去る9/17第44回たきしん懇話会がJR日暮里駅南口のホテルラングウッド二階の「飛翔・鳳凰の間」で午後5時より開催されました。遅れ無いようにと4pに蕨駅から電車に乗り込んだ迄はよかったのですが、東十条と王子間で人身事故があり、救出と安全点検のため遅れる予定で再開は5p頃と車内放送があり、到着したのは5.時15分頃でしたが講演も30分遅れで始まったので丁度間に合いホットしました。
今回の講師は、明治大学国際日本学部教授の蟹瀬誠意一氏で74年上智大学文学部新聞学科を卒業後、米国AP通信社、フランスAP通信社記者・写真部次長を経て91年10月からTBS「報道キャスター」として活躍され、現在は、日経CNBC「賢者の選択」やTV東京「マネーの羅針盤」のメインキャスターとしてご活躍中の64才の方でした。
演題は、成功を呼ぶ「賢者」達の選択というもので、日本の新幹線は年間12万本36秒おきに発車し50年間安全を守ってきた、こんなに優秀な技術をもつ我国民が国民総生産の面ではギリシャやイタリーの様な低い水準に甘んじているのが可笑しい?という事から始まり、かって池田総理は所得倍増計画を発表後7.5年で成し遂げた歴史もあり、ドイツは国債「0」の無借金経営をやりとげたし、未来への投資なくして発展は考えられない、そして最近の経営者には危機感が欠如しているいと言うのが講演のあらましでした。
私は池田総理の所得倍増計画の時はサラリーマン時代で財布の中身が濃くなった事を実感したのを思い出し、全くその通りと相槌を打ちながら講演を楽しむ事ができました。それにしてもドイツは国債「0」をなしとげたとか素晴らしい国だと思いました。アベノミックスで景気がよくなったと言われても、実感の無い今日、久しぶりに私と同意見の講師に会えて、嬉しくなりました。滝信懇話会に感謝!感謝!の一時を過ごせたことは嬉しい限りです。
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