終末期医療を引き受けるのはホスピスだとばかり思っておりましたが、最近ホスピスに入れるのは癌患者のみで、他の病気ではホスピスのケアーが受けられないのだと聞いてびっくりしました。どんな病気でも末期症状が近づけば痛みはつきもののようですが、私も含めて後期高齢者社会では、痛みを抱えて病院通いをする人が増え、病院がこみ、痛みに耐えながら受診順番を待つのはあまりにも非効率で、医者は患者を待たすのは平気で、大手病院などでは何時間も待つのは当たり前のような風潮が有りますが、昨今のような状態だと病気に依っては待ち時間が病状を更に悪化するのでは無いかと言う心配もあります。私などは入院治療を受ける様になったら、痛みさえ取り除いてくれれば、延命治療はのぞまずに他界したいと思っております。ホスピスケアーを受けて痛みを取ってくれ、死ぬ前に一度は元気になって何でも食べて死ねたので、あの人は幸せだったという話をよく聞きますが、最近の様に年寄りが増え、薬や検査漬けの治療を続けるくらいなら、麻薬でも何でも使って痛みを和らげ、どの病気でも終末医療はホスピスで過ごせるようになれば、年寄りは自然に寿命を全うし他界する人が増え、医療費負担が減り、保険料も支払いが減りいいのではないかと思います。でもそこで最先進医療を医療保険に組み込んで行けばいつもイタチごっこで、人口の減少している我が国では、いつまで経っても保険料は増加し続け国民は楽にならないのではないでしょうか?医者も少なく、患者が増え、薬づけ、検査づけの現状の医療行為を見直すべき時だと思います。
ホスピスが癌専門だと言うのなら、私などは、名前なんかどうでもいいから、ホスピスを真似た、ニヤピスでも作ってもらい延命治療や最新治療はせずに、痛みをとりながら、睡眠薬でなるべく睡眠治療をしてもらい眠るように死んで行きたいと思う者の一人です。有料老人ホームが増え特別養護老人ホームが増えても、入居者がどこかいに痛みを感じながら、ただ生きてるだけの老後の生活では決して楽しくないと思います。
㈱市川不動産