埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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第21回青山学院大学同窓会

2014-10-26 10:55:32 | Weblog

去る9/23の9時頃から第21回の青山学院大学同窓祭が行われた、先日元住宅新報社いた斉藤氏より今年卒業50周年目に当たり、ゴウルデンジュビリーを貰う事になり記念式典に出ようかと思うと電話を頂いたので、では叉学校でお会いしましょうと約束していたので、私も蕨を9時に出て赤羽で埼京線に乗り換え、渋谷から地下鉄銀座線で表参道、そして大学に10時過ぎに着き、当日券をかいガルチャーホールへ向かったが式典は11時からでした。

 外で暇つぶしをいていると、斉藤氏が来て安心しました。年々運営体制が変わり、ゴールデン・シルバージュベリー以外の他のOBは午後からの様でしたが、午前の礼拝にも久しぶりに参加したがったので受け受付の後輩に訳を話して式次第を一枚手に入れ、斉藤氏と共に前の方の席に座りました。

 予定通り11時から記念式典が始まり、何年か振りで賛美歌を歌いました。祈祷312番は学生時代から聞き慣れていた歌でしたので本当に懐かしく、学生時代の思い出が歌と共によみがえってきました。

 続く聖書朗読は、レビ記 第35章8~12節で、8あなたは安息の年を七回、すなわち七年を七度数えなさい。七を七倍した年は四十九年である。10この五十年目の年を聖別し、全住民に解放の宣言をする。それがヨベルの年である。と誠にジュベリー記念式そのものに即した聖書の一節でした。

 私がゴールデンジュベリーの記念の盾を貰った、4年前とは趣を変えた、記念式典を体験できよかったと思いました。式典の後は、相模原から叉引っ越してきた資料館の陳列品の展示が未だ終わってないというのでガッカリし、帰宅することにし、斉藤さんと埼京線で池袋まで来て別れました。斉藤様誘ってくれて有り難う。久しぶりの礼拝に出て賛美歌を歌い心が洗われた気がしました。

 (株)市川不動産

 


初のペイオフ、終結へ

2014-10-20 09:07:04 | Weblog

去る9/8の日経では、「初のペイオフ、終結へ」と言うタイトルで、日本初のペイオフが事実上終結する。2010年に経営破綻した日本振興銀行の大口預金者に対し、預金保険機構が9月末から弁済を始め、弁済率は累計で58%に上り、当初想定を2倍以上上回り、金額は1人平均180万円前後となる。破綻から4年を経て精算にメドがつく形だ。と報道されました。

 国が保護する1千万円を超える預金を振興銀に預けていた人は、3423人。1000万円を超えた部分の預金額は合計で110億円にのぼる。振興銀行は04年に中小企業専門銀行として開業した。米リーマン危機をきっかけに業績不振に陥り、金融庁検査を忌避したとして刑事事件にも発展した。10年9月に破綻し、国が初のペイオフを発動した。

 債務超過に陥った銀行は、2段階で破綻処理が進み、第1段階は継承銀行を通じて管理する段階で、その次は受け皿への譲渡後に銀行自体を解散し、精算会社の業務を終了するが、2段階は千万超を預けていた大口預金者にいくら返金出来るかが焦点だった。

 今回の弁済は仮払いを含めると3回目で、合計6割に迫る水準となった、返済総額も累計64億円程度になる。金融庁幹部は「ペイオフ終結へ最終段階だ」と言う。これにより初のペイオフに区切りがついてもペイオフ制度は1000万のままつづいているので、金融機関全体で年6000億円程度支払っている保険料を来年から約2000億円に引き下げるなどと言わずにそのまま続け、全額保証が出来るよう米国を見習って努力をして貰いたいものです

金融機関が他人から預かったお金は、全額返すの当たり前だと思うのです。

(株)市川不動産

 

 


液状化、住民の請求棄却

2014-10-12 10:22:34 | Weblog

去る10/8の日経によれば、東日本大震災による地盤の液状化現象で被害が出た千葉県浦安市の分譲住宅の住民ら36人が、三井不動産などに約8億4200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地裁であり、松本利幸裁判長は「三井不動産は被害の発生を予測出来なかった」として、住民側の請求を棄却した。と報道されました。一見大手分譲会社のことだから間違いないと見過ごされそうな記事ですがH25年4月4日付け発行の週間文春には次の様な元開発担当者の覚悟の実名内部告発記事が出ております。

 それによれば、液状化は予測出来なかったというのは、真っ赤な嘘だと断定するのは、三井不動産の元社員石崎斯征氏(70)で、東京大学農学部で農業土木を専攻し1969年に三井不動産に入社し、神戸支店長も務めた人で、72~77年にかけて浦安市の埋立地の宅地開発部門の担当になったそうです。

 埋め立て地なので73年の春調査会社に弁天地区の地盤調査を依頼し、更に東京工業大学工学部で地盤工学講座を担当している吉見吉昭教授に解析と検討、対策方法などを相談した結果、新潟地震程度の地震が発生した場合、浦安は液状化を避けられない事が分かり、石崎氏は上層部に地盤対策の必要性を再三上申したが、費用の関係で、受け入れられなかったそうでうです。

 吉見教授の意見として、液状化を抑制するためには、「サンドコンパクションパイル工法(圧宿して強固に固めた砂の杭を、地中に打ち込む方法)」といった地盤改良工事をするのが一番効果的だと言うことでした。このことを当時の坪井東社長や経営人に直接上申しても聞き入れ無かったそうです。

 このタウンハウスⅢに隣接する「入船西エステート」などURが手がけた物件は同時期の分譲であったにも関わらず液状化はどこも軽微な被害に止まっている。それはこのサンド工法を採用し、きちんと地盤改良がなされていたからだ。とのことです。

 未だ一審判決の様なので、この先住民側が上訴するかどうかが問題ですが、大手といえどうも利益の為には、暴弱無人な行為がゆるされて良いわけはないと思います。東北の被災地同様の苦しみを味わっている住民が気の毒でなりません。

 (株)市川不動産

 

 

 

 


老後破産の現実

2014-10-05 09:14:57 | Weblog

去る9/28のNHK TV 9p~の番組で「老後破産の現実」というドキュメンタリー番組を見ました。3人の一人暮らしの老人の生活が取材されていましたが、3人とも違句同様に、この先の見通しが無く、夢も希望もなく、病院にも行けないのでは早く死にたいと言うのが本音ともらしていました。通常国会が再開され、地方創世や女性の輝く社会とか格好の良いことが言われていますが、この現実で、こんな国家が文化国家と言えるのでしょうか?

最初は港区の一人暮らしの男性老人で、10万円の年金から家賃6万円を払い残りは4万円で暮らすのですが、ここ数年は病院にも行ってないと言う生活で食費は1日500円以下で夕食はインスタントラーメンのみ、電氣は止められ、真っ暗な部屋で水道とガスのみの生活、昼間は区の施設等のロビーで過ごせば猛暑の夏でも冷暖房があるので何とかしのげると言う。港区では区の職員が一人暮らしの老人を調査して、生活保護に加入して貰ったそうですが、現在の手持ち現金は100円玉一枚と1円玉80枚位でした。

 第2話は、都会だけでなく、秋田県湯沢市で一人暮らしの84才の老婦人、主人が生きていたときは二人で13万の国民年金があったが、主人が死んでからは月64000円の国民年金のみ田んぼは親戚に貸しているので生活保護も受けられず、介護保険や、今まで払った医療費で貯金は目減りし残金も底をついてきたし、介護保険や医療費、水道代3000円とカス代4000円等を差し引くと残りは約1万円が食費という、近くの野山のフキや雑草をつんだり、食べられるものは何でも取ってきて食材0円の煮物で副食をつくりその日を暮らしの生活、心臓発作があるので町の総合病院へは1時間かけてニトロベンをもらいに行き毎月4万円の赤字という、市の職員が生活保護申請を手伝ってホットしている様子でした。

 最後は、82才の一人暮らしの老婦人、夫三郎氏が2年前に死亡し、兄弟も死亡しており、遺族年金と国民年金を加えても79450円、今年から6000円も減額され、掃除洗濯は介護保険で月3万円が消え、支出合計が11万で毎月3万円の赤字、預金も毎年減って現在の残高は約40万位、息子は46才で先立たれ、持病のリウマチ悪化に悩まされているという。

 今の年金制度は50年前に作られた当時の家族形態に依存した制度で現在にはそうぐわないし、人間の尊厳が損なわれていると、番組に出席していた慶大教授が解説していました。年金改革等と言っている、国会議員にこの映像を先づ見てもらってから、議論をして頂きたいと思いました。年金改革では二階建ての話より、最低生活保証の方が優先課題だと思いますがいかがでしょうか?   

(株)市川不動産