埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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帯広を訪ねて

2012-09-25 09:11:35 | Weblog

去る9/6~8までかねてから、吉野不動産実務研究会の主要メンバーでもある(株)吉田宅建の吉田勝社長の故郷の北海道帯広の地を訪ねてみたいと今まで皆で夢見て来たことが、今回吉田社長と、最近はよく代わりに東京まで来られている、(有)すまいるの井上保社長等、お二人のご好意で現実する事になり、研究会のメンバーで都合のつく11名が参加しました。研修会開催の時間に合わせて、遠くは沖縄、や名古屋、新潟より参加されたのですが、羽田から帯広行きのJAL1156便が約30分遅れたので、ほとんどの皆様が同一時刻に到着したのは幸いでした。3pよりお借りしてあった、とかち館で先ず吉野先生が、これまで研究されてきた、小さな街づくりで、特に今回はフィンランド・トゥルク市と帯広市の比較論を中心に、我々グループでいつもの様な研修会を行い、明日の協議会の準備をしたという感じでした。終わって、夕食会をかねた懇親会は、かに大将に行き、かにの食べ放題に舌鼓をうち、2次会はとかち屋台村に行き、地元のお二人が予約してあったウサギのしっぽで約2時間食べたり飲んだりしたあと、今度は又お二人のおなじみの屋台村卒業というお店に行き、もうそろそろ店を閉めようとしていたところを延長してもらいジャガ芋にチーズを焼いて付けて食べる料理を頂き12時近くに宿に帰りました。第2日目は9.30Aより今回のテーマである小さな街作りについて、帯広市中心市街地活性化協議会の皆様9人とご一緒に協議会を行いましたが、途中から司会をされていた方が体調不良で低血圧症の様な病状になり、救急車を呼ぶ騒ぎとなり中止し、参加していた十勝毎日新聞の記者は、夕刻吉野先生に追加取材に来訪されました。我々は最初から組まれていたスケジュールに従い、大草原の小さな家で昼食をして然別湖(シリベツ)を遊覧船でクルージングして、6pに十勝川温泉のホテル大平原に着きました。このホテルでは特別に、地元のお二人でさえ口にされたこととのない、池田牛の個体識別番号のある十勝ハンナン(株)の生後25ヶ月の牛肉が用意され、サイコロステーキの食材として提供され、生でも食べられるとお墨付きの牛肉に舌鼓を打ちました。本当においしくてホペタが落ちそうでした。第3日目は熱気球体験で、早朝5時からモーニングコールがあり、ホテルの中庭から4人3人2人2人の4組の気球が約40分ホテルの上空を中心に地上約400mから1mまでを、上ったり降りして、風任せの飛行を楽しみました。気球内部は気温と75度Cの差がないと上昇しないと聞いてびっくりしました。操縦免許には1年くらいの勉強が必要だそうです。その後温泉に入り、朝食を取り、池田のワイン城を見学し、最後は大正9年創業という丸福でこれまたメニューにも載せてない特別製のそばを食べ、6花の森の坂本直行記念館を見学し、3.35p発、JAL1156便で帰京しました。私は、今回の帯広は、生まれ育った満州と気候が似ていて、初めて来た気分がしませんでした。旅行中は小学生時代住んでいた満州の新京郊外を回想し比べてばかりいました。地方の中核都市としてインフラは整備されていて、夜の屋台村が賑合うのに、午前の人通りが途絶えている現状に対して、帯広信金の地域経済振興部秋元和夫部長が率先して帯広中心市街地活性化協議会の会長を勤めているのには東京近郊の信金支店長等には見られない姿に感心しました。同時に地域経済のトップが危機感をもって頑張っているうちは大丈夫だと思いました。農業が機械化され欧米の農業にもひけを取らない感じだのにそれを継ぐ若者がいないというのは、日本にとって大問題だと感じました。協議会の皆様の将来に対する目標が一本化していないのが気に掛りました。それにしても貴重な体験をさせて下さった吉野先生を始め地元で、旅の企画交渉等をして頂いた吉田様や井上様、にはこの場を借りて幾重にもお礼申し上げます。本当に有り難う御座いました。

(株)市川不動産

 

 


尖閣国有化2

2012-09-19 11:01:52 | Weblog

去る9/14の朝日新聞では、尖閣諸島の国有化に対し、尖閣諸島周辺海域に中国の海洋監視船6隻が相次いで侵入し、海保が無線等で領海を出るよう警告したところ、1隻は、島は中国の領土。本船は正当業務を執行中、直ちにこの海域から離れてください。などと日本語で返答したという。更に中国では15日午前日本政府が沖縄県・尖閣諸島を国有化した事に反発するデモが北京・上海・重慶など各地で相次いだ。中国当局も「魚釣り島は日本が中国への侵略戦争を通じて盗み取ったものだ(楽玉成外務次官補)と強調。共産党の次期指導部発足を今秋に控え、尖閣問題や半日感情を国威発揚に利用する動きを見せ始めている。又15日中国政府が容認した大規模デモは尖閣諸島の国有化に一丸となって反対する中国国民の姿を演出。日本領海への中国船侵入と合わせて日本に圧力をかける狙いがある。ただネット社会ではデモを統制出来なくなるおそれもあり、共産党大会を前に内政、外交とも火種を抱えた形だ。と報道されましたが、日経の9/17の社説では、領土をめぐる摩擦が一度に激しくなった理由として1.民主党政権で、米軍の普天間基地移設問題やオスプレイ配備での日米の同盟関係が揺らぎ、米国との距離感を、周辺諸国とりわけ中国にみてとられた、2.中国が国内総生産(GDP)で日本を抜き世界第2位に成り、成長を続ける韓国にとっても日本の存在感はどんどん薄れている。日本の相対的な地位の低下だ。3.各国とも政権交代期で政権の基盤が不安定になっことがある。中国では習近平新体制への移行、韓国では12月の大統領戦と権力の空白期が訪れる。日本も衆院解散。総選挙が取りざたされ、政権交代も指摘される。米国は大頭領選の真っ最中である。いずれも内向きの政治力が働く。尖閣は、日本固有の領土で実行支配しており、竹島とは違いそもそも領土問題は存在しない。「決まらない政治」が続き、対外的な調整力に欠ける指導者では、周辺諸国から足下を見られるのがオチだ。国の総合力の回復無くして領土摩擦の鎮静はない。と報道されました。私も全くその通りだと思います。将来的には中国よりもインドの方が爆発的に人口増加が見込めるのだから、この辺で大企業も支店網を徐々にインドに移して行く方が良いのではないかと思います。

 (株)市川不動産


尖閣国有化

2012-09-17 09:50:06 | Weblog

去る9/6の日経では、尖閣国有化決着急ぐと言うタイトルで尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化に向けた政府と地権者の交渉が合意に達した。独自の購入計画を進める東京都や領有権を主張する中国などの動きを念頭に、交渉が長期化すれば混乱を増幅しかねない懸念もあった。政府が買い取るのは魚釣り島、北小島、南小島の3島(合計面積は約4.40K㎡)で価格は20億5000万円。政府は早ければ11日に開く関係閣僚会議で国有化を確認し、今年度予算の予備費の中から購入費を充てることを閣議決定する。同日中にも地権者と正式契約を交わす予定だ。先行取得を目指していた都が購入の為全国から募った寄付金が14億円超に上る点も踏まえ、最終的には20億円を上回る価格を提示した。石原知事は8/19の野田佳彦首相との会談で、国有化を認める代わりに漁船の待避施設の整備を強く求めた。避難港や灯台、気象観測所などを建設し実行支配を強化すべきだと言うのが石原知事のかねての持論だ。と報道されました。ロシアは北方4島、韓国は竹島を実効支配する。そして8/10韓国の李明博(イ・ミョンパク)大統領が竹島に上陸し、騒ぎが大きくなり、ヘリコプターの発着場まで整備されていて、警備兵が常駐していることまで分かり、その上小学校や中学校の教科書にまで韓国の領土だと教育しているそうです。あと10年もすればそうした教育を受けた国民の全てが自国の領土だと言うに決まっています。北方4島はソ連が我が国の敗戦につけ込んで、日ソ不可侵条約を破り、参戦し敗戦一週間前くらいに上陸しそれ以来実効支配を続けて来ました。残るは、尖閣諸島のみです。石原東京都知事が今の内に実行支配しなければと言う気持ちも痛いほど分かります。何もしない野田内閣にこのまま任すのでは危険でさえあると思います。9/14の日経では、国際法や海洋法の権威で明治大学の奥脇教授は、北方4島については交渉の継続、竹島については抗議の継続と段階的な強化、尖閣諸島の場合、外国人による侵犯事例には国内法に基づいて厳正に対処し、海上警備を強化し実効支配の継続を確保する必要が有ると述べられています。私見ですが、我が国も早く憲法を改正し、自衛隊を自衛軍にするべきで、子供手当の2兆円は一年ぐらい取りやめにして、櫻井よしこ様の言う様に航空母艦の一隻くらい作るべきだし、アメリカの空母の修理くらいは日本の港で引き受けてやるべきだと思います。いざとなったら安全保障条約で守ってくださいと頼む割には、オスプレイは持ち込んでならないとか、虫のいいお願いをしても、まるごしの日本を守ってやろうと言っているアメリカに対して、ピストルはいかん竹槍で守ってくれと注文している子供の様な気がします。オスプレイが一番怖いのは、それを操縦しているアメリカ空軍の兵士だと思います、アメリカにしてみればきっと大きなお世話だと言いたいところだろうと思いますが、莫大な国防費の関係もありそう簡単には変更できないのでないかと言う気も致します。相手の立場も考える外交でなくてはならないのではないでしょうか?

(株)市川不動産

 


胃ろうを考える

2012-09-11 14:39:14 | Weblog

去る6/14の週間新潮で作家・渡辺部惇一連載399の「あとの祭り」で「胃ろうを考える」と言う記事があり「数年前までは大きな病院へ行くと、意識が無くて睡り続けている患者さんに腕や肢の静脈などから点滴で、栄養分を送っていた。これは有効ではあったが、血管が詰まったり、順調に流れず、問題になることが多かった。加えて、血管から送るのでは、栄養分が不足がちになり、完全に体調を管理するのも難しくなってくる。そこで新しく開発されたのが、胃ろうである。これなら、管で直接、胃に注入するのだから、かなりの流動食まで随時、送り込むことができる。中略もちろん、これも医学上の大きな進歩だが、言い換えれば、それを受けている患者さんが、容易に無くなることもなくなった。問題は、ここから生じてきたことだけど。中略、寝たきりとはいえ、入院しているのだから、当然、それなりの治療費はかかる。それをいつまで続けられるのか。中略、かって、点滴が主流だった頃は、徐々に体力が弱り、一、二年から、長くもっても三、四年で亡くなるの一般的だった。中略、医学の進歩は素晴らしいが、その裏には、過酷で非常な面も秘められている。と言うものでしたが、胃ろうを受けた老人が、延々と生き延び、治療費だけがかさんで行く、現代医学の問題は先日もNHKで取り上げられたそうですが、9/3のNHK朝のニュースでも又この問題が取り上げられていました。いずれにしてもこのままでは医療費の膨張が国民医療保険制度を破壊し、社会保障制度そのものまで崩壊するのは目に見えているはずです。そこで私はあえて言いたいのですが、この病気でもう助かる見込みのない老人が入院すれば、過剰医療は止めて、麻酔などを使って、まず痛みだけは取ってあげ、自然死を希望している私の様な患者には、その時食べたいものは、病気に良くないものでも与えてもらい、なるべく意識のある内に親類縁者と総べて会い、あとは睡眠薬で睡らせてもらって、その先はだんだん眠りを深くして、やがて永眠につながる様にしてもらいたいと思います。

 (株)市川不動産

 


増税だけ、国会閉幕

2012-09-03 10:35:42 | Weblog

去る8/31の朝日新聞では、見出タイトルをひろっただけでも、増税だけ、国会「閉幕」とか破綻した3党合意「決める政治」挫折、又重要法案たなざらし、成立率53%、戦後最低と言う様な言葉が並び情けない有様です。そして野田佳彦首相に対する問責決議が可決され、今国会は事実上閉幕した。衆議院の任期満了まで1年。民衆、自民の2大政党は次期衆議院選の顔を選ぶ党主戦に動き出す。自民党の賛成は自己否定をしたことになり、民主党は2009年衆議院マニュフェストの約束を後退させ、消費税という当初無かった政策まで実行したのに、民意を問うための解散を先送りする姿勢も不誠実だ。増税さえ実現すれば「後は知らぬ」というのか。「決める政治」を演出した3党合意は、ねじれ国会を克服する突破口になる可能性があった。だがそれは2大政党のエゴで挫折した。国会議員の定数削減や公務員制度の改革と言った身を切る改革も軒並み先送りになり、結局、消費税を実現するだけの道具に終わった。と報道されましたが、全く最近の国会議員は国民不在の政党政治をいつまでもだらだら続けてくれても、いっこうに経済不況は改善されず、外国からはバカにされ、情けない毎日に我々はもどかしさを感じます。そのうえ民主党も、自民党も揃って党首戦に突入した感じです。こうなったら一日も早く国会を解散して国民の信を問うて欲しいものです。

 (株)市川不動産