去る4/4の日経によれば、野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら3閣僚は13日、首相官邸で協議し、関西電力大飯原発3、4号機(福井県大井町)を再稼働させる事が妥当だとの認識で一致した。新たに基準に照らした安全性が確保でき、今夏の電力供給が逼迫していることから再稼動が必要だと判断した。今後は地元自治体の同意に焦点が移り、経産相は14日に福井県を訪れ西川一誠知事らに説明する。と報道されましたが、どこかの民放TVに出た橋下大阪市長にこの件について報道陣が質問したら、そんなに早く新基準が出来るはずがないでしょう、最初から想定されていたもので、ジェスチャするとしても、国民を馬鹿にしていますよと言っているのを見ましたが、私にも分かりやすく本当にそうだと思いました。東電や関西電力に頼まれて、いろいろパーフォマンスをするにしても中味があまりにもひどく、できの悪い芝居を見せられているようで、どうして、日本政府は東電のやった事故の解決もしてないのに、ドイツのように原発廃止を決めて、一時的には大変な時期をしのぐとしても他の発電方法に切り替える決断をしないのか、とはがゆい気がしてたまりません。その上北朝鮮のミサイル発射を巡る政府の初対応が混乱し、米国の早期警戒衛星からの情報を生かせず第1報は発射から40分後だったとか、約10分で日本に到達するという北朝鮮のロケットの発射情報を40分遅れで発表しても一体何になるのだろうか?又16日には民主党の仙谷由人政調会長代行は、名古屋市内で講演し原発再稼働問題に関連し「止めた場合、経済と生活がどうなるかを考えておかなければ、日本が有る意味で集団自殺をするようなことになってしまうのではないか?」と発言し、多方面で問題にされていますが、これに対して橋下維新の会代表は、次の選挙で「原発続行是か非か?」を国民に問うと発表しました。何でも最初は隠そうとする政府をこのまま信用し続けてよいのだろうか?と最近は思うようになってしまいました。早く総選挙をして国民に信を問うてもらいたいものです。
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