埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

賃貸、売買、格安、不動産に関する最近物件情報や川口、蕨、戸田市を中心に物件情報の提供

小年 「H」

2013-08-31 09:48:42 | Weblog

世界4大映画祭と言われる、映画祭が6/20~29までモスクワでおこなわれて、ガーラー部門で特別賞を受賞したことで有名になった「少年H」が川口ムービックスで上映されたので去る8/18に見ました。当日売店で買ったパンフレットを見ると

少年Hは1997年に妹尾河童初の自叙伝的長編小説として刊行され、ベストセラーにもなり、平成9年の毎日出版文化賞特別賞を受賞し、刊行から15年以上経った今も重版を続ける小説でした。

 水谷豊氏はプロヂューサーの河童基弘さん、伊藤伴雄さんと一緒に何かやろうと話していた時、お2人から「これいかがでしょうか?」と「少年H」の原作本を渡され、読了したとき、この盛夫というお父さんの役は他人にやって欲しくないと思って、出演を決め、敏子の役は蘭さんが良いと、プロヂューサーの河童氏も思っていたので、蘭さんに原本を渡し読了したところで、蘭さんから面白いと言う感想を聞き、その直後河童氏夫妻と食事をした機会に、蘭さんが「ところで敏子役はどなたが演じるのですか?」と聴いたところ「貴方だよ」といきなり言って決まったというエピソードもあり、子役も2000人以上のオーデションの最終選考で満場一致で決まり、相手役も肇との相性で、好子も万場一致で決まったと言う。

映画は昭和16年に神戸で洋服仕立屋を営む家族がいた。父・妹尾盛夫は、仕立ての腕で、居留地に住む世界各国の外国人をお客にしている。母・敏子は敬虔なクリスチャンで礼儀作法や言葉使いにも厳しい。その二人の間に育った肇は少学5年生で母親が編んだセーターに刺繍されたアルファベットのせいで周囲から「H」と呼ばれている、妹の好子は2歳年下だ。

妹尾が通う教会の宣教師ミセス、スーテープルがアメリカへ帰った頃から、戦雲が立ちこめ、Hにオペラのレコードを聴かせてくれた近所のうどん屋の兄チャンが思想犯として警察に逮捕され、召集令状が来た映写技師の「オトコ姉チャン」が入隊せずに脱逃して憲兵に追われ、太平洋戦争が始まり、盛夫はスパイや非国民と見なされないよう、考えや信仰を心の中にしまっておくことが大切と家族を諭す。盛夫は消防署に勤める様になり敏子は隣組の班長に、好子は田舎に疎開する。戦況が不利になり日常生活は激変してゆく、ついに神戸大空襲に襲われ、終戦を迎え、H一家も小さいが確かな一歩を踏み出してゆくと言うストリーでした。

それにしても焼け跡の風景は素晴らしと思いましたが、パンンフレトを見て、セットを丸ごと全焼させたとの事を知りもっともだという実感がしました。

戦争を知らないで育った人達に平和の尊さを教え、戦争はいやだと教える教材にはもってこいの映画と思いました。

(株)市川不動産

 


官製ファンド乱立

2013-08-27 09:35:43 | Weblog

 去る8/18の朝日新聞によれば、「官製ファンド乱立・総額4兆円、民業圧迫批判も」というタイトルの元、この夏休みの間に、国が中心となり、民間の事業や企業に投資する官製ファンドの設立が相次いでいる。安倍政権の経済政策アベノミックスの成長戦略を進める名目で、今秋以降、新たに3ファンドが立ち上がり、9つの主な官製ファンドの資金量は4兆円を超える。官投資の膨張には「民業圧迫」の批判も出ている。と報道されました。私見ですが、民業圧迫と言うのなら新しい組織まではつくらずとも、そこに補助金を出せば良いのにと思います。

 経産省OBの古賀茂明氏は「官庁にとって組織を作る事に意味がある。中高年の官僚が現役出向出来るポストが増え、いずれも天下りが出来る」04年設立の中小企業基盤整備機構には、経産省などから2人の天下りと32人の現役出向者がいる。と報道されました。

天下りは良くないと言ったって、飽きず懲りず、皆の夏休みのどさくさに紛れて、4兆円も使って、天下り先を増やす官僚、一方では消費増税に頭を悩ます政府は、国民の抵抗を少しでも抑える為に、60名もの有識者諮問会議を設立し8/26より方法の検討が始まった様ですが、腹の中では、増税に決めているくせに、こんな見え透いた茶番劇に長々付き合わされる国民はたまった者ではないと言う気がいたします。それよりも無駄を削る努力をすべきです。同じような民間組織があるのなら補助金を出せばよいことです。

 8/18夜のNHKテレビでは、9pmの「NHKスペシヤル」で急増する新富裕層の海外移住についての特集がありました。株式投資で優遇しているシンガポールに何千人もの邦人が移住していると言うのです。去る6/18に閉会した主要8カ国(G8)首脳会議でも企業や個人の口座情報を自動的に共有して課税回避を防ぐ仕組みつくりや、日米欧を中心とする自由貿易(FTA)の推進で合意した。とありますが、マイナンバー制度を作る頃には、気の効いた人達はもう海外に移住した後の祭りかもしれません。もっと徹底した行政改革を望む者の一人です。

 ㈱市川不動産

 

 

 


愛ふたたび

2013-08-19 08:57:44 | Weblog

先日、朝日か日経の広告欄で「愛ふたたび」が発売されたのを知り、購入して夏休みを利用して読みました。

 この本はある日突然襲ってくる高齢者の性不能について書かれたものですが、昨年12月9日に16もの地方新聞に掲載されていたこの連載小説が3紙のみ連載を続け、他の13紙は申し合わせたように、「性の表現が過激すぎる」という理由だったようですが、連載契約をしていた著者には何の断りもなく、一方的に掲載を中止したことが問題となり、怒った医師であり作家でもある渡辺純一郎氏は当時別に連載していた週刊新潮あとの祭り、430回でこれらの新聞で連載記事を読まれていた読者におわびし、近いうちに別の出版社から単行本として発売予定ですのでそちらをお読みくださいという記事が出て、私もその週刊誌から事情をしりました。

 今回は大分原稿を大幅に加筆・修正したと断り書きがありましたが、私の読んだ限りでは、身につまされる事はあっても真実で、どこの部分で連載中止になったのか理由が分かりませんでした。ある日突然不能に襲われた老医師が相手を変えても駄目、薬を飲んでも駄目で偶然患者として診察を受けに来た妻の面影をしのばせる若い弁護士との関係では、直接の挿入をさけた手技でエクスタシーに導く事で、別の意味での男を取り戻した話でしたが、このどこが過激すぎて連載中止しになったのか、知りたいなーと言った感じで読ませてもらいました。叉不能の老人は、自分よりも彼女を先に喜ばせることで自分おも喜びを感じる境地を開発すればよいという著者の考えには、私も同感できる点が多々あり、面白く読ませて頂きました。

(株)市川不動産

 


終戦の日

2013-08-19 08:57:44 | Weblog

日本は無条件降伏をしたのだから、敗戦の日の方が本当なのかもしれない、しかしそれでは記念日にふさわしくないと思ったのか終戦の日と呼んでいます。もう負けてから今年は68年も経ったというし、敗戦当時11歳だった我々でさえ、79歳となり先日、国の統計によれば平均余命も1年も無い、立派な後期高齢者になったのです。だのに国交回復した筈の隣国からも領土問題が突きつけられています。

昔から「勝てば官軍」の諺通り、国の内外を問わず戦勝国は領土も奪い、好き勝手をしてきました、しかし第二次世界大戦以後は、国交回復の手前もうこれ以上の戦争責任は追及しないと言う条約も結ばれていると言う様に聴いています、しかし当時物心のついた青少年は皆、後期高齢者か死没者となった今、日本国家として、敗戦当時の真実を教える教育が大事だと思います。歴史学者のトインビーは「教育ほど怖いものはない」と言われたようですが、間違った教育を受けそれを信じた者には、たとえ最初は間違っていても、それを教え込まれ、皆が信じる事によって後世ではそれが真実となるからです。

中国や韓国では、日本にたいして歴史認識が足りないと言いますが、それぞれの国の立場によって歴史観は異なってくると思います。もうそろそろ日本国民も自国の歴史認識を再構築しおかないと手遅れになる気がしてなりません。軍隊を持たない日本では、自衛隊と呼んで国防に努めていますが、第2次世界大戦で同じように負けたドイツやイタリヤも軍隊はもっていますし、日本だけが足元を見透かされ、領土問題などでも譲歩を迫られ、外交問題にまでなっています。韓国では小学校から教科書で竹島は韓国の領土だと教えているそうですし、中国も叉尖閣諸島は中国の領土だと教えている様です。

これに対して、日本は国際裁判所に提訴すると言っているのすから、その根拠を国民に廣く知らせれば良いと思うのです。戦後生まれの戦争を知らない国会議員がいくら討論するよりも、政府は今、敗戦によって、隠されてきた真実があれば公表すべき時だと思います。映画戦後のエンペラーの様に、国民の知らなかった真実を公表し、日本国民の立場を確立すべき時だと強く思います。

更に、靖国神社参拝についても、憲法20条の信教の自由を貫き、毎年外国からの内政干渉を受けない様,努めるべきだと思います。訪米の際、アーリントン墓地に各国首脳が参拝するのと同じで、要は国力が試されているのだと思います。

(株)市川不動産

 


夏中お見舞申し上げます。

2013-08-10 12:31:28 | Weblog

誠に勝手ですが、弊社は8/18(日)~8/15(金)まで夏季休業とさせて頂きます。
2007年2月23日より約6年半続けられたことと、皆様のおかげで、最近は1日平均最低でも30名から多い日は80名様が来訪してくださるようになり感謝しております。
次回は休み明けなるべく早く掲載しようと思いますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。暑さに負けずお元気でお過ごしください。

㈱市川不動産


婦人服社長、石川康晴氏

2013-08-04 14:45:40 | Weblog

去る7/29の日経新聞、旬の人時の人という欄で、「女性の力で躍進、婦人服チェーン社長」と題して、石川康晴氏(42歳)が紹介されました。その記事は、社員第一号の女性の事がずっと心残りだった。デザイナーの山本耀司氏にあこがれ、独立して婦人服店を岡山市に開いたのは23歳の時。その際、接客や送品管理を手ほどきしてくれた恩人だ。だがその5年後「家事と仕事の両立への不安」を理由に退職。彼女を引き留められなかった無念さが、女性の働きやすさにこだわる原点だ。

 婦人服店「アースミュージック&エコロジー」などを展開するクロスカンパニイーを率い、20年で連結売り上げたか1千億円を見込む規模に育てた。成長を支える社員約2600人の95%が女性でかつ全員正社員だ。店舗は休みにくい印象があるが、既婚者はかきいれ時のお盆や年末年始でも3連休がとれる。子育てが忙しい女性には4時間や6時間の短時間勤務の正社員制度を用意、約100人が利用する。

 岡山一の店に、東京出店、売上高500億アジア進出・・・「世界トップの衣料店チェーン」-中略-、ユニクロにかぎらず、スペインの「ZARA」など巨大チェーンを前にみちのりははるか遠い。それでも、女性が活躍できる企業であることが消費者に選ばれる基準になると確信して世界に挑む。

 と言う記事でしたが、衣料品は、不況となれば一番先にその影響を受ける業種だと思っていた私には意外でした。そうした業種の中でも、こんなに成功する人がいることを知り、他人事ながら嬉しくなりました。

 新聞も暗いニュースばかりでなく、この様に読者に元気を与えてくれる記事をたびたび掲載して欲しいものだと思いました。そして石川社長には、ますます頑張ってくださいとエールを送りたい気持ちになりました。

 (株)市川不動産