISテロ事件や犯罪報道が多発していて、あまり希望の持てるようなニュースに出会わないのが残念です。

 心ある政治家に、もっと国民が安心できるような、政治を真剣に進めてもらいたい気持ちで一杯です。

 (株)市川不動産