ゴールデンジュビリー受賞

去る9/3の秋分の日には我が母校の青山学院では、一日学校を卒業生等に開放し併せて各学部の同窓会やゼミの集まりをしたり、当日入場券2500円で色々なイベントが行われ自由参加となっています。その際大学を卒業して５０年目にあたる人を（ゴーデンジュビリー）２５年目に当たる人を（シルバージュビリー）と呼び、各学部の同窓会から本人宛に呼び出し状が来て、11.30A～ガウチャー記念礼拝堂で記念式典が行われています。今年は私もその年に当たり経済学部の同窓会から招待状がきて、式典に出席して旧知の２～３人とお逢いし、記念の盾とキーホールだーをもらいました。久し振りに賛美歌を歌い、山北学院長からの祝辞があり、そのなかで、ジュビリーというのは、旧約聖書のヨベルの年（特赦の年）のことで、角笛を吹いて自由解放を宣した由来からきたもので、２５年か５０年に一度の、罪から解放された大歓喜の年という意味もあり、ここにその当時使った角笛を持参したといわれ、おおきな音で吹き鳴らしてくれ、何も知らなかった私などは非常に感動致しました。今までにも何回かこの授与式を傍聴した事はありますが、こうしたお話をお聞きしたのは今回が始めで、感慨深いものがありました。その後しばらく地下の学生食堂で、皆と飲食を共にした後、またガウチャー記念礼拝堂で行われた、青山寄せで６代目三遊亭圓楽を襲名した、後輩の楽語を聞いて帰宅しました。朝のうち小雨は降りましたが、午後は晴れの楽しい一日となりました。

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振興銀破綻

去る9/10の新聞各紙では日本振興銀行が破綻し、初のペイオフが発動されることになった。そして同日の朝日新聞の夕刊では、10日に破綻を金融庁に申し出た日本振興銀行、2004年の開業時は小泉・竹中路線による金融改革の担い手として注目されたが、事業が苦戦を強いられ、金融庁の検査防害事件などを経て再建の道は断たれた。とあり、２千万円ほど預け入れているという東京台東区の70歳の女性は8日に満期で解約したいと銀行側に電話で相談した。担当者は「手続きに４～５日かかりますよ」と答えただけだったという。と報道され、そしてこの結果を迎えたのだとしたら全く気の毒な話しだと思います。又同紙ではペイオフ制度は1971年の預金保険法制定と同時に出来た。だがバブル崩壊後に金融機関の経営破綻が相次いで金融不安が深まったことから政府は95年にペイオフを凍結し預金は全額保護されることになったと記載されています、以後私は気をつけて来たつもりでしたが全く知りませんでした。そして05年に全面解除された時は大手銀行の再編が進み、地銀も公的資金注入などを通して体力が全面的に回復していた。日本の金融業界が「平時に戻ったと判断されたからだと報道されています、私が昨年5月に読んだラビバトラの「2009年断末魔の資本主義」(H21.1.7初版第1刷発行)という本の88頁～92頁にかけて書かれているのは、1929年に大恐慌で多くの銀行が破綻し、33年のグラス＝ステーガル法に基づいてアメリカ政府が公社として設立した機関のFDIC(日本では預金保険機構にあたる)が出てきてFDICに加盟する銀行が破綻した場合は預金一人当たり１０万ドルまで普通預金と其の利息が保証されることになっている。０８年１０月の緊急経済安定化法案の中で市民の強い反対をおさえるためにペイオフの上限も２８年ぶりに２５万ドル(約２５００万)にひきあげられた。と出ていますが、日本でも１０００万円は少な過ぎるし、米国の様に上限を２５００万迄位に拡大すべきだと思います。

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ビデオをＤＶＤに

去る9/7の日経新聞に「ビデオをＤＶＤに」と言うタイトルで、古いビデオテープや子供の絵など、思い出の記録をデジタル化して保存しようと言う消費者の動きが一段と広がりを見せている。大手が手ごろな料金でサービスを始めたことやスキャナーなど関連機器の価格下落で、家庭でも身近に活用できるようなった。記録の劣化を防ぐ以外に、ダビングの容易さや端末機器への保存などデジタル化の利点を生かしたいという人もいるようだ。という記事が掲載され、大手の中古カメラ買取り店の北村では、昨年末に始めたＶＨＳや8ミリテープなどをＤＶＤに移し替えるサービスが好調だ。最近は月２万本の依頼があり、処理装置を増やした。料金は60分以内で1890円から・・・と報道されていたので、早速翌日の休みを利用し東京八重洲口地下街にあるキタムラを探し私も1本試しに頼んで来ましたが、10日後には出来ると言うので楽しみになりました。この様に新機器では使用できなくなった旧式のビデオやカセット等の再生が出来るサービスがもっと増えてくれると有難たいと思いました。

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リバースモーゲージマンションで商品化

去る8/31の住宅新報で「リバースモーゲージマンションで商品化」というタイトルで８月上旬、東京スター銀行が民間金融機関としてマンションを対象としたリバース・もゲージを発表した。３週間ほどで５００件の反響があったという。利用者の死亡時が資金の回収時期となるリバース・モゲージは、その時期が不確定のため、これまでマンションでの事例はほとんど無い。０３年から厚生労働省が進めているリーバース・モーゲージ（不動産担保型生活資金）も対象は戸建て住宅のみ。東京スター銀行のでは、マンションの場合の貸し出し金額を担保評価額の５割とした。リバースモーゲージがマンションにも活用出来ると、物件を売却せずとも現金化して自分自身のために使える人達がふえる。と報道されましたが、高齢者が今住んでいる家を担保に生活資金を前借りて使え、死亡時に精算するという制度は、高齢者の年金補助対策の一つとしても喜ばしい事だと思います。

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キャタピラー

去る8/19の午後有楽町テアトルシネマでキャタピラー（芋虫）を見た、8/20の日経のシネマ万華鏡では、今年のベルリン国際映画で寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞した話題作だ。昭和１９年太平洋戦争もいよいよ敗戦色の濃くなった時期に招集を受け、四肢をすべてなくし、「生ける軍神」として帰還したが、久蔵は、耳も聞こえず、口もきけなが、性欲はさかんで、シゲ子にセックスを求め始める。当初は「生ける軍神」として本人も周囲もそのようにふるまって居たが、徐徐に「軍神」という虚構のバカバカしさに気づき、また、セックスもシゲ子が主導権を取るようになると、「男」の矜持もゆらいでくる。すると、中国戦線で自分したことがフラッシュバックして、被害者の恐怖を自ら感じるかの様に恐怖に苦しめられる。とあら筋が掲載されていますが、結局は、反戦映画のひとつで、寺島しのぶの体当たり演技で彼女が女優賞を受賞したのもうなずける感じが致しました。

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