2007年、自動車の生産・販売台数ともトヨタがGMを抜いて世界一になる見通しです。
既に上半期で販売台数が上回っており、通年でも確実視されています。
資料によれば、豊田自動織機常務・豊田喜一郎が自動車生産を志して訪米し、自動車産業を視察したのが1929年、同社が自動車のエンジンの研究を始めたのがその翌年だったそうですから、80年足らずで世界のトップに駆け上がったことになります。
航空機と並んで自動車産業は高い技術力を要し、その裾野の広さで他を寄せ付けません。だからこの分野での世界一には大きな意義があります。
私も現役時代、仕事でトヨタの元町工場や田原工場を訪ねる機会が何度もありました。
外部の人の出入りには厳しいのですが、関連企業の人と一緒に入ってしまうと後はオールフリーで全ての製造工程が自由に見られました。
塗装前の製品が休み無く塗装ロボットを通り抜けて、2台、1台、3台と不規則な台数で違った色の製品になって出てくるのにはビックリしました。
田原工場では未だ発売前のレクサス(セルシオの前の名)の実物も見ることが出来ました。
当時の印象としては、品質の向上と原価の低減に物凄く熱心に取り組む反面、採用を検討する材料の品質検査が無茶苦茶厳しかったことです。
しかし、この姿勢を貫き通したからこその世界一ともいえると思います。
そして環境対策や低燃費という次代の要求を先取りしたことも大きかった。
またこれはトヨタに限らず、三菱もスズキもそうでしたが、その会社の車はすぐ近くの駐車場に入れてくれましたが、他社の車で行った場合は遠くの方の駐車場にしか入れてくれませんでした。
既に上半期で販売台数が上回っており、通年でも確実視されています。
資料によれば、豊田自動織機常務・豊田喜一郎が自動車生産を志して訪米し、自動車産業を視察したのが1929年、同社が自動車のエンジンの研究を始めたのがその翌年だったそうですから、80年足らずで世界のトップに駆け上がったことになります。
航空機と並んで自動車産業は高い技術力を要し、その裾野の広さで他を寄せ付けません。だからこの分野での世界一には大きな意義があります。
私も現役時代、仕事でトヨタの元町工場や田原工場を訪ねる機会が何度もありました。
外部の人の出入りには厳しいのですが、関連企業の人と一緒に入ってしまうと後はオールフリーで全ての製造工程が自由に見られました。
塗装前の製品が休み無く塗装ロボットを通り抜けて、2台、1台、3台と不規則な台数で違った色の製品になって出てくるのにはビックリしました。
田原工場では未だ発売前のレクサス(セルシオの前の名)の実物も見ることが出来ました。
当時の印象としては、品質の向上と原価の低減に物凄く熱心に取り組む反面、採用を検討する材料の品質検査が無茶苦茶厳しかったことです。
しかし、この姿勢を貫き通したからこその世界一ともいえると思います。
そして環境対策や低燃費という次代の要求を先取りしたことも大きかった。
またこれはトヨタに限らず、三菱もスズキもそうでしたが、その会社の車はすぐ近くの駐車場に入れてくれましたが、他社の車で行った場合は遠くの方の駐車場にしか入れてくれませんでした。