埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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埼宅建常務理事研修会

2008-11-30 11:53:00 | Weblog
去る11//21に埼宅建常務理事研修会が行われました、今回は趣向を変えて、不況を克服するために大田区にあるハトマークレインズセンターとアットホーム本社の広告図面製作工場視察をかねて行われましたが、私はかれこれ20年前に一人で招かれて本社工場を見学したので、今回が二度目でした、正午に浦和東口駅前発のバスに乗り車内で昼食を済ませ工場全体の説明を聞きながら、午后2時頃現地に到着し10分の休憩の後、早速3カ所に分散している工場をA・B班の2班に分かれて見学を開始し、第1工場では富士通と協同開発したという作図ソフトでの作図や校正、進捗管理、モノクロ図面の印刷現場の見学でした、続いて第5工場ではカラー印刷の作図から校正等の品質管理まで、続く第2工場では丁合製本等の工程見学をさせて頂きました。ここで一番感じた事は事務消耗品の一元管理でした。共通して使うものはボールペンに至るまで、1カ所に置き、使ったら元の場所に戻す徹底振りに目を見張る思いでした。そして競争他社との製品の比較分析と改善提案のすばらしさにも驚きました。作図時間も、ものの5分で一図面が完成する富士通と共同開発したと言う作図ソフトを使っての図面のスピード作成にもビックリしました。3時からはコンピュタセンターでシステム運用、サーバー管理、各種サポート業務状況を視察し、3時50分からはバスで蒲田ビル本社の3階の会議室へ移動しアッとホームで現在行われている、不動産業務支援システムやオンラインサービス、モバイルサイト等についての全般にわたる説明があり半日の全行程が終わりました。そして5時より、JR蒲田駅ビルの銀座アスターに会場を移して懇親会をし、7時頃打ち上げて、直帰組とバス組の二手に分かれて帰途に着きました。私の会社もアットホームさんより一年遅れでスターとし来年は創立40周年目を迎えるのに、あまりの格差の違いには恐れ入ったというよりも、努力をすればここまで来られるものなのだと、かえって元気を頂いた感じがして感謝したい気持ちになりました。

(株)市川不動産

金融工学学会と日本リアルオプション学会との合同大会に出て

2008-11-24 09:46:51 | Weblog
去る11/8に金融工学学会と日本リアルオプション学会との合同研究大会が行われました、先ず「グローバル金融危機と証券化市場」というタイトルで、みずほ証券チーフストラジストの高田様の講演に続いて、「証券化のゆくえ」というタイトルでムーディーズジャパンの代表取締役の北山様が講演され、休憩をはさんで、教室を変え「証券化と格付け」についてMIT.オックスフォード大を卒業されたというブレナン教授が、同時通訳付きで講演され6時30分より学内のニューマリンズで懇談会となりました。
当初総合司会をされる予定だった川口有一郎先生はドバイの国際会議に招聘され出張中と言うことで川口先生に代わって前川教授が務められました。
去る10/25の朝日新聞にMITの名誉教授でノーベル経済学賞を受賞されたポール・サムエルソン教授が今回の危機は避けられた筈の危機で、規制緩和と金融工学が元凶だと言う論文をのせ、今回はバブルの坂を上って行くときに、信じられない程の激しい「レバレッジ(てこの原理を使う様に、少ない元手で大きな取引をすること)のやり過ぎ」が横行した。この危機を終わらせる為には「赤字をいとわない財政支出」だと言われた事がのっていたので、私はこの様な時金融工学会の会長の川口有一郎先生はどんなお話しをされるのかお聞きしたいと思い参加したのでした。確かに高田様のお話の中で、証券化の拡大はレバレッジを効かせた二次証券化が行われたと言うお話しがあり耳を疑う思いがしました。
去る11/17の朝日新聞ではワシントンで開かれた、金融サミット(G20)ではオバマ氏はもう陰の主役で規制緩和を続けたブッシュ政権の政策を転換するべくサミット期間中はオルブライト元国務長官が同氏の代理人として殆どの参加した各国の代表団と会談をしたとのことでした。
そして再発を防ぐため1.各付け会社に対しては適正化を狙い登録制にする事、2.クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)即ち社債等が不履行に成ったとき損失を肩代わりする保険料を受け取る仕組みに対して、売り手と買い手の資金のやりとりなどを仲立ちする機関を設立する方針にする事、3.国境を越えて活動する主要な金融機関の全てをそれぞれ監督するグループを設置する事を打ち出したと報道されました。一日も早く世界の各国が協力してこの不況を脱出する工夫をして欲しいものです。

(株)市川不動産

H20年度最後の吉野先生グル-プの勉強会

2008-11-21 10:03:18 | Weblog
去る11/05の午后吉野先生グループの今年最後の勉強会が行われました。先ず最初には本年6/28~30の間に行われた「あおしの里」のグループ見学会現場に関して、長岡農住組合の鈴木理事長さんが農住組合功労者として国土交通大臣表彰を10/30に「すまいるホール」で受賞されたと言う報告があり、その後各地からの参加者による賃貸管理の現状についての報告では、サブプライムローン問題の影響を受けた不景気が浮き彫りとなりました。この勉強会の特徴は全国各地からの参加者の報告が居ながらにして聞けるので、一日で全国各地の情報が手に取るようにわかるのが嬉しい事の一つです。でも最近の問題として、自殺者の事後処理の問題とか、リプラス倒産問題とか、騒音苦情解決問題等が話し合われました。又三幸不動産の本田様の容積率購入による歴史的建造物の保存に対する提案とか、配られたオフイスマーケット「2008.SANKO REPORTⅣ」にオフイスイノーベーションと題して、私の坂高時代の同級生の中津元次氏の記事が掲載されていて懐かしく思いました。続いて吉野莊平先生の研究されている「緑景観の評価」の途中経過の報告がなされ、最後に吉野伸先生が「不動産の天気予報」と題して、先生のサイドワークの一つでもある、統計、確率を用いた地価変動の予測のお話しをお聞きする事が出来ました。これも「緑景観の評価」と同じで統計学が応用された話でついて行くのが大変で、私などは直ぐに頭がクラクラして来るのを感じました。最近は特に統計学にくわしい人が羨ましいばかりでなく、吉野先生ご一家の様に親子ともそろって数学に詳しい方達にお目に掛かると本当にいいなーと思うし、目を見張る思いです。

(株)市川不動産

エメ「懇親の集い」に600人

2008-11-12 11:00:41 | Weblog
去る11/4の住宅新報によれば、不動産向けの人材派遣を手掛けるエメ(加藤光晴社長)は10/27、東京・市ヶ谷で毎年恒例の「懇親の集い」を開き、業界関係者や加藤社長の友人など600人が集まった。挨拶にたった加藤社長は「今日の集いは、ご参加下さった方にどんどん交流を深めて頂くことが目的です。日頃から思いつきでお誘いしているカラオケや山登りにも、ぜひご参加下さい」と語った。これに続き、プライベートでも親交が厚い岩崎芳史・三井不動産販売会長が来場者を代表して挨拶し、乾杯の音頭をとった。と報道されましたが、「自分の友達は皆友達」と言う考えで、欲得抜きで開かれるこの集いには、毎年参加人数も増え、最初は大学不動産交流会で知り合った加藤社長でしたが、今では大学不動産連盟の年次総会に参加するよりもこの会に参加する方が遙かに多くの旧知とお会い出来て楽しいのは何故だろう、と思う位です。そこには昔とチットも変わらない加藤社長の暖かい人の輪が年と共に広がって来ている感じがしています。当の加藤社長は昨年に比べメガネも外し、毛も増えたと言って自笑されていましたが、気のせいか昨年よりも本当に若返って見えたのが不思議な位です。豪放磊落な加藤社長のニコニコ顔が好きなのは私一人では無いと言う気が致します。加藤社長何時までもお元気で頑張って下さい!

(株)市川不動産

青年部・レディス部の交流会

2008-11-10 09:24:13 | Weblog
去る10/28に埼玉県宅地建物取引業協会・業務支援委員会主催の青年部・レディス部の交流会が宅建会館の3階で約120名参加のもとに開催されました。第1部は7支部の活動報告や意見交換が行われ、第2部は場所を浦和ワシントンホテルの「プリムロース」に移しての交流懇親会となりました。埼宅協の全支部に青年部・レディス部を新設するという構想は星野会長となってから打ち出された新しい方針の一つで、協会の活性化を目指し次の世代を担う経営者を育成すると言う大きな狙いも有り、近々同規模の会員を擁する三重宅協からも視察に来られるとの事だそうです。最近は情報機器による物件情報が重視され、とかく昔の様な人物往来が途絶えがちですが、最終的な契約はやはり直接人と人とが話し合って決めなければ成らないのにおかしな現象でもありますので、こうした交流会が盛んになり、又昔のような人物交流時代を取り戻せないものかと思う毎日でもあります。

(株)市川不動産

「定期借地権の日」記念大会に出席して

2008-11-06 12:37:38 | Weblog
去る11/3の週間住宅新聞によれば、首都圏定期借地借家推進機構(稲本洋之助会長)は10/29、今年で17年目の「定期借地権の日」(10月4日)を記念する「平成20年「定期借地権の日」記念大会」を都内で開催した。挨拶した稲本会長は「都市再生は「壊してまた作る」から「良い物を作り大事にする」方向へ本格的に転換してきた」と延べ、定期借地の一層の普及、都市再生への活用拡大へ意欲を示した。大会では東京大学大学院の大西隆教授が「中心市街地活性化と土地有効利用」と題して講演。昨年オープンした香川県の高松商店街の例を挙げ、シャッター街・空き店舗を解消するスキームについて解説した、と掲載されました。私も会員の一人として、丸の内の22階にある東急リバブル株式会社のコンファレンスルームでのこの日の催しに参加させて頂きましたが、昨年度の土地活用モデル大賞にこの商店街が選ばれ、国土交通大臣賞を受けて以来、定期借地権で地主が事業会社に土地を貸し、その街作り会社には専門家が参加して、土地を売りたくない地主の土地は土地信託や不動産証券化の手法を使って街作り会社が借り上げ、一括して管理運営した成功事例として紹介されてきましたが、昨今のシャター商店街もこうした手法で復活されれば良いのにと改めて思いました。

(株)市川不動産