埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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仮設住宅で床上浸水

2011-10-25 09:54:39 | Weblog

 

去る9/22の日経新聞では今回の台風15号は東日本大震災の被災地も直撃し、一部の仮設住宅が床上浸水するなどの被害が出たと有り、福島県須賀川市北町の翠ヶ丘広場の仮設住宅58世帯138人や同士館取町にある別の仮設住宅44世帯105人も避難勧告の対象に成ったと報道されましたが、NHKの夜の放送でも宮城県女川市の仮設住宅にも浸水して避難している様子が放映され、大震災後やっと仮設住宅に入れたかと思っていて矢先又この有様だものどうすればよいのか困ったと言っている人達が本当に気の毒でした。私達不動産業に携わる者として、先の事も考えずにただ仮設住宅を造ったのは半分人災の様な気がしてTVを見ていていたたまれない気持ちになりました。急ぐからと言って2年しか住めない仮設住宅を急造するのもどうかと言う気がしました。大手業者は学校とか病院とかの大きな施設の復旧を心掛け、仮設住宅等は地元の地理を知り尽くした地場の業者を活用して建築すればこうした人災は少しは防げるのではないかと言う気がしました。

 

(株)市川不動産

 


平成23年度宅建業者法廷研修会

2011-10-19 14:45:40 | Weblog

 

去る10/18午後より川口市リリアで、恒例のこの地域の宅建業者を集めた法定研修会がありました。㈳埼玉宅建協会は公益法人化を目指しているので、昨年から研修会の名称も変更し、この地域の宅建業者なら、所属協会に関係なく聴講できるように改革されましたし、昨年までの講習と大きく様変わりした点は、後半の不動産についての諸問題についてというところで、3/11の大震災の後という事もあって、例えば①売買契約途中で売主が死亡したり、行方不明になった時はどう対処すればよいのか?②倒れた建物の瑕疵担保責任についての考え方③去る7/15に更新料について最高裁の判決が、高額でなければ有効と出たことで、現状回復費用や更新料については、賃貸借契約時の最初から契約期限満了時には、更新料が幾らかかる予定ですと明示することや明け渡し時には概算この位の金額が原状回復費用として見込まれる事等の明示が必要で、そのことも踏まえて合意契約すれば後後の紛争防止に良いとのことや④8/1より埼玉県暴力団排除条例が施行された事から売買契約書でも使えるモデル条文等が例示されているテキストが編集されていて、全体として今までとは少し違って紛争防止に力を注いだという感じがしました。

 

㈱市川不動産

 


アリバイ会社・初逮捕

2011-10-15 10:17:13 | Weblog

 

去る9/26付けの朝日新聞で、アリバイ会社、初摘発という題で、「うちで勤務」と嘘説明、架空の源泉徴収票作成の副題で、虚偽の勤務先などを提供する「アリバイ会社」を運営する東京・新宿区住吉町の真子涼二容疑者(32)ら2名を北海道警は9/7に詐欺事件に加担した疑いで逮捕したと報道され、「アリバイ.COM」のホームページによると、通常3千円の入会金と月会費3千円で、源泉徴収票の発行は1通5千円、在籍証明は1カ月間で3千円で請け負っていた。と報道されましたが、私の会社では3年前の2008.11.5に同じような内容でFAXが入り、水商売や風俗等にお勤めの方やその他職業の事情、休職中などの理由で勤務先についてお困りの方、お任せ下さいと堂々と広告しホームページまでだしていたので、当時不動産公正取引委員会・第一小委員会に所属していた私は委員長に相談してみましたが、当時は未解決の問題が続出していて、さほど問題にされずじまいでしたが、案の定こうした詐欺師によって証明されたアリバイで空き室の契約等をされたら街場の不動産業者はたまったものではないと思いましたが、収入のない女性が偽造の源泉徴収を使って区役所から交付をうけた所得証明書を悪用してローンを申し込み、金融会社から約5600万円をだまし取った詐欺容疑で9/6に逮捕されたのだそうです。日本の警察は事件にならないとなかなか動きませんが、こうしたことにももっと早くから目をつけて犯罪防止につなげてもらいたいものです。

 

㈱市川不動産


最近のテレビ

2011-10-05 12:57:16 | Weblog

 

最近のTVは落ち着かない番組が増えた気がして、自分自身が年を取ったせいか、いつも正義が最後には勝つという安心して見られる時代劇チャンネルに切り替えて見ていますが、9/24の朝5.45分からのTBSみのもんたのサタデーずばっとと言う番組では、事業仕分けで一度取りやめに成った、都内の公務員宿舎の建設が予算105億円で野田内閣になって復活している様子が放映されビックリしました。保育所も備えた立派なものでした、この予算の足り無い時期に一方で増税を口にしながらどうして、そんな事になるのだろうとか?先送りしてもと言う意見が番組出席者からも相次ぎましたが、私も同感でした。この記事は9/26の朝日新聞でも国の事業仕分けで凍結された国家公務員宿舎の官舎スピード-解凍という見出しで埼玉・朝霞と東京・杉並の報道がなされました。その後、10/3の朝日新聞夕刊やTVでは首相が現地視察の結果、臨時増税が議論されるさなか、世間の批判の多いこの宿舎の建設について、再度5年間の凍結を決めたようです。また9/22の晩、22p~NHKでの「新感覚医療エンタメ!」と言う番組では、総合ドクターG、ステージで倒れた歌手、せきも無い頭痛もない高熱の新犯人は!?と題して、若い研修医を3~4人集めて、ベテランが質問を投げかけながら、どう診断するかの実習をする番組ですが、始めに問診などして患者の様子から、患者の病名を推測し、簡単な検査から始めて、間違いなければ、決定的な病名を掴む為にレントゲン検査等に進むという順番で、無駄な医療行為を出来るだけ避ける為の実習の模様が放映され、興味深いものでした、先週も同じような番組を見たので、キット毎週放映されているとおもいますが大変参考になりました。それから9/23のNHKではマイケル・サンデル・究極の選択「ビンラディン殺害に正義はあるか」と言うタイトルで、自爆テロ目的のハイジャック機・貴方は撃墜できるか?と言う問題に米国在留の作家やレストラン経営者等の三人の日本人ゲストを加え、上海からは、復旦大学の学生や大学院生の8名、日本からは東大生や院生、又他大の大学院生約8~9人、米国からはワシントン大学の学生等約8~10名いずれも劣らぬ頭脳明晰な若人を揃え、マイケル・サンデル教授が司会をしながら、色々の側面から質問を投げかけ皆で、討論して問題を掘り下げて考えて行くと言う素晴らしい番組でした。こんなに考えさせてくれるTV番組があったのを発見出来たのは幸せでした。

 

(株)市川不動産