大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

小売受難時代(土井)

2006年09月02日 11時02分41秒 | Weblog
9月1日で酒類販売の地域規制が撤廃され、免許さえあれば、全国どこでも酒の小売店出店が可能になり、スーパーやコンビ二各社は一斉に免許を申請する構えだそうです。
これ迄も酒の量販店なるものが登場し、ビールや日本酒は少しでも安くと、そういった店でケース単位で買うことが多くなり、家の近くでも酒屋の1店が廃業、2店が転業しました。
車で買出しに行けない客層に頼らざるを得なくなった小売酒店は利便性のメリットまで失うことのなり、更なる試練にさらされそうです。
酒屋に限らず、店が他の業種に変わったり、廃業して閉めたままになったり、取り壊されて更地になっていたりは日常茶飯に目にする光景です。
地域の小売店は顧客とのふれ合い、安心感による常連客のリピート受注の上に成り立っていた筈ですが、住民も移り変わったり、世代交替したりで、地元の店との接触の度合いも徐々に薄れ、安さと、効率と、楽しさを求めて独自の買い物スタイルをつくりつつあるようです。小売受難の時代はまだしばらく続きそうです。
唯例外的に常連客を維持して、比較的長続きしているのが、小売ではありませんが、同類の床屋さんではないでしょうか?
私も数十年来同じ床屋に通い続けています。


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