埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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サービス付き高齢者向け住宅

2011-09-25 16:35:30 | Weblog

去る9/4の日経によれば、高齢者住まい法の改正を受け、新たな高齢者向け賃貸住宅制度「サービス付き高齢者向け住宅」の登録が10月から始まる。国土交通省に依れば、2010年の高齢者の単身・夫婦のみの世帯数は約1千万。それが約1245万世帯まで増える20年までに、サービス付き高齢者向け住宅を中心に、高齢者が安心して暮らせる住まいを60万戸確保したいとしている。と報道され、高専賃や高齢者円滑入居賃貸住宅など、これまで複数あった賃貸住宅は、10月以降、サービス付き高齢者向け住宅におおむね1本化される。との事でバリアーフリー構造とし、キッチン、水洗トイレ、収納設備、洗面台、浴室を備えることが必要で、サービス面では、日中はヘルパー2級以上の資格を持った職員が常駐し、入居者の安否確認と生活相談に当たることを義務付けたとありますが、結局のところ増える老人に住居の供給が追い付かないわけで、昨年までは規制の緩かった高専賃に供給が集中したのを、もっと規制をゆるめて増やそうという趣旨のようですが、現実には24時間ケアー付きの特別養護老人ホームが理想でも、入居待ちが全国で42万人もあり、有料老人ホームでは表向きはそんなに経費がかからないような案内書はあっても、実際には一日約1万位の経費がかかるし、その上病気でもしたら永住なんてとても無理です。又それ以上に経費のかかる施設が増えても、本当にお年寄りにとっては安心して入居出来る施設では無いのです。私は姉が、今特別老人ホームで世話になっており、有料老人はホームからこちらに移って2年目なので、その違い等もよく分かりますが、この先我が国はこの程度の備えで本当に大丈夫なのかとよく思います。本当のお金持ちは、病院の特別室で終末介護を受ければよいのだそうですが、もう一寸、国民全体で尊厳死とか終末医療を考え直すべき時期が到来していると思うのです。

 

(株)市川不動産


第35回瀧信懇話会

2011-09-20 12:55:13 | Weblog

 

第35回瀧信懇話会

 

さる9/13第35回の瀧信懇話会が日暮里のホテルラングウッドで行われ、慶大卒業後読売新聞で社会部や政治部を回りH13年2月からは政治外交担当の論説委員になりH1812月からは読売新聞特別編集委員も務めたという、橋本五郎氏が「どうなる日本!東日本大震災から復興への道」と題して約1時間半の講演がありました。大震災の時、緊急出動要請を受けた自衛隊が一刻も早く東北へ行こうとしたら高速道路で料金支払いの問題が起き、次には瓦礫の撤去に行ったのに作業を始めようとしたら、地元警察の立会がなければすぐできないという問題がおきたのだそうで、昔ならば災害対策本部長が、やるだけやれ、後の責任は全部俺れが取るからと言う政治家がいたものだが、今はそうした政治家が皆無で情けないと言われました。さらに問題を起こした東電には想定外だといって責任逃れをする輩が多く、こうした問題にこそ政治の出番があるはずなのにともいわれました。自分を忘れて、他人の為に仕事をし、相手にいたわりの声をかけるのが昔からの日本人だったのに、そうした美習は何処にいったのか?と大きな声で話されました。私も全く同感でしたし、この場に政治家を呼んで聴いてもらいたい様な気がしました。

 

(株)市川不動産

 

 

 

 

 

 


澡谷浩介著デフレの正体

2011-09-13 12:53:14 | Weblog

 

6月頃角川書店の上記の本を埼宅建協同組合から頂き、暇を見つけてはやっと最近読了しました。著者は、多くの人が日本の加齢に伴う生産年齢人口の減少を無視し、むりやりに現状のデフレ経済を景気循環論だけで説明しょうとする処に無理があり、デフレや経済は、生産人口の波で動くと指摘されています。本当のデフレ要因は景気のせいではなく生産人口の減少による内需減少であり、東京圏には人口の1/4が住んでいるのだが、現実には所得はあっても消費をしない高齢者が激増しているのが問題で、こうした生産年齢人口の減少に従い、付加価値の減少が起こり、生産性の向上がそれを補って余りあるブランド品等が発生してないのが問題で、企業が人員合理化をして労働者数を減らして生産性を高め様とする努力は裏目に出て、消費をへらす悪のスパイラルに陥る。日本の産業は付加価値を上げる方向に、人減らしではなく商品単価向上に向けて努力すべきである。

そして高齢者富裕層から若い世代へ所得移転をするべきであり、女性の就労の促進をするべきと提案し、団塊の世代の退職で浮く人件費を若人の給料に回し、生前贈与で高齢富裕層から若人の世代へ所得移転をしないと、年間40兆の税収にたいして80兆以上を使っている政府にいったい何ができるのでしょうか?と問いかけ、一方で老後の生活も安心出来る絶対的貧困の解消に力を尽くさないと、消費の減少は止まらない。また女性の就労と経営者を育てる制度が必要で、若い女性の就労率が高い県ほど出生率も高く出生率の現状維持には2.1程度の出生率が必要で子供が3人以上の人が多くいないと2以上とはならない。更に高付加価値収入の高い観光産業の発展が望ましい。と指摘しています。成る程と思う点も多々ありますが、一方で年代毎の共済制度で年金に変えるという提案はそう簡単には行かないのではないかと思いました。

 

(株)市川不動産


イタリア周遊の旅

2011-09-06 11:52:05 | Weblog

去る7/413迄10日間、イタリア旅行に行きました。昨年の飛行機はエコノミークラスで12時間も窮屈だったので、今年は、夏休みをはずすプランを選んだら普通なら往復20万円は高いビジネスクラスのシート込みで、だいたい昨年と同じような旅行が出来ることを知り申し込みました。ビジネスクラスは出発前の待合室までビジターズルームが用意されており、ドリンクや軽食がフリーでした。

座席も手足を伸ばして眠れるだけの空間が有り、昨年とは比較にならないほどリラックスできました。

1日目はローマに着き郊外のホテルで一泊して、2日目はナポリ観光の予定でバスで向いましたが途中から小雨となりました、でも高速船でカプリ島へ行った時には幸い雨も止み、10日間の旅行で後にも先にも雨が降ったのはこの時限りで天候には恵まれた旅でした。カブリ島では一人乗りのケーブルで山頂に行き先ず島の眺めを楽しみ、昼食後、高速船でナポリへ帰ってから市内車窓観光がありナポリに泊まりました。3日目は、アルマフィ海岸ドライブ観光で、オプションで申し込んだ青の洞窟は高潮で危険なため中止となり、最初から予定されていたエメラルドの洞窟へ案内してもらいました。昼食後はポッンペイの遺跡観光でした。ローマへ帰る途中はカメオ工場見学とショッピングがありました。アルマフィ海岸での道は狭く現地の運転手さんの上手な運転には舌を巻きました。一歩間違えは断崖絶壁なのによく交通事故が起きないもだと感心しました。4日目は、ヴァチカン市国観光で、ヴァチカン美術館、システィ-ナ礼拝堂、サンピエトロ寺院等を見て、昼食後はコロッシアムで一同記念写真を撮り、トレビの泉やスペイン広場へ行き、一旦解散しオプションでカンツオーネデナーとイルミネーション観光を申し込んだ人のみ又ローマ三越に集合してオプションツアーに参加しました。自由時間の間に映画「ローマーの休日」でみた真実の口の観光にも行きました。5日目は4時間かけてバスでフィレンツェ行きウフィッィ美術館、ヴェッキオ宮殿、ヴェッキオ橋、途中イタリア皮革店でのショピング等をしてカレツァーノ泊となりました。6日目はピサの観光、斜塔が中にある城壁の様な処までは、こちらのバスは一旦駐車場に止めて、電動バスに乗り換えてアメヤ横町を思わせるような屋台通りを通ってやっと内に入り博物館の見学をしてからピサの斜塔見学となりましたが、斜塔の後ろに回るとまっすぐに見えるのにはビックリしました。7日目はベネチュア市内観光です、ベネチュアは一つの島で、その中を縦横に運河が走っています。目印はなんといってもサンマルコ寺院のあるサンマルコ広場です。ドゥカレー宮殿や途中ベネチャングラス工房見学とショッピングの時間がありました。昼食はイカスミパスタでした。その後またオプションで2時間位ゴンドラ遊覧を体験、べネチア島巡りにも参加し、パドヴァ泊でした。8日目はベローナへ行きジュリエットの家を見て、ミラノ市内観光でドウオモ、ヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリアアーケード、スカラ座広場等、途中イタリアンギフトショップの見物をしました。9日目はホテルを8時に出発してミラノ空港に行きお昼頃出発のアリタリアイタリア航空に乗り帰国の途につきました。

今回も最初の機内食からチーズだらけのスパゲッテイやピザには食傷しましたが、アルマフィ海岸やナポり、ポンペイの遺跡、ローマではヴァチカン

、トレビの泉、やコロッシアム、真実の口、カンツオーネデナー、や次の日のピサの斜塔、又ゴドラ覧、べネチア島巡りやサンマルコ広場、ミラノの

マヌエレ2世ガレリアーケード等々今まで映画でしか見たことのない風景が余りなれていない食事よりは何よりのご馳走でした。5日目の昼食の中華料

理は日本で食べるのと同じ味がして皆がホットしまた。

昨年のフランスでもシテイラマの近くの日本料理店を紹介されていったものの、日本で食べてる味と違いガッカリしたのを想い出しました。やはりヨー

ロッパのご馳走と言えばその土地土地の風景ではないのかとつくづく想い知らせれました。

 

(株)市川不動産