埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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年金抑制法案 強行採決

2016-11-30 17:31:28 | Weblog

去る11/26の朝日によれば、公的年金を引き下げる新しいルールを盛り込んだ年金制度改革法案は25日の衆院厚生労働委員会で、自民、公明、日本維新の会の賛成多数で可決された。民進、共産両党は審議継続を求めたが、与党が採決を強行した。と報道されました。

 そして後段では、会期末が迫る中、今国会での成立を図るには、会期延長は避けられない。だが、12月15日には日ロ主脳会談があり、政権としては外交に集中したいのが本音だ。仮に今国会での成立を見送って継続審議にした場合、来年の通常国会の先には東京都議戦が控えている。衆院の解散・総選挙に向けたフリーハンドを保つためにも、年金という身近なテーマで有権者に痛みを強いる法案は、出来るだけ早く成立させて置きたいとの思惑が強く働いた。

 とくに都議選を重視する公明党は採決に前のめりだった。党幹部は「先延ばししても、野党が採決に応じてくれるわけではない」と言い切り、強行採決を後押しした。とありました。

 こうした記事を読んいる限り、法案の中身よりは、自分たち与党の政治日程の方が先で、どうせ足りない年金資金の捻出法案なんか早く決めなくてどうするの?野党に代案が有る訳でなし、それより選挙の方が気なってしょうがないと言う感じに憤りを覚えます。新聞だってもっと詳しく年金資金崩壊の現状を国民に示す義務が有るのでは無いでしょうか?

 (株)市川不動産

 

 

 


無年金64万人救済?

2016-11-25 11:05:38 | Weblog

昨年の1/23日にこのブロクに一度書いた、岩波新書、「タックス イーター」という本の37ページには「日本の社会保障制度はすでに破壊しているのである。ところが厚労省の官僚は頑としてこれを認めようとはしない。もし認めれば「年金100年安心」や「財政再決算で確実性が証明された」といった社会保障制度に関して言ってきたこれまでの嘘がすべて露見してしまうからである。と堂々と書かれています。

 この著者の志賀桜氏は1949年東京生まれ、1970年司法試験に合格、1971年東京大学法学部卒業、大蔵省入省、熊本国税局宮崎税務署長、在連合王国日本大使館参事官、主税局国際租税課長兼OECD租税委員会日本国メンバー、主税局主計官をへて、1993年警視庁へ出向岐阜警察本部長、1998年金融監督庁国際担当参事官兼FSF日本国メンバー、特定金融情報管理官兼FATF日本国メンバー、2000年東京税関長、2002年財務省退官、2010~12年政府税制調査会納税環境整備小委員会特別委員。現在:弁護士という大蔵省のエリート官僚だった人なのです。

 去る11/20の日経夕刊によれば「無年金64万人救済」というタイトルで年金の受給資格を得るために必要な保険料の納付期間を25年から10年に短縮する改正年金強化法が16日に参院本会議で全会一致で可決成立を見た。改正法は来年の8月に施行され10月から約64万人が新らたに年金を受けられるようになる見通し。受給は本人か代理人が年金事務所に請求書を提出する必要が有る。ただ受給資格期間を短くしても26万人が未だ無年金のままとなる。と報道されました。

 チョット見ると無年金の人を救ってやった感じに取れますが、過去にさかのぼって受けることは出来ない。とか、国民年金の場合年金額は保険料の加入期間10年で月約1.6万円、20年で約3.2万円、40年で満額の6.5万円と比べて低い。と出ています。一般庶民はこんな低い年金でも貰えないよりはましで喜ぶだろうと官僚の上から目線を感じます。

 前記の本の様に何故、本当の事を書かないのでしょうか?食って行けない年金制度はあっても無意味だし、その制度をさもさも改正したかの様な感を与える記事の書き方には憤りを感じます。日本の国の年金制度は前記の本のように、もうすでに壊れてしまってどうしようもないのです。将来自分たちは年金が貰えなくなるだろうからと若者が関心も示さ無くなるのも当然です。

 そこで体裁よく無年金者を救う振りをして、改正したとしてもこれ迄ちゃんと掛けてきた人と比べれば、この低さです。そしてこの法案が成立後も約26万人の無年金者が残るというのです。

 改革、改革というのなら共済、厚生、国民年期の差別を撤廃し、国民一人当たり毎月15万円支給する位の最低国民年金法を定め二階建てもやめ、一本化してしまいそこから一つ一つ上乗せしながら再評価し、天引きも国民が納得する様な事を考えたほうが良いのではないかと思います。思い切って食って行けない年金制度など一旦廃止すればよいのです。年金で食って行けない国なんて、文化国家なんて言ったってとんでもないとしか思えません。

 今の年金制度など、国家公務員最優先でその後一流企業となり、国民年金なんて基礎年金と呼ぶ方が可笑しい、生活保護よりも低い年金制度です。

 こうしたことを決める国会議員は毎月100万円までは、領収書もいらない何に使っても良いお金が図書交通費として支給されていながら、その他に月150万の歳費が給料として支給されている人達が決めるのです。決める人達は懐が裕福で自分のことでは無いから、強い関心が無いのも当然です。だから改正したといってもこの程度しか出来ないのだと思います。それなら国会議員なんて数をもっとうんと減らして浮いた税金を弱者救済に回せば良いと思うのです。

 国民が怒らないのが不思議なくらいです。戦争を知らずに平和国家で純粋培養された若者は、植物人間に育てられデモする元気もない国民が増えて、政府の思うつぼかも知れませんが、韓国だって朴大統領の不正が露見したら国民があれだけのデモをして弾劾裁判を叫ぶし、中国だって何か有ればすぐ騒ぐ国民です。何も騒ぐ事が良いこととは思いませんが、最近は日本国民から背骨が無くなっちゃたみたいな気がして、情けなくなります。

 (株)市川不動産


博多駅前道路陥没、発生から1週間で驚きの復旧

2016-11-15 14:12:24 | Weblog

去る11/8午前5時15分頃福岡市博多区のJR駅前で大規模な道路陥没が発生した。現場付近では停電が発止したほか、ガスの臭いもしており、福岡市は周辺に営業避難勧告を出した。 ―中略― 陥没範囲は長さ約30m幅約27m(後日の報道では縦横約30m深さ約15m)、停電の影響で博多駅周辺の商業ビルが営業出来なくなったほか、銀行のオンライシステムにも障害が発生するなど影響が広がった。と日経夕刊では報道されました。

 その日の晩のTV放送では、生々しい陥没の状況が映し出されて、地下水の水があふれてこの先どうなることかと思いましたが、水抜きをすれば付近の建物が倒壊する恐れもあり、地中改良の時の様な凝固剤を入れ固め、そのまま大量の土砂を入れて埋め戻し、ライフラインを繋ぎなおし13日までに全て復旧、塩素消毒をして、舗装し車が走れるようにするのが14日の予定でしたが、あいにくの雨で補装工事が中断され15日午前5時には通行再開したそうです。原因は市営地下鉄7隈線の延長工事中だったそうですが、事故発生から1週間の日夜連続工事で、少なくとも約1ヶ月以上は掛かるだろうと見ていた一般の予想に反して、復旧したと言うのを聞いてその速さにビックリしました。

 丁度米国大統領選挙と重なって、一般の予想に反して大差で勝利した、共和党のドナルド・トランプ氏のこれから行動がどう影響を生むのかと言う予想記事ばかりにかき消され、新聞やTVではその記事ばかりの取り扱い多く、我々はインターネットや民放で復旧工事の様子を見てていましたが高島福岡市長は「オール福岡」が発揮出来てよかったと感謝したとありますが。特殊な工法を用いて作業の効率化を図り、市内外のミキサー車や作業員を総動員。異例の「スピード突貫工事」を実現させた。いずれにしても博多市の関連職員や企業の一致団結した共同作業が実を結んだ結果だと思いますが、異例の速さに驚くと共に、関係された方々のご努力には頭が下がります、そしてエールを送りたいと思います。

 人間やる気になればこんななに早く出来るのだし、日本の技術もまだまだ捨てたものでは無いと我が国の底力に感激しました。それに比べて東北や熊本の災害復旧の遅さが嫌になります。皆様は如何お考えですが?

 (株)市川不動産


全日本大学駅伝

2016-11-07 15:42:34 | Weblog

11/7の日経によれば、全日本大学駅伝は6日、名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの8区間、106.8キロに27チームが出場して行われ、10月に出雲全日本大学選抜駅伝を制した青学大が5時間15分15秒で初優勝をはたした。と報道されました。

 青学大は1区で8位と出遅れたが2区の田村和希が区間賞を獲得する走りで盛り返した。首位と49秒差の2位でたすきを受けた一色恭志が快走をみせ逆転した。

 山の神の異名を取った神野を擁した前回大会は2位。原監督は、「神野に頼って負けた。だから一人一人が頑張ろうと話して来た。」と振り返る。と報道されました。

いずれにしても母校の若い選手が頑張って優勝するのはうれしことですし、元気をもらった感じです。若い母校の選手にエールを送りたいと思います。

 (株)市川不動産