蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

スタンホペアの栽培方法

2010年06月27日 22時45分44秒 | Weblog

最低気温 24℃ 最高気温 30.5℃
午後一時、日が差すものの一日中雨が降ったりやんだり、蒸し暑い一日。

バークが無くなったので入荷まで、途中までやっていた寄せ植えの鉢上げ。
寄せ植えの鉢ガラの間に梅雨のためかナメクジが多い

昨日は洋ランの栽培を始めたばかりの人からスタンホペア属の栽培法の問い合わせが有ったようで
一般には低温に強い種類が多いが中には弱い種類もあり注意した方が良い。
生長サイクルは秋から生長して冬にバルブが完成して春の乾燥で花芽分化、夏に開花が一般的。
したがって秋から水を増やし春には乾かす。成長期には越水をしても良いくらい。植え替えももちろん秋。
夏は光線は70%遮光ぐらい、秋・春は50%、冬は20%?(保温用のための内張りサニーコートのみ)
花茎はコンポスト(植込み材料)をつきぬけて下から出てくるものが多いのでバスケットみたいなものに植える。
一時、水が好きなのでプラ鉢の底を抜いて植えたのだが開花期に乾きが悪くせっかく出た花茎が鉢の中で腐っていたことが多い。
鉢に植えるのなら素焼き鉢の底を抜いて植えると良い。
国際園芸では昨年の暮れには全部、鉢ものを運ぶ時に使う穴あきトレーを切って植えました。

以下、画像をクリックすると拡大画像

Pltha. rusifolia プレウロタリス
中央・南アメリカ産、海抜50~2000m
花径 0.6 x 1.3cm、葉の付け根にボール状に開花し多いもので20輪ぐらいつく
茎の長さ 9cm 葉の長さ 9cm、7.5cmプラ鉢水苔植え
今まで山上げしていたが低地産のようなので今年は数鉢下に置いての栽培。


Ddc. magnum デンドロキラム属 マグナム
フィリピン原産
花径 2.2 x 1.5cm、花茎の長さ、先端まで開花した所で 52cm、花穂の長さ 36cm、93輪着花
新芽が伸びながらの開花、バルブの高さ 4cm、葉の長さ 31cm、9cmプラ鉢ニュージランド産バーク9号植え
大柄のデンドロキラム、花の少なくなる夏の開花、穂先が風に揺れて涼しげで好きです。
別に大株が有り大船フラワーセンターの蘭展に展示に出そうと思ったのですが蟻が巣を作ってしまい断念。
自分は覚えていなかったのですが去年は蟻を退治して出したとか、社長が言ってました。

明日は山に、まだ持っていくものが有るので車に積もうと思ったら社長が朝から使っていて営業時間が終わるまでには帰ってきませんでした。
仕方がない、早朝に積み込むか
コメント
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