埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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消費増税「賢くない」

2016-03-27 09:33:53 | Weblog

去る3/15の日経によれば、安倍内閣の経済政策ブレーンを務める浜田宏一内閣官房参与(エール大名誉教授)は14日、米国から一時帰国し日本経済新聞のインタビューに応じた。2017年4月に予定する消費税率10%への引き上げに関し「賢いやり方とは思えない」と述べ、先送りするべきだとの考えを示した。―中略―

 「(民主、公明と消費税10%への引き上げを約束した)3党合意は前の船長が決めた話。荒波がひどくなって日本経済が難破しそうになったらやっぱりやめるほうがいい。まだ首相と相談したことはない。大きな政治判断なので、首相がメリットとデメリットを考慮して政治的な責任を持って決定すべきだ。」と語ったそうでうす。

 政府は3/16、世界経済について有識者と意見交換する「国際金融経済分析会合」の初会合を開いた。講師のステイグリッツ米コロンビア大学教授は世界経済の低迷を理由に2017年4月の消費税率引き上げは先送りすべきだと提言した。とのことです。

 22日に招くノーベル経済学賞のクルーグルマン氏も過去に首相に再増税の先送りを進言した経緯がある。政府関係者は講師について「増税慎重派を集めた」と明かす。

 安倍ノミックスもこのところ行きづまっているし、夏の選挙を意識してか無理して公約を実行して裏目に出るよりは、先送りをする大儀名分探しに焦っているような気がしてなりません。でも私も個人的には、増税延期賛成論者の一人です。国家収入が多ければ多いにこしたことはありませんが、景気が良くなったと実感している国民がいないとき、無理して増税してもトータルで赤字になったのでは意味がないのです。国会議員は満たされた生活をしているので、だんだん庶民との生活感覚にズレが出来ているのです。勝手な政治をしていつまでも自民党独裁が続くと思うのは、おごりだと思います。

 ㈱市川不動産


300キロ先の結婚式 自宅で参加

2016-03-06 10:33:38 | Weblog

去る3/4の日経に依れば、昨年10月。高木嘉子(90)は新郎の晴れ姿に目頭を押さえていた。東京都港区での孫の紀和(29)の結婚披露宴。だが会場内に嘉子の姿はない。寝たきりの嘉子は愛知県犬山市の自宅のベッドから見守っていた。と報道されました。

 約300キロを結びつけたのは米サンフランシスコに本拠を置くベンチャー企業FOVEのヘッドマウントディスプレー(HMD)だ。披露宴に、代理出席したソフトバンクグループの人型ロボット「ペッパー」が嘉子の「目」となり、嘉子が装着したHMDに映像を映し出す。嘉子が視線をずらせばその場にいるかの様に視界が動く。-中略―「お婆ちゃんが隣にいた気になった。」と紀和は振り返る。

 ―中略― 最高経営者の(CEO)の小島由香(28)は力を込める。「身体が不自由な人や高齢者の活動を変えたい」。と言う記事が出ていましたが、素晴らし記事だと思いました。新聞もこうした明るい記事をどんどん拾ってきて報道してもらいたいと思います。

 安倍内閣の経済政策も、このところ動きが鈍くなった感じですし、夏の選挙を気にして、焦っているような感じです。政府や報道関係者が、いくら景気は良くなったと言っても、我々一般国民には実感もなく、やることなすこと裏目に出てきた感じさえします。国会中継を見ても、論戦の中身が素晴らしーとは思えませんし、あの程度の野党が連合を組んだところで大した変わりはしないという感じがします。そして育児放棄をして、子供を餓死させたり、育休をとる大臣の話だとか、ぱっとしない、暗いニュースばかりの毎日にうんざりしていますが、このロボットの目のニュースは我々を、珍しくほのぼのとした気持ちにさせてくれました。この報道には感謝したいと思います。

 (株)市川不動産